自然学校発 黒松内だより

釣りとカヌー体験キャンプ~2日目~

川の増水により1日目の予定を変更したため、もりもりだくさんの内容となった2日目。
朝ご飯・お昼ごはんも自分達で準備をし、
SUPをするには風が強かった為、午前中はカヌー体験。お昼ご飯を食べたら、無事できることになった釣り体験、という1日でした。

それでは、2日目の様子をお届けします!

===1日目の川あそびの様子はコチラから!==============

 

釣りとカヌー・SUP体験キャンプ~1日目~ - 自然学校発 黒松内だより

ぶな森でのキャンプで、子どもたちからも度々リクエストをもらうのが釣りのプログラム。なのですが、技術も道具も必要なので、みんなでやるプログラムとしては長らく行って...

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昨晩も寝付くまで楽しそうな声が聞こえていましたが、ぐっすり寝れたかな?
2日目も、朝から晴天の中スタートです!

今日のごはんづくりはみんなにも手伝ってもらいます。

朝ごはんのビビンバに、お昼のおにぎりを手分けして。
昨日からみんなで見守っている、卵がかえったときのひよこ用のごはんづくりも手伝ってもらいました。

      

いろんな形や味のおにぎりお昼ご飯と、朝ご飯が完成したら、モリモリ頂きます!

   

ご飯を食べたら、午前中はカヌー!!
とってもお天気が良く、水に入りたい気分ですが、今日はカヌーと釣りを、限られた時間で両方楽しむため、
着替えなくてすむように濡れない日。

あついのでウェットスーツを着ず、濡れても良い格好でカヌースタート!
昨日川あそびをした添別川の行く先、朱太川の限りなく海に近い河口域でのカヌー体験です。
前の夜にちゅんから聞いた内容を再確認しながら、それぞれのチームでこぎだし、風がつよいですが、力を合わせて漕いでいきます。

      

途中休憩を挟んだら、少し席替えをして、再び川へ!
 

先ほどよりも慣れた様子で漕いでいきます。1,2,1,2と声をかけあったり、早くこいでみたり、くるっとまわってみたり、
いろいろ動いてみます。

      

目印の場所まで行って帰ってきたら、カヌー体験は終了。
カヌーを運ぶ準備をしている間に、いつもカヌーで使わせてもらっているこの場所のごみひろい。
最後はみんなで集合写真!良いお天気!

  

さて、帰ってきて水着から着替えたら、みんなでつくったおにぎりのお昼ご飯!

具だくさんのものや、あえて具無しのも、おもしろい形のもの、大きいの、小さいの…
いろんなおにぎりがあり、何が入っているかはぱくっと食べてみてからのお楽しみ!
”それ私がつくったやつだよー!” ”あ、それ俺が作ったやつだ!”ともりあがりのおにぎりタイムでした。

さて、午後からはいよいよおまちかねの釣りプログラム!

   

さて、カヌーの場所までの行き帰りに続き、女の子カーはコケコッコーの大合唱(?)をしているうちに、
釣りプログラムでお世話になる黒松内町観光協会の事務所に着きました(黒松内温泉ぶなの森と同じ建物です)。

今回指導をしてくれる、観光協会の釣りガイド:ふるふる、さわっち、たっくにご挨拶。
まずはふるふるから、朱太川に住む魚や、普段魚がどんな場所にいるか、魚は何を食べているか…
など、写真や図をつかい、クイズをまじえながらお話してくれました。

黒松内町内からの参加者は、総合学習で学んだこともでてきましたね!

    

さて、頭で魚のことをちょっとイメージしてみたら、
いよいよ釣りのフィールドへ。
川の上流のポイントへ移動して、釣り体験開始!

釣りガイドさんが参加者1,2人につき1人ついてくれるという体制で、交代交代にウェダーをきて釣り体験。
他のチームは、今回用意してくれた鮎を焼くための炭お越しや、他の人も釣りに使うこの場所のゴミ拾いを。

手取り足取り教えてもらい、釣れそうなポイントを移動しながら、みんな真剣な表情で釣っています。
今回は体験ということで時間も限られていましたが、何人かは”釣れた!!”との声が。
美しいヤマメが釣れました!
釣れなかった人も、生きている餌をつかって、魚がくいつきたくなるような動きになるように竿を動かす感覚を、
少しつかめたのではないでしょうか?
そのときのタイミングや、竿の動かし方、自分の位置…などなど、いろんな要素が重なってやっと釣れるという、
この感じが難しくもあり、奥深くもあります。

昨日の川あそびでも魚はとれましたが、また全然違った方法での魚取り。川の楽しみ方はたくさん!

                  

今はまだ鮎の禁漁期間なのですが、今回は朱太川でおいしい魚といえば!の、鮎を観光協会で用意してくれたので、
みんなで少しずつ味見させてもらいました。

薪への火起こしから、炭に火をうつし、七輪で焼いた鮎のお味はいかに!?

”海の魚よりも苦みがあって、これもおいしい” ”私はちょっと苦手” ”いっぱい食べておなかいっぱい!”などなどいろんな声が聞こえてきました。

この朱太川の鮎は、コロナ以前毎年開催されていた全国60程の川から集まった鮎のおいしさや味、香り、見た目…などを競う”清流めぐり利き鮎会”で
2016年にはグランプリ、2019年には準グランプリを受賞しており、全国からも釣り人が釣りにやってくるような鮎なのです。

 

第22回清流めぐり利きアユ会で準グランプリを獲得!!

 令和元年9月13日、高知県で開催された「第22回清流めぐり利きアユ会」で本町から出品した朱太川の天然アユが準グランプリを獲得しました。これは、道内産で初めてグ...

黒松内町からのお知らせ

 

朱太川の鮎は、おいしいだけでなく、環境保全の側面でも様々な取り組みがされているのですが、
そちらについては次回9月予定の、この釣り&カヌーキャンプシリーズの第2回目の際にご紹介したいと思います。

 

     

こちらが、今日釣り体験をしたフィールドで、
昨日活動した川よりもだいぶ上流の場所です。

 

最後、釣ったヤマメは小さいものはリリースし、大きい数匹は内臓をとってもらい、自然学校でいただきました。

 

今日の釣り、どうだったかなー???
お世話になった観光協会のみなさんにご挨拶をして、体験終了!

車内ではひとやすみしたり本を読んだり歌ったりしながら、自然学校へ移動。

 

片付けをすませ、終わりの時間です。
みなさん、ありがとうございました!!!

今回は観光協会さんとのコラボで実現した釣り・カヌーのプログラム。
予定変更もありましたが、
釣り、カヌー、網を使った生き物探し、フローティング、石あつめ、とびこみ…と川をいろんな方法で楽しみ、
下流よりの中流、最河口域、上流、と3カ所の違う川の場所、そして朱太川本流、その支流の添別川、と最後は1つになる違う川で活動し…
いろんな側面から川を感じられていたら、
そして、みなさんが住む周りにある川もどんな川なのか、違う季節はどんな様子なのか…など、
川を見るのが更に楽しくなっていると、嬉しいです。

また川で、ぶな森で、まってます!!

(ちこ こと 大類)

 

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<コケッツたまご最新情報>

みんなが見守ってくれている間には、でてくる気配がなかった卵ですが…
このブログをかくあいだにも、最初にヒビが見え、中からピヨピヨと声がきこえてきました!!
まだまだ油断はできないのですが、卵の様子もまたこちらのブログでお伝えさせていただきます🐣




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今日の釣りプログラムでお世話になった観光協会では、
”手ぶらで渓流釣り体験”など黒松内を楽しめる様々な体験メニューをコーディネートしています!
観光協会について、詳しくはコチラから👇

 

黒松内町観光協会ブナ北限の里ツーリズム

北海道 道央 南部、札幌<>函館間の中間に位置する 黒松内町で、自然体験、農業体験などを主体に、体験交流型ツーリズムの商品開発、受入れコーディネートをしています。

kuromatsunai

 
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