見当意識障害

こんばんは


本日はみなさまとても落ち着いておられ、ぐっすり眠られています
夜になり、少し肌寒くなってきました
風邪を引かないように気をつけたいと思います


今読んでいる本に、へえ～と思うことが書かれていました
認知症では中核症状と言われている、「見当意識障害」（ここはどこか、今はいつかなどの見当識がわからなくなること）についてです


よく高齢者の方が昔のことを話され、それが現在のことであるかのように過去に戻られることがあります。
その方たちは、過去の時代にいると思っておられるのですが、その時代とは自分が最も自分らしかった頃なんだそうです。
大変だったけどやりがいのあった頃、周りから頼りにされていた時代に戻るのだそうです。


これを読んだときに、なるほど・・・と納得してしまいました
ある方は、最近よく妹さんや弟さんのことを言われ、「迎えにいかんば・・・」と、ちょっぴりソワソワされます。
でもその方は、６人弟妹の長女さんで、下の子のお世話をしながら家業のお手伝いをされていたそうです

一番自分らしかった時代なんでしょうね
苦労されて一生懸命過ごされた時間に戻られているのだと思います
そう思うと、ソワソワされていても納得できますよね


介護の仕事をしていてもわからないこと、どうしようもないこと沢山あります
言葉掛けに悩んでしまったりすることもあります
でも問題行動といわれている行動の背景にあるものを知っていくと、また違った考え方や対応の仕方が見つかります


やっぱり日々勉強ですね
新しいことを知るともっと違うことが知りたくなります（笑）
よく知り合いに私の頭の中見てみたいといわれます
仕事のことしか入ってないだろうと・・・


そんなことないのにねと笑ってしまいます
そんなに仕事人間じゃないですよ～
休むときはちゃんと休んでますから（笑）

作成：石丸