7月最初の土曜日は、ニセコアンヌプリ森林公園にて出張事業!
今回は、これまでの繋がりからお声がけをいただき、
「0歳からの森のようちえん」ということで、ファミリーサポートセンター(ファミサポ)ニセコ と なみうち助産院 @真狩 とのコラボレーションイベントを実施しました。
0歳から6歳までの子どもたち、そのお姉ちゃんお兄ちゃん、保護者の方々、スタッフのみなさま、総勢40名弱の方にお集まりいただいての開催。
当日は朝から濃い霧に包まれていた会場であるニセコアンヌプリの麓、ニセコアンヌプリ森林公園。
ときおり小雨に降られ、予報でも少し雨が降りそう…という空模様でしたが、
気温は低くなく、小雨程度ならカッパを来て楽しめそうなお天気。
これからの時期気になる、刺されるとかゆい虫達もあまりとんでおらず、雨ならではの生き物にも会えそうです!
ご挨拶をしたら、早速みんなでてくてく散策!
目指すは、タープが目印の基地!
歩きながら、雨宿りをしているバッタたちや、木の幹や葉の裏にたくさんいる毛虫たちをみんなでチェック。
とっても元気なツタウルシもみんなで実物を確認したら、
それぞれ落ち葉をひっくりかえしたり、草むらを歩いたり、松ぼっくりをひろったり…
場所に慣れてきたら、森林公園の散策路入り口にある池まで足をすすめてみます。
オタマジャクシや、エゾサンショウウオの幼生、ヤゴに池に咲く睡蓮やコウホネ…
場所が変わって、生き物や植物にも一気に変化が。
大人も池にはいって網でしゃばしゃば。
子どもたちも池のふちから、落ちないように…とギリギリのところから網をいれます。
小さい子どもたちは、ケースに入ったオタマジャクシを興味津々で覗いたり…
お友達同士で、家族で、スタッフと…それぞれ小雨の森を楽しみました。
今回は助産院で受け持っている事業ということで、0~2歳の乳幼児さんが3割ほどをしめるという、
ぶな森単独の事業ではなかなか見られない光景。
そして、普段とは違うフィールドでの活動。
事前の下見や打合せ、そして当日は乳幼児連れでも安心して過ごしてもらえるようタープや授乳室用のキャンピングカーを準備いただくなど
サポートしてくださったなみうち助産院の方々、
事前のオンライン講習を経て今回参加してくださったファミサポのサポーターの方々、
そして、”今日できるのかな…??”というお天気ながらもカッパなど準備万端で集まってくださった参加者のみなさま…
普段あまりご一緒できない層の方々とニセコの森で遊ぶことができたのも、コラボ事業のおかげです!
そして今回、ニセコ町で自主保育型森のようちえんをされている
「青空自主保育ぽんぽろ」からも何組かご参加いただいていたとのこと。
Facebookなどではお見かけしていたのですが、今回念願かなって初めてメンバーの方とお会いできました!
”普段は子どもが興味を示すものを、立ち止まってじっくり一緒に見る時間がなかなかもてなくて…”
と話されていたお母さんもいらっしゃいましたが、
今回は2時間の活動の中で、地面におちる松ぼっくりや小さいきのこ、生えている草…など一緒に楽しめる時間になっていたら幸いです。
JETT校長から冒頭の話であった、レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』の中に出てくる言葉:
”生まれつきそなわっている子どもの『センス・オブ・ワンダー』をいつも新鮮にたもちつづけるためには、
わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、
感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる必要があります”
この、自然のなかで子どもたちがみつけたなにこれ?すごい!なんで!?をそばでわかちあえる大人に自分もなれるように、
そしてそんな大人が一人でも増えたら…
とあらためて感じたイベントとなりました。
ありがとうございました!
(ちこ)
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