自然学校発 黒松内だより

畑の天敵 新たなる発見!!

ブロッコリー、キャベツ、白菜が
襲われています。

ブロッコリーは冬前に寒くなって虫がいなくなる頃
もう一度収穫できると楽観しておりますが、

キャベツと白菜!!
芸術的な食べっぷりです。

* * * * * * * * * * *

ここまでは 彼らの生態をあまり知らないで書きました。

一度ブロッコリーやキャベツについてしまったイモムシたちは
今までなんとなく しかたない・・・ と見て見ぬ振りをしていたからです。

しかし、ここのところその増殖が早くなっているのを感じていたので、
じっくり見てみることにしました。

相手は誰だ??と調べてみると・・・

オオモンシロチョウとモンシロチョウでした。
ここにも奥深い生物の世界が広がっていました。

オオモンシロチョウは数十個の卵を産むのに対し
モンシロチョウは 1箇所に1個づつ卵を産むそうです。

それを知って合点!
畑には圧倒的にオオモンシロチョウが多いのです。ビッシリと。

オオモンシロチョウは日本には生息していなかったそうですが、
1995年に京極町で初めて採集され、生息範囲を広げているそうです。
ものすごい数の幼虫に そのスピードを感じます。


オオモンシロチョウの近くに黄色い卵のようなものがたくさんあります。
卵か??とみてみますが、まゆを作っているようです。

幼虫が卵を産むわけないし、何なんだ??と
調べてみると、またまた奥深い関係。

それはモンシロチョウの幼虫に寄生する
アオムシサムライコマユバチのまゆでした。

よく見てみると
オオモンシロチョウの幼虫に負けないくらい
コマユバチのまゆがついています。

圧倒的な数にみえるオオモンシロチョウの幼虫
しかし、それは表面上のことでした。
その半数はきっと寄生されています。


種の多様性
これがあってバランスが保たれているのですね。

・・・でも、コマユバチ、頑張れ!

まむ

コメント一覧

地元の農家
その後…
感謝致します。

石釜完成おめでとうございます。
おらの野菜、持ってったら何か旨いもん食わしてくれるべが?

楽しそうだなや。ほっくり焼げるべな。
間村
写真を削除させていただきました。
不適切な写真・文章にご指摘をいただいております。
添付しておりました写真を削除させていただきます。
申し訳ございませんでした。
間村
申し訳ございません。
農村地域での活動
そしてそれを伝える役割をもつ私たちの責任

配慮が足りませんでした。
申し訳ございませんでした。
自然学校スタッフ
大変申し訳ありませんでした。
大変申し訳ありませんでした。
昨日、イモムシをとりながら、
「農家さんはこのようにならないために
どれだけの努力をし、野菜を作っているのか。」
と考えさせられました。

私達はもう一度「農業」という
奥深い世界を見つめなおす必要がありますね。

本当に申し訳ありませんでした。
地元の農家
ふざけるな!
それは駆除ではない。
普段与えている餌…
突然与えられた餌…
そんな物、鶏であろうと食べるはずがない!

それから、この写真は農家が見ると犯罪だ。
食べられるものを「食べられない物」にしてしまった…
それを公開してしまった「あなた方の責任は?」

そうならないようにどれだけ農家が努力しているのか…あなた方には全くわかっていない。

農家にとって、この写真はあり得ない。
全く馬鹿げている。
まむ
退治しました
今朝みんなで
箸を使ってひとつひとつとりました。

コケッツにあげましたが
あまり好みではなかったようです。

たかぎぃ
退治
見てないで退治してください。
遠藤
外来種?

彼らは来年、受粉を手伝ってくれますよね。

外来種?といえば
問答無用で毛嫌いされる時代です。
でも、
北海道に住む多くのヒトも外来種。
心のキャパシティーは
内地よりもデッカイドー、北海道。
・・・古いか。

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