ENGLISH GARDEN

今回、渡英の目的の一つはイングリッシュガーデンを見ることでした。
ロンドン市内にはこの様な「○○ガーデン」と
名前の付いた公園がいたるところにあります。
そして公園の中にはベンチがたくさん置いてあり
のんびりする事もできます。芝生に寝転んでもＯＫです。
「芝生の中に入らないでください。」なんて絶対書いてありません。
そして必ず公園の入り口にはホットドッグショップの様な売店があるので
ランチを木陰の芝生に座って食べる事も簡単に出来ます。
もちろんビールも売っているので休日を公園で過ごすお父さんも嬉しい限りです。
そして一番感心した事はあちこちで沢山の人達が食べ終わったゴミが
どこにも落ちていない事でした。
皆、ゴミを持ち帰るわけでもなく公園の中に数多くあるゴミ箱に捨てて帰ります。
必要以上にゴミを出さないこの国の人達の習慣には感心させられました。
そしてそのゴミは毎朝、公園を管理している市の職員が片付けに来ます。
また、市内の道路の街頭には全部花の寄せ植えが吊り下げられており
この花の手入れや道路清掃も市の職員が毎朝の仕事として６時前から行っています。
イギリスの消費税は１５％と日本の３倍ですが、この様に目に見えた使い道と
綺麗な環境が残るのであれば高くはないと思いました。
街の美化を市民に押し付ける日本の行政は見習うところが多いのではないでしょうか。
街が綺麗になれば人々のマナーも自然と良くなって行くと思います。
今回の渡英で一番勉強になった事がこの「ＥＮＧＬＩＳＨ　ＧＡＲＤＥＮ」でした。