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Harmonia

こころとからだのバランスを・・・yoga&color&more・・・

【鎌倉】観光客向け歩道開通

2016-04-02 22:00:00 | 鎌倉・相模
約1年半ぶりにお目見えとなった段葛。
改修されてどんな風になったか、とても楽しみにしていた。

改修工事着工前の段葛。

 

桜の時期はこんな感じだった。(それぞれ撮影年違います。)
 


・・・なんでこうなった?
  

憤懣やるかたないとはまさにこのこと。
どうしても納得いかなかったのは

1.燈篭が新しすぎる
→ いや、それは当然だろう。

2.ライトアップ用の照明が設置されている
→ まあ、いちいち提灯設置するのは手間かもね・・・暗いと危ないしね・・・。

3.歩道が舗装されている。
→ 土の方が足に優しいのにね・・・子供が転んだ時も土の方が痛くないのにね・・・。
  まあ、雨や雪の後は足元悪くて好ましくないんだろうね・・・。

この3つは何とか(特に3つめはどうやっても気に入らなかったのを無理矢理)
自分を納得させた。

だけど残るひとつだけは無理だった。

4.これはいらない

通行の邪魔。
両脇に花木植えているのに、なんでここでも花を飾る必要がある?
(後日再訪したら花器はなかった。取り外し自由らしい)
おまけに国旗のおかげで、この歩道自体が妙に浮かれた感じがする。
何でこんなものを作った?


大半の観光客は、以前の段葛を知ってか知らでか、新しい歩道について特段の反応も示さず歩いていた。
だけど二人連れの中年女性が「趣味悪いわねえ」と言っていたので、
好ましく思えない人もいるのは間違いない。

とりあえず、今回は開通直後だったので二の鳥居から八幡宮まで歩いた。
が、誰かを案内するようなことがない限り、この道を歩こうとは思わない。
だってこれは、もはや段葛ではないから。

ある程度の年月を経て、重みや風格が出てきたら歩いてもいいと思うかもしれないけど。
それは300年くらい先だろうな。

【鎌倉】開通目前

2016-03-21 21:58:27 | 鎌倉・相模
3月30日の竣工にむけて、段葛は徐々に準備が整ってきている模様。



ちなみに2週間前。
前後左右完全に覆われた状態。


それが今日は・・・


外れてる!!


路面はまだ覆われたままだけど。


木によってばらつきはあるけど、一番進んでいる木は3分以上開花している。
ちょうどいい頃合いで、通り初めを迎えられそうだ。

こちらは二の鳥居。


駅と反対側の面は、すべて外されていた。
なんかだまされた気分(笑)




【鎌倉】【三十三観音巡り】第八番札所 明王院 ~ 端正にたたずむ

2016-02-23 22:00:00 | 鎌倉・相模
■山号 : 飯盛山
■宗旨 : 真言宗御室派
■十一面観音





光触寺から金沢街道を西へ戻る。
いかめしい石碑と質素な木の門の奥に、茅葺屋根の本堂が端正にたたずむ。

鎌倉幕府第4代将軍藤原頼経が建立した、明王院である。
幕府の鬼門の方角に当たることから鬼門避けの祈祷寺として五大明王を祀る。
元寇の折には、異国降伏祈願の大規模な法会が行われた記録があるという。

なお五大明王とは、不動明王・大威徳明王・軍荼利明王・降三世明王・金剛夜叉明王の
総称で、鎌倉で五大明王を祀っているのはこの明王院のみである。

本尊は五大明王の中心に位置する不動明王で、
不動明王の縁日に当たる毎月28日に行われる護摩法要と特別参拝期間だけ拝観できる。

十一面観音は、本堂にむかって右手の観音堂に安置されている。
こぢんまりした小さなお堂で、こちらは少し開いた扉からお姿を確認できる。

御朱印をいただけるのは観音堂とは反対の寺務所?納経所?だ。
鎌倉三十三観音札所の事務局かつ十三佛霊場巡拝の一番札所でもあるため、
巡礼者は数多く訪れる。

端正でおごそかなたたずまいに、日頃うごめく心も静けさを取り戻すことができる。
この雰囲気の中で行われる護摩法要には是非一度参加してみたいものだ。

唯一残念なのは、境内での写真撮影が禁止されていること。
ゆえにこの静けさが守られているのかもしれない。



【鎌倉】【三十三観音巡り】第七番札所 光触寺 ~ 事前確認をお忘れなく

2016-02-20 22:00:00 | 鎌倉・相模
■山号 : 岩蔵山
■宗旨 : 時宗
■聖観音



鎌倉観光において最も東に位置する。
しかしそもそもここは観光客を目的としていないだろう。
山門入って左手が墓地になっており、檀家制度の流れを継承していると感じる。

三十三観音の七番札所、塩嘗地蔵や一遍上人像など見るべきものはあるため
訪れる人はいるが、御朱印をいただきにお参りする際は注意が必要だ。

開山時間は9:00~16:00、そのうち御朱印授与時間は9:00~12:00と13:00~16:00、
12:00~13:00はお昼休みなので受け付けていない。
また札所巡りの先人が記したブログを見ると、
お盆休みや檀家の法事が入っている日は御朱印をいただけなかったという。

そうそう行ける場所でもないので、どうしても空振りしたくないという方は、
事前に電話確認したほうが良いだろう。




ここまで書いて何だが、私は確認せずに参拝し、無事御朱印をいただくことができた。

御朱印をいただくにあたっては、本堂脇のインターフォンで申し出る。
本堂の扉が開いてお寺の人が出てくるので、御朱印帳を預けて待つこと数分。
やがて読経の声が聞こえ、太鼓が鳴る。
再び本堂が開き、御朱印帳が返される。
このように扱っていただけると、遠路を行くだけの価値はある。

しかし本堂に上がって内陣や本尊を拝観しようと思ったら、
10名以上で事前予約が必要だ。

巡礼者にとっては、中々に難しいお寺さんだ。


 (時宗開祖 一遍上人像 寄進者名を見ると、比較的最近のもの?)

【鎌倉】【三十三観音巡り】第六番札所 瑞泉寺 ~ 鎌倉時代を留める庭園

2016-02-16 22:00:00 | 鎌倉・相模
■山号 : 錦屏山
■宗旨 : 臨済宗円覚寺派
■千手観音

  

鎌倉宮から永福寺跡を経て、さらに北東に進んだ先に瑞泉寺はある。
山号・寺名の刻まれた石柱から受付まで100m弱。

 

その受付から山門までさらに300m、しかも最後の100mは階段を上る。
二階堂は紅葉ヶ谷の最奥地である。

北の天台山、東の錦屏山、南の玉龍井に囲まれ、西には富士山を仰ぐ。
鎌倉時代からの歴史的風土が良い状態で保存されていることから
国の史跡瑞泉寺境内、また古都保存法により歴史的風土特別保存地区に
指定されている。

この奥地の借景と鎌倉石の岩盤を活かして造られたのが、
国の特別名勝・史跡に指定されている瑞泉寺庭園。
開山の夢窓礎石の手によるものと言われている、
唯一鎌倉に残る、鎌倉時代の庭園である。



 

元々の地形を活かしてはいるだろうが、
800年近く前にこれだけのものを彫ったことに驚かされる。
岩壁のてっぺんから空に向かってそびえ立つ木々が、
庭園のスケールをさらに大きなものに感じさせる。

在るものを活かした飾り気のない庭園は、どこか鎌倉武士に通じるものを感じる。
是非、現地で体感してほしい。



順番が前後したが、千手観音が坐する本堂、どこもく地蔵が祀られている地蔵堂は
庭園の手前にある。
わずかに開いた扉から拝顔する千手観音像は、水戸光圀公が寄進したという。

拝顔に際して般若心経を唱えている男性に遭遇した。
これが巡礼の本来あるべき姿かと、少しばかり我が身が縮こまった。