おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

昔の家の台所の床

2016-10-15 | おすすめ!
もうひとつ、眠っていた古材メンテナンスお願いしました。



これは6年間住んだ昭和平屋の台所床でした。
建て壊しの日、近くにいられなかったのですが、半壊の時に見つけて、これだけ記念に大家さんから頂いた。
といっても、硬いしけっこう暴れてるし、ただ寝かせてありました。

昨日の木工職人さんの話によると、これは楠の木。
昔は農家の納屋に、伐ったあと板にひいた材が乾かしてあり、そんな材で作業を依頼され、楠の木は樟脳としての防虫効果もあり、台所床などに使われていたそう。楠の木の木陰は爽やかですよねぇ。でももう、香りはほとんどぬけています。

タップ板としては、硬くて反応はいいけれど、薄いせいで音がきついので、柔らかい材でミュートしたらよさそうだな!

足元に眠るお宝が生き返る。職人さんありがとう!

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