2008.7川柳 2008-07-02 | 川柳 川柳やまがた7月号 出羽路抄 ケータイが溢れ素顔が消えていく 軍艦の来ない港を描いておく 正論を吐いて孤独な咳をする どん底の昭和を這った人間味 わっか抄 四季のないハウスで惚けている野菜 年金に合わせ身の丈切りつめる 三世代ピエロの面は外せない ニンゲンの配役はない未来劇 ほのぼの抄 散りたいと思う日もある水中花 空 読み過ぎた空気が薄くなっていく ねっぴり(ケチ) 倹約は癖ねっぴりと言われても 川柳べにばな7月号 華 ブランドに小骨抜かれている豪華 さっぱり 遺産など無くさっぱりと行く花の 海 流氷もやがては融かす母の海 ユーモア句 ガイドさんの旗を見てきたバスツアー