おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

稽古こころえ

2019-09-10 | はじめに
台風で皮が傷ついた茄子は、焼き茄子に!
皮ごと焼くだけでねっとりした甘味、生醤油をたらしてなんとも美味です。

さて、なすこ改めなつこより、ちょっとした稽古こころえを。

最近WSだけでなく、継続したクラス受講の方も増えているので!

まず、ワークショップはお互いにつくり合う場所です。なんの準備もいりませんので、ふっと来てそのひと時を楽しんで帰ってください!
私は案内人をつとめていますが、絶対的な存在ではなく、その日集ったさまざまな人が調和しながら自由でいられるように場を設定する役目です。ただ、ひとりひとりが新たな表現を見出していくのを見守る役目です。

クラスはちょっと違います。
それなりの受講料をいただいて、メンバーひとりひとりが、あしおとにその人らしさをのせつつ、あしおとで場を保証する方法を伝えています。何は無くともあしおと一つで場を仕切れるように。
こちらでは、参加者はお金を払っているのに、けっこう厳しく怒られたりします。これは、”その人がいつか1人で踊るとき“を想定して伝授していくので、この厳しさは愛情です(笑)。で、私はときに厳しすぎたりするかも。

習うのは難しいですよね。私は主に独学、セルフラーニングですが、バレエだけはきちんと習っていましたので、いくつか習うためのコツをお伝えします。


1、稽古時間に遅れない。初めの20分がその日のキモです。
2、身体と私を分ける。身体を客観視する必要がありますが、身体を自分だと思っていると、余計な感情が生まれて邪魔なのです。身体は今日あてがわれた自転車か馬だと思って、うまく乗れるよう、まず観察しよう。
3、できない言い訳をいちいち考えない、大人に多いのですが、できない言い訳から一歩進んで、できるための方法を口にしてみよう。
4、帰り道に脳内でふりかえりをする。どうしてもレッスンは稽古は受け身なものです。帰路ふりかえることで、今日のレッスンを自分の言葉で能動的に捉え直すことができます。そうしたら、忘れないです。大人は、帰路振り返りをしないと、その日のレッスン内容を100%忘れます。

※子どもは、習得ルートが違うので、何も考えずその時間に集中していたら大丈夫です!

以上、大人の習い事こころえでした!



これはモールス信号のタップナンバー。世界にはさまざまな信号がありますね!

最新の画像もっと見る