「養生テープ」って、何で「養生」なんだろう?
以前から気になっていたのですが、たまたま仕事中に「養生テープ」という言葉が出てきたので、とりあえずYahooの辞書で調べてみました。
「土木・建築で、打ったコンクリートやモルタルが硬化作用を十分に発揮するよう保護する作業。」
「建築工事で、作業箇所の周囲を保護すること。」
(ともに「大辞林」から)
病気や怪我で弱っている人に「養生してください」っていう、保養・療養の意味合いでしか知らなかったのですが、こんな意味もあるんですね。
初めて知りました。
あと、
「生活に留意して健康の増進を図ること。摂生(せっせい)。」(こちらは「大辞泉」)
なんて意味もあるそうです。
「養い生かす」と読めば、これらの意味があるのもなんとなくわかります。
「守る」「育てる」という意味を含んでいるんだなと。
やっぱり漢字は、通り一遍の読み方だけでは理解が浅くなってしまいますね。。。
ところで、養生テープって一般的に緑色ですね。それも、4~5月の若葉のような明るい緑。若干、色味には素材の影響もあるかもしれませんが。
カラーセラピーでいうと、
グリーンには「成長・変化・安定」という意味があり、
スプリンググリーンには「新しいものが生まれる、新たな成長、若々しい」という意味があります。
養生テープが、ものを保護したり、そのものが効果を発揮するまで守る役割を果たすのと、どことなく共通するものを感じます。
なにげないものでも、つながっているのかもしれない。と思ったら。
アスクルのカタログで、マゼンタの養生テープを見つけまして。
マゼンタ。「成熟。犠牲。先行投資」
・・・わからなくはないが。が。
同じ商品でも、カラーバリエーションがあると、選ぶ時に楽しめていいかもしれませんね。。。
でも、養生テープは、やっぱり緑がいいなあ。