goo blog サービス終了のお知らせ 

アラビア語に興味があります。

 イランはペルシア語の国です。トルコはトルコ語で、現代トルコ語はローマ字で表記されます。

GoogleのWikipedia翻訳活動

2010年07月21日 22時07分55秒 | アラビア語
 ITpro の記事によると、Googleは、2008年から行なってきたオンライン百科事典 Wikipedia の翻訳活動で、1600万語以上の英文記事を、少数言語に翻訳できたと発表したそうだ。そして、その少数言語の中に、アラビア語も含まれていた…国連の公用語でもあるのに、なぜ?

 しかし、そのもとの英文記事を見ると、英語版の記事の量を1.0とした場合、アラビア語の記事の分量はたったの0.3で、0.5の朝鮮語やヒンディー語より少ない。ウィキペディアの発展状況からだけ見ると、確かに弱小言語なのかもしれない。(ちなみにトップはドイツ語の2.8、次いでフランス語の2.2、ロシア語の1.9、日本語はその次の1.5 である。日本語の記事は英語より多かったのか…。)

 また、記事によると、翻訳には、人力のほか、Translator Toolkit (翻訳者ツールキット) を使ったとのことであるが、アクセスしても、使い方がさっぱりわからない。ただ、チャットの機能があることだけはわかった。

【追記 2010/07/24】 「日本語の記事は英語より多かったのか…」などと書いてしまったが、コメント欄にむじな様よりご指摘。これは、「「書きかけ表示がない記事の数」だけの統計で、英語の場合は相当内容を書き込まないと、「書きかけ(stub)」指定になってしまうので、ノンスタッブ項目だけに絞ると英語がたまたま少なくなってしまうだけ」とのこと。
 ご紹介いただいたList of Wikipedias によれば、すべての記事の合計が100万を超えているのは、英語とドイツ語だけで、英語は3,359,002件と、次点のドイツ語1,096,791件の3倍以上という圧倒的記事量を誇っている。

In Arabic 'Al Qaeda' means 'seat toilet' ...

2010年07月19日 17時42分44秒 | アラビア語
 In Arabic 'Al Qaeda' means 'seat toilet' ... というサイトを教えてもらいました。もちろん、カーイダとは「基地」などの意味もあるのです(それに、報道でも、そのように説明されていますよね)が、このサイトによると、様々なアラブの国の口語で "Ana raicha Al Qaeda" أنا رايح القاعده とは「トイレに行きます」の意味だとのこと。

 もともと、قعد という動詞「座る」を意味する動詞で、そこから「便器」の意味が出てきたようです。

なぞなぞ

2010年06月28日 00時15分17秒 | アラビア語
دخل ست وعشرون شخص مطعم به واحد وعشرون كرسيا فقط وجلسوا كلهم كل واحد على كرسى فكيف ذلك ؟

 もう、ウェブ上からは消えてしまったようだが、こんななぞなぞが、かつて、載っていた。

 「26人の人が21個しか椅子のない食堂に入って、全員がそれぞれ1つずつの椅子に座れた。どうして?」

 鍵は、26が、ستة وعشرون ではなく、ست وعشرون になっていること。そして、ست が、口語で「婦人」( سيدة )を意味すること。

 つまり、一見「26人の人」と読める部分は、実は、「婦人1人と20人の人」で、合計はぴったり21人なのだった。めでたしめでたし。

『アラビア語新聞を読み解くために』

2010年05月04日 00時05分53秒 | アラビア語
 東京外国語大学から、山本薫 著『アラビア語新聞を読み解くために:読解と翻訳の手引き』が出版された。

 同学では、昨年度までの5年間、中東イスラーム研究教育プロジェクトを推し進めてきたが、その一環として、「日本語で読む中東メディア」という、中東の現地紙の記事を日本語訳し、ウェブ上で公開するという活動を行なってきた。(プロジェクトそのものは昨年度が最終年度であったが、この「日本語で読む中東メディア」は今年度も続けられている。)

 上記手引書は、実際のアラビア語新聞の記事翻訳の授業での活動を基に、ポイントとなる言い回しや、自然な日本語に訳すコツなどを伝授している。

 ISBNも付いているので (978-4-925243-64-3)、一般に流通するのだろうか? ちなみに、私はどなたかから頂いた。たぶん、アラビア語専攻の先生からではないかと思うのだが、そっとメールボックスに入れておいてくださったので、特定ができない。この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございました!

オンラインのアラビア語-日本語辞典『アラジン』

2010年05月03日 22時13分02秒 | アラビア語
 先日、ツイッターで教えていただいたのですが、オンラインのアラビア語-日本語辞典が完成したそうです。『アラビア語検索エンジン アラジン ver.1』です。

 日本アラビア書道協会の事務局長である、こいちR1先生のブログに詳しく解説されてありますが、Hans Wehr 辞典の見出し語をほぼカバーしており、恐らく語数は現存のアラビア語日本語辞典の中では最多だろうとのこと。動詞の変化形等にも、ばっちり対応しており、 يقف を「動詞活用形検索」したら、 قَفَّ ، قَفَا ، قَفَّى ، وَقَفَ のそれぞれの変化形がずらりと一覧で表示されましたし、أيام を「名詞活用形検索」したら、ちゃんと単数形の يوم が出てきました、それも格変化の可能性を網羅して10通りも。

 また、「古典全文検索」という機能もあり、コーランとハディースにある用例を瞬時に探し出してくれます。さらに、コーランの章句原文とその和訳と英訳、そしてハディースの原文も参照することができます。

 制作に、実に12年も掛かった労作を、惜しげもなくウェブ公開してくださった作成者に感謝。

【追記 2010/9/9】 単語検索で、アラビア文字を、窓の下のアラビア文字一覧から選んでクリックしていく方法をとると、「検索語の1文字目にアラビア文字以外の文字があります。」というメッセージが出てしまい、単語の意味の表示ページにたどり着けないトラブルがあったのですが、
1)IEの最新版を使うと良い、 あるいは、
2)FireFox を使うと何故かあっさり解決、
とのことでした。

マウリドの電子辞書、再び

2010年04月23日 01時15分49秒 | アラビア語
 マウリドの電子辞書を買ったのが、2006年秋。その電子辞書を、SONYの電子辞書もろとも、先週、紛失してしまいました。悲しいです。非常勤先に置き忘れた確率がいちばん高いと思い、お教室を探し、講師控室に問い合わせ、遺失物係に内線で問い合わせさせていただいたりしたのですが、出てきませんでした。

 諦めて、買い直すことにしました。

 以前買ったのは、アマゾン・ドット・コムで299ドル+送料1500円でしたが、今回は、辞書が$349、送料と手数料とで$63.46、合わせて$412.46也。かなり値上がりしていてがっかりしましたが、今回の電子辞書は二つ折りになるので、液晶画面の心配をしなくてすみます。(以前のものは、二つ折りにならず、表が合成皮革、裏がビロード状の繊維のカバーが留められていただけでした。柔なプラスチック軸で留められていたので、すぐに外れてしまい、SONYの電子辞書と一緒に布袋に入れて持ち歩いていました。)

 先程、アマゾンから、発送を知らせるメールが入ってきました。買った当初は、折角買ったのに、使い慣れた Hans Wehr のアラビア語英語辞典(紙媒体)を引いてばかりいましたが、慣れると、電子辞書が手放せなくなってしまいました。早く届きますように。

アラビア半島でアラビア語が絶滅する?@ニューズウィーク

2010年03月12日 16時43分34秒 | アラビア語
 アラビア半島でアラビア語が絶滅する?(Is Arabic a Dying Language?)というショッキングなニュースがアップされていた。2010年3月9日付のニューズウィークの記事だ。

 「アラビア半島で」という見出しにぎょっとしたが、記事はアラブ首長国連邦(U.A.E.)限定の話。あそこは、非アラブの出稼ぎ労働者が多いので、アラビア語を解さない住民が多いのだ。

 いつだったか、ドバイ空港での待ち時間に、空港内のお土産屋さんでお買い物がしたくなり、銀行で少額のドルをディルハムに変えようとしたら、銀行員にまったくアラビア語が通じなかった。最初、こっちの発音や文法や単語が間違っているのかと思い、気を付けながら、両替したい旨繰り返したのだが、どうも様子がおかしい。しばらくして、やっと銀行員さんが、アラビア語を解さないことに気付き、

「空港で働く職員が、その国の言葉を理解できないなんて」

と驚いたものだった。

 記事によれば、U.A.E.大学で、アラビア語学文学の専攻課程に入った学生が、今年度は、たったの5人しかいなかったとのこと。さらに、上述のように、外国人が多いので、話される言語の第1位は英語、2位がヒンディー語(インドからの出稼ぎ労働者は多い。先程の銀行員もおそらくインド人)、3位がやっとアラビア語なのだそうだ。

 既に、U.A.E. やカタールでは、英語が共通語化しており、さらに恐ろしいことには、アメリカの大学の分校ができて、そこで英語による高等教育が行なわれているし、U.A.E.ででも、英語による授業が蔓延しつつあるとのこと。

 言葉は、その人の大事なアイデンティティのひとつ。アラブ人にはアラビア語を守ってほしい。これは、外国人の勝手な押し付けではなく、彼らにとっても、イスラームの信仰を守るための大切な手段のひとつであるはずだ。

 まあ、U.A.E.の場合は、出稼ぎ労働者、即ちアラビア語非母語話者を受け入れすぎたのが失敗のもとだったわけで、日本のように、単純に「21世紀は英語の時代です♪」などと言って浮かれているのとは事情が違うわけだが、逆に言えば、U.A.E.での言語の問題の根っこは太く長い。黒板に、「アラビア万歳!」と書いて、教室を後にしたい気分だ。

ラニア王妃のお名前

2009年12月20日 08時07分47秒 | アラビア語
 日本語版ウィキペディアの「ラーニア (ヨルダン王妃)」の項を見たら、お名前のアラビア語綴りに誤り発見。

ラーニア・アル=アブドゥッラー(アラビア語: رانيا العبد الل‎,
ラテン文字転写: Rāniyā al-ʿAbd Allāh、Rania al-Abdullah、
1970年8月31日-)は現ヨルダン国王・アブドゥッラー2世の王妃。

 もちろん、رانيا العبد الله‎ が正しい(=最後に ه を付ける)。

 ところが、このリードの部分は、閲覧者による編集ができないのである。どこに申請すれば、訂正してもらえるのだろうか?

※ちなみに…、
 アラビア語版ウィキペディアでは、当然のことながら、正しく、رانيا العبد الله と、見出しが出ている(但し、エジプト方言版には、同王妃に関する記事なし。)し、英語版でも、Rania Al Abdullah (Arabic: رانيا العبدالله‎) と、正しい綴り。

【追記 2009/12/27】本日確認したところ、お名前の綴りが訂正されていた。الحمد لله

NHKラジオでエジプト方言

2009年09月30日 02時04分07秒 | アラビア語
 2009年10月3日より開始予定の、NHKラジオのアラビア語講座新シリーズは、エジプト方言が中心です。テキストも、ローマ字表記です。
 ただ、「チャレンジ標準アラビア語」(個人的には"標準"アラビア語という表現は嫌なのですが、まあ、その話は置いておいて)というコーナーもあり、そのあとの「読んでみよう! 書いてみよう!」で、アラビア文字の練習もします。
 さらに、「アラブのお国言葉」では、モロッコ、シリア、イラクの方言での単語、表現が紹介されています。

『まずはこれだけ エジプト・アラビア語―口語アラビア語入門』

2009年09月27日 06時00分08秒 | アラビア語
 『まずはこれだけアラビア語』に続き、『まずはこれだけ エジプト・アラビア語―口語アラビア語入門』が登場。著者は同じく石原忠佳先生です。モロッコやアンダルシアのイメージが強かったのですが、エジプト方言もなさるのですね。
 amazon によれば、あえてアラビア文字を使わず、ローマ字とカタカナで、実用性を追求している模様。
 CD吹き込みは、またエバ・ハッサン嬢でしょうか。
 早速、注文しました。届くのが楽しみです。

中国国営中央テレビのアラビア語放送開始

2009年07月26日 22時17分18秒 | アラビア語
 7月25日18時13分のNHKニュースによると、中国国営の中央テレビが、本来、来年1月からの予定だったアラビア語放送を、急遽、昨日25日から開始したとのこと。新疆ウイグル自治区での暴動事件で、アラブ諸国からの中国への反発が強まったことへの対応策のようだ。

 中央テレビのアラビア語放送は、中国のニュース番組、教育番組、娯楽番組などを、アラブ諸国に向け、毎日24時間、衛星放送する。初日は、北京のモスクでの金曜礼拝、中国の農業政策のお陰で豊かになったウイグル族の農民といった、アラブやイスラーム教徒が、中国に好印象を持てるような内容の番組が多かったらしい。