秋だ。
リーリーと虫が鳴いてる。風が涼しい。湿気がない。日が短い。
私の愛する”もわもわッとした空気、草の青臭い匂い、目あけらんないような太陽、だらだら流れる汗に風が吹いた木蔭の気持ちよさ”の夏は、もうしばらく味わえないんだな~。
今週は、舞台も終わり、次の作品づくりリハが始まるまでの谷間。
雑務はたくさんあるけれど、頭の中に妄想がない。
同時に季節が変わったから、ぽっかりとからっぽである。
夏休みのおわりに、むすめが「やっぱりもうがっこうはやめる」といった。
「あ、そう。わかった。」
ちょっと仕事が落ち着くまで、そのままにしておいた。
仕事が落ち着いてからすこし話せて、彼女が言葉に出した部分についてはわかった。
私は幼稚園時代からの記憶がけっこう残っているのだが、なぜか1年生の記憶だけ、あまりなく、
2年生からまた記憶が戻る。
2年生はけっこう細かい事に気づいてた。でも、それをうまく言葉にはできない。もやもやしてても、目先の事に次々気が移るからもやもやについてはあまり考えたりしなかった。
もやもやについてじーっと考えるようになるのは4年生位だったかな。
今の年のムスメは、まだ、だましてうまく持っていく事はできるかもしれなくて、それが親の義務ですよ、とか、言われたら、そうするべきなのかもしれないんだけど、私はしたくない。
自分がこうしたい、と思ったことは、そうしてみるのがいちばんだ。成り行きがわかるし、わかれば修正もできるが、やってみたかったのにやれなかった、という気持ちは尾を引く。
もう8才なので、自分で、毎日、各瞬間を選択できるよう、整えて上げたい。
それにしても、がんこ遺伝子って、あるのかしらね。あばらやに八寸角の柱が入ってるような家系だわ。
大人としてはいささか厄介な状況なはずなんだけど、私はなぜか気楽だ。
世の中にはいろんな人がいて、誰も悪くもないし、しかたない。
人がどうやって生きていくかは、他人が決める事ではない。
いつ泡と消えるかわからない生身。
毎日ってすごい大事で、いとおしい。
さあ、もうしばらく、からっぽなままふわふわといこうっと。
(写真はあられもなくくつろぎ中の”ゆらりん=10才”)
リーリーと虫が鳴いてる。風が涼しい。湿気がない。日が短い。
私の愛する”もわもわッとした空気、草の青臭い匂い、目あけらんないような太陽、だらだら流れる汗に風が吹いた木蔭の気持ちよさ”の夏は、もうしばらく味わえないんだな~。
今週は、舞台も終わり、次の作品づくりリハが始まるまでの谷間。
雑務はたくさんあるけれど、頭の中に妄想がない。
同時に季節が変わったから、ぽっかりとからっぽである。
夏休みのおわりに、むすめが「やっぱりもうがっこうはやめる」といった。
「あ、そう。わかった。」
ちょっと仕事が落ち着くまで、そのままにしておいた。
仕事が落ち着いてからすこし話せて、彼女が言葉に出した部分についてはわかった。
私は幼稚園時代からの記憶がけっこう残っているのだが、なぜか1年生の記憶だけ、あまりなく、
2年生からまた記憶が戻る。
2年生はけっこう細かい事に気づいてた。でも、それをうまく言葉にはできない。もやもやしてても、目先の事に次々気が移るからもやもやについてはあまり考えたりしなかった。
もやもやについてじーっと考えるようになるのは4年生位だったかな。
今の年のムスメは、まだ、だましてうまく持っていく事はできるかもしれなくて、それが親の義務ですよ、とか、言われたら、そうするべきなのかもしれないんだけど、私はしたくない。
自分がこうしたい、と思ったことは、そうしてみるのがいちばんだ。成り行きがわかるし、わかれば修正もできるが、やってみたかったのにやれなかった、という気持ちは尾を引く。
もう8才なので、自分で、毎日、各瞬間を選択できるよう、整えて上げたい。
それにしても、がんこ遺伝子って、あるのかしらね。あばらやに八寸角の柱が入ってるような家系だわ。
大人としてはいささか厄介な状況なはずなんだけど、私はなぜか気楽だ。
世の中にはいろんな人がいて、誰も悪くもないし、しかたない。
人がどうやって生きていくかは、他人が決める事ではない。
いつ泡と消えるかわからない生身。
毎日ってすごい大事で、いとおしい。
さあ、もうしばらく、からっぽなままふわふわといこうっと。
(写真はあられもなくくつろぎ中の”ゆらりん=10才”)
でも、その成長の分、「ここからは譲れない」というのも分かるようになってきて、こちらも、ぎりぎりの案を示して、はっきり話すと、仕方なさそうにではあるけど、おれてくれるようになってきています。
ここで面と向かって対応して、信頼関係を築いていけば、この先、反抗期でも、すんなりといくように思って、日々奮闘中~。
「自分はいやだけど、母ちゃんがそうしてほしいならそうするよ」と。
だから、結局私の価値観を見直すはめになり、、、。
いやだなーとおもうことを我慢しておいてよかった事なんて、一回もない。イヤだなーと感じる事は早めにやめておけば良かったと思う。嫌だ、と暗に示している人に無理強いして、うまく行った事もない。
いろんなことに興味津々なこどもが「いやだ」と思う場所はどういう空気なのかな。こどものふりして代わりに学校に通うか?
私、からっぽすぎかな?何に奮闘すべきなんだろう?