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Harmonia

こころとからだのバランスを・・・yoga&color&more・・・

【鎌倉】三十三観音を巡ることにした

2016-01-31 22:00:00 | 鎌倉・相模
初詣の帰り、特に用はなかったけれど何となく島森書店に寄った。

ご当地ということで積まれている鎌倉のガイドブック。
「御朱印でめぐる鎌倉の古寺」(ダイヤモンド社)という本が目に入り、
ぱらぱらとページをめくる。
ふーん、こんな周り方もあるのか、と思い、元あった場所に戻した。

2階の文具売り場に上る。
ふと目についた御朱印帳。

・・・これは、巡礼しなさいということか?

御朱印帳とカバーを購入した。


そんなわけで、鎌倉三十三観音巡りを始めることにした。
仏像に特に興味もなく、いろんな観音様の違いも分からない。
御朱印なんていただいたこともない。
だからこそお寺さんや仏像のことを知るいい機会かもしれない。

各札所の場所を確認、順打ちで無理のないペースで組んで、
所要のべ10日と見当をつけた。

随時アップしていきます。


【鎌倉】「カマキン」閉館まであと9日

2016-01-23 22:22:30 | 鎌倉・相模

この一年あまり、しばしば日本の芸術ニュースに取り上げられてきた
神奈川県立近代美術館鎌倉館の閉館が、1週間後に迫ってきました。

当初発表されたのは鶴岡八幡宮との借地契約満了による閉館でした。
借地契約は、更地にして地主に返却するのが通常です。

本館(1951年築)新館(1966年築)とも老朽化が進み、
特に新館は耐震強度も不足しており取壊しは避けられないはずでした。

しかしル・コルビュジェに師事した坂倉準三によって設計された
日本近代建築の代表的な建物であることから保存の請願活動がなされ、
また県教育委員会が行った耐震調査の結果、
本館は柱脚補強で耐震性が向上することが判明。

これにより、本館は耐震工事を行った上で保存されることになりました。
美術館閉館後の用途は未定のようですが、
八幡宮側は文化施設としての活用を考えているそうです。

(鶴岡八幡宮の平家池に面して建つ)

(左が保存される本館、右が取り壊される新館)

最後の展覧会となる「鎌倉からはじまった。PART3」が開催された昨秋から
マスコミに取り上げられる機会も増えました。
むろん来館者も急増。

しかし悪天候が予報されている今日ならまだ、それほど混んでいないはず・・・
と、行ってきました。

11:30頃着いて、当日券購入に20人ほどの行列。
それでも警備員さんによると、並んでいるうちに入らないそうです。
今月に入ってからは平日でも天気がいいと新館の前まで行列が出来るとか。
開館時間前から並んでいる人も少なくないそうですが、
朝一で来るのが確実だろうという話でした。

実際入館してみると、程よい人ごみ。
悪天候で客足が鈍る日がちょうどいいくらいなら、
好天の日は相当混雑していると思われます。

最後に「カマキン」行こうとお考えの方、覚悟していらっしゃると思いますが、
混雑必至ですので、心してご来館ください。


       


(新館近景)

(この像も撤去されるのでしょうね・・・)

【鎌倉】鶴岡八幡宮と元八幡

2016-01-04 21:49:22 | 鎌倉・相模

鎌倉で初詣、というと代表的なのは鶴岡八幡宮。
今年も多くの参拝客を集めています。

さて、鶴岡八幡宮の境内の一隅に設けられている
「由比若宮遥拝所」をご存知でしょうか?

本宮から東の若宮側の階段を下り、
柳原神池を渡った右手に、鶴亀石と並んで鎮座します。


まあ、大抵の方は通り過ぎます。足を止める方のほとんどもその由来を知らないようで、
すぐに視線は隣りの鶴亀石に向きます。

「由比若宮」とは元八幡、つまり鶴岡八幡宮の元宮です。

前九年の役(1051~1062年)出征にあたり、
源頼義は源氏の氏神・石清水八幡宮に戦勝祈願します。
安倍氏討伐を果たした頼義が、
戦勝のお礼として石清水八幡宮を勧進して1063年に創建したのが
この由比若宮です。

時は流れて1180年、
安房から鎌倉入りした源頼朝はまず元八幡を参拝、
その後現在の場所に遷宮し、今の鶴岡八幡宮となります。

現在の八幡宮からこの元宮をお参りするために設けられたのが
この「由比若宮遥拝所」です。
ちゃんと若宮の方角を向いています。

こういう由来について、八幡宮側も立札の一枚ぐらい立ててもいいと思うのですが。

初詣ということで、今回はこの元八幡へも行ってきました。
地元の方は、初詣は元八幡という方も少なくないそうです。

鶴岡八幡宮から元八幡へ行く場合、小町大路をずっと下っていきます。
本覚寺の前を通り過ぎ、大町四つ角の交差点を超え、
さらに横須賀線の踏切も渡ります。

少し行くと、右手に看板が掲げられている路地へ入ります。
但し初詣の時期だから掲げられているのであり、普段はありません。
知らないと普通に素通りします。



左右とも住宅が立ち並ぶ路地を抜けたところに
元八幡は鎮座しています。

   

初詣の時期は鳥居の向かいに小さな授与所が設けられ、
鶴岡八幡宮と同じお守やおみくじを扱っています。

それ以外の時期はほんとうにひっそりと、住宅街のただ中にたたずむ古の社です。
源氏と鎌倉を結び付ける歴史的な神社なんて思いもつかないくらい静かです。

だからこそ、1000年の歴史に思いをはせるのにふさわしい場所なのかもしれません。

【鎌倉】ぼちぼち萩が咲き始めました

2015-09-16 21:30:34 | 鎌倉・相模
これは鶴岡八幡宮の平家池。



これは大巧寺。

 

しかし大本命の宝戒寺はまだまだ・・・
8月に百日紅で失敗したから、今回は入り口で引き返しました。

たぶん今年は見頃に行けないので、去年の写真を。
2014年9月28日撮影分です。

 

 

ここは最盛期には萩が道塞いで歩けないから(笑)

【鎌倉】ムラサキ・・・

2015-09-15 22:00:00 | 鎌倉・相模
ずっとムラサキシキブだと思っていたのですが、大巧寺のこの子はコムラサキだそうです。
フリーペーパー「おしえて鎌倉」9月号にそう載っていました。

 


コムラサキとムラサキシキブは似ていますが、別種だそうです。
ぱっと見で弓状に枝をしならせて重たそうに果実をびっしりつけていたらコムラサキだとか。
なるほど。



すると、妙隆寺のこの子もコムラサキか。



(撮影 9月13日)