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Harmonia

こころとからだのバランスを・・・yoga&color&more・・・

ほんとに必要? Part2

2009-06-18 23:32:08 | バスケットボール

バスケットボール男子、日本リーグの五十嵐圭選手の移籍が発表されました。

日立サンロッカーズからトヨタ自動車アルバルクへ移籍するとのことです。

              

報道されたことに驚きましたが、少しは報道価値があるということなんでしょう。

記事中においていくつかひっかかる表現がありましたが、あえてそれはスルーします。 

           

本題。

トヨタアルバルクは本当に五十嵐が必要なの?

   

ルイス・キャンベルという外国人PGと今年契約しないのであれば、確かにもうひとりPGはほしいところ。

でもそれは、五十嵐なのか?

    

昨年のトヨタの低迷やチーム事情などを考えて、いろいろ御託を並べてもいいのですが、はっきり言います。

正中をどうするつもりですか?

  

棟方HCが我慢していないように見えます。

  

東芝は、今年、節政選手が引退しました。選手生活を通して日本屈指のPGでありつづけ、日本代表の司令塔でもあった名選手。

その後を担うのは、石崎巧。黄金世代のひとりであり、早くから未来の日本の司令塔と目された、今回の東アジア選手権で初代表に選出された逸材。

   

JBL入りしてからの2シーズン、スタートで起用されていたとはいえ、窮地では控えの節政がコート上で指揮を取ることが何度もありました。

しかし3年目の今年、節政はいない。

石崎の成長が問われる年。

コーチ陣も我慢しなければならない年かもしれない。

 

もっとも東芝は全員社員だから、トヨタほど自由に選手を獲得できないというチーム事情の違いが影響しているのかもしれないけど。

   

正中岳城は、その石崎巧と同い年。

確かに、大学入学まで歩んできた道はまったく対照的。

だけど大学での4年間で大きく成長し、トップリーグ入りした正中のさらなる成長を期待するファンは相当数いるだろうし、いずれは日本代表入りを期待するファンも間違いなくいるはず。

    

棟方HCは、代表歴こそ浅いけど、現役時は優れたPGのひとりだった。

正中をどのように育てるのか、興味があったのだけど。

      

ここで五十嵐圭を欲しがりましたか。

ちょっと、失望しましたね。

正中・宮田との起用方法によっては、失望の度合いはさらに深まるでしょう。

 

宮田も、地味だけどいい選手です。

若い正中をバックアップする力は十分にあると思うのですが。

(そういう意味では、日立の佐藤稔浩選手は現役最高のバックアップPGでしょう。)

   

それとも、3人を同格とみなして均等に使い分けるつもりなのか。

すべてはシーズン始まってからの起用方法で判断するしかないのですが。

逆に言えば、シーズンが始まれば、こんなことも言わなくて済むのでしょう。

今はまだ、浮かんだ疑問に対し、推測でしか対応できない状況ですから。

  

ほんとに五十嵐は必要なのか?

私だけではない、ファンが抱くこの疑念に対し、五十嵐選手は結果で証明しなくてはいけない。

その結果がどんなものであれ、私が言いたいのはただひとつ。

  

背番号「7」もプレイングタイムも、絶対に譲らないように、頑張れ、正中!!


プレシーズンマッチ チェック

2008-05-04 23:31:00 | バスケットボール

京王電鉄杯5日目、行ってきました。

   

京王電鉄杯というのは、男子学生バスケのプレシーズンマッチに位置づけられる大会。

京王沿線にある8大学(明治・法政・専修・拓殖・中央・日大・青学・東大)で行われることから「京王電鉄杯」の名がついたと聞いたことがあります。

4年前の20回記念大会で早慶を招待し、以来、両校とも京王杯の常連に。

現在は10大学の総当りリーグ戦で優勝を争います。

  

とはいえ、やはりプレシーズンマッチなので、各校とも優勝を狙うより、新チームになってやってきたことがどれだけできているかの確認と、新戦力の見極めがメインですね。

私も、今日は勝ち負けよりも、どんな選手が出ていて、どんな感じのチームになりそうなのかをチェックするつもりで行きました。

観戦したのは、青学-中央、日大-明治、早稲田-慶應の3Qまで、です。

 

 

青学は、メンバーが変わってもやりたいことは基本的に変わっていませんね。

ただ、例年より勢いを出せるチームになる気もします。

  

ベースは、やはり荒尾。荒尾がペイントエリアを固め、3Pラインの内側まで影響力を及ぼすことが前提になります。

その土台をよりしっかりしたものにし(内外のバランスの舵取りと全体的なフォロー役)、チームを支える柱となるのが3年生の小林高晃。

渡邉が牽引役として、チームをコントロールする。

コートの外で盛り上げてまとめるのが武田、方向を示して統率するのが梅田。

今日見た感じから、こんなイメージができました。

   

この土台の上で、勢いづかせるのが2年生の役目でしょう。

アレク・橋本・小林純也くんあたりが試合中に目立ってくると、俄然勢いを増すのではないかと。ま、去年から既に目立っているような気もしますが、もっともっといい意味で目立ってほしいなと。

ここ数年見てきた中では、一番エネルギーに溢れている学年だと思うので(やんちゃとも言いますが)、それをいい方向に持っていけたら、面白いのではないかと思います。

 

あとは荒尾の負担を減らしてやれるかどうかですかね。

荒尾と小林を同時に下げることは絶対できないので、この辺で私はアレクに期待してるのですが。もっと動いてほしいなあ・・・。

 

   

中央は、やはり小野龍猛が中心になります。

龍猛自身、ちょっと雰囲気が変わった気もします。去年見たときはいくらか自分勝手な印象を受けたのですが、今日は周りをまとめて引っ張っていこうとしているように見えました。

  

龍猛が周りをどれだけ動かせるか、生かせるか。

周りがどれだけ龍猛の意図を汲み、その存在を生かせるか。

龍猛のワンマンチームにならずに、チームのレベルを上げていければ、上位争いに顔を出してくるのは間違いないでしょう。

中野・篠原・佐藤といった4年生が鍵を握るのかな。

  

私がイメージしたのは佐藤託矢がいた時の青学ですが、この中央はインカレ時にどんなチームになっているか、楽しみです。

 

 

日大は、かなり手ごわいチームになるのではないかと感じました。

今日の試合では中村・篠原・種市といった主力は使っていなかったので、これは推測になります。

  

3Pコンテストの時、底抜け、とまではいかなくても明るく盛り上がっていた日大が、私には意外でした。

体育会系の気合の入ったイメージがあったので、普通に明るい日大というのは想像外だったのです。

で。

  

こういう盛り上がり方をするのは、チーム内の雰囲気がよくてまとまっているんだろうなと。

スター選手がいようがいまいが、毎年必ず上位に出てくるチームを作り上げてくる日大が、こういういい雰囲気なら、ちょっとやそっとじゃ崩れない、手ごわいチームになってるのではないだろうかと。

 

ベストメンバーでの試合を見てみないとわかりませんが、ダークホース的な存在になるのが日大だと思います。

 

 

明治は・・・久しぶりに見たうえ、眠かったので、ほんとに印象です(苦笑)

今年もセンター不在ですが、190cm前後の選手を揃え、伊輿田が統率する感じでしょうか。

やっぱり金丸が目立ちますね。

でも次の早慶戦を見た感じ、今年の入替戦に出てくる可能性はかなり高いと思います。

 

 

慶應。

早ければ今年、遅くても来年には1部復帰を決められるでしょう。

インサイドでは、やはり岩下の高さが大きいですね。技術や動きの面ではまだ足りない部分がありますが、リバウンド・ブロックショットで存在感を発揮する。

小林・田上の3年生コンビも充実し、2年生の酒井・二ノ宮も安定してる。

もともと二部降格するチームでもなかったと思うので(去年の入替戦は、主将・加藤を怪我で欠いた上、相手が大東。一種の災厄みたいなものかと・・・)、悔しい思いをした選手たちがどれだけ成長してくるかが楽しみです。

  

一方の早稲田。

倉石さんのぴったりした蛍光イエローのTシャツと、以前法政でコーチを務めてらした佐藤崇行さんのコーチ就任にびっくりしました。

それはともかく。

 

チームとしては、まだ再建途上といった感じです。去年は4年生が主力でしたしね・・・。

根本と、大濠から入った久保田で、高さは例年よりあるかと思いますが。

チームプレイがまだまだかなあと。個々人の良さがまだ上手く噛み合ってなくて、機能してない印象を受けました。

でもこの際、きちんと一から組みなおしてもいいと思います。

太田匠が復帰していましたが、かなり横に大きくなっていましたね・・・。

 

 

しっかりチェックしたチームと、そうでないチームの差が激しいですが(苦笑)、

実際にシーズンインした時はまた違っているので、あくまで目安と予想ですね。

星取表見ると、専修はズタボロに負けてるし、法政・拓殖もぱっとしないですけど、京王杯はあくまでプレシーズンマッチなので。

トーナメント~リーグ~インカレと、各チームがどのように変化していくのか、楽しみです。


いつか来るそのときのために

2008-03-28 23:19:53 | バスケットボール

JBLファイナル最終戦。

    

4Q、残り3分半を切った頃から、涙を堪えていた。

1分半を残して、止められなくなった。

  

もう、いい加減に勝たせてあげたい。

あれだけ一生懸命やってるのに、何で!

どうして、届かないの?! 

 

 

年々、岡田優介のまとう空気は研ぎ澄まされていっているように感じる。

私が岡田を初めて見たのは、2003年5月。

高校を出たばかりの、まだ少年ともいうべき彼と、4年間大学バスケを戦い抜き、アスリートへと変貌しつつある彼と、プレイの質はもちろん、本人の持つ雰囲気が変わっていても不思議ではないのだけど。

    

白い純粋な想いは、ますますその純度を高めている。

白から透明へ、クリアになっていく。

さらに磨かれてクリスタルのような硬質な輝きを放つ時。

そのときはじめて、想いは成就するのだろうか。

  

正真正銘のファイナルで、自身でもレギュラーシーズンよりよかったと認める出来のよさ。

彼の勝負強さは、研ぎ澄まされた集中力であり、そのまま想いの強さでもある。

    

ここからまた始まる。

次のシーズン、きっとまた、レベルアップしている岡田を見ることができる。

  

オフはオフで、公認会計士試験の勉強で大変だろうけど。

いつかきっと、そのときは来るから。


茶番劇

2008-03-26 23:14:00 | バスケットボール

注目のJBLルーキーオブザイヤー。

    

「アイシンシーホース #1 竹内公輔」

   

ああ、やっぱり優勝チームから選んだか。

と思ったのだが。

   

「日立サンロッカーズ#15 竹内譲次」

  

なんかの間違いかと思いましたよ、ホントに。

ふたり同時受賞とは、予想してませんでした。

 

つか、呆れるのを通り越し、へなへなと力が抜けた。

  

実力も貢献度も、異論のないふたりなんだけどね。

どちらかひとりを選べなかったのか、最初から選ぶつもりがなかったのはわからないけどね。

    

茶番劇観てるようで、恥ずかしくなったのは私だけですか?

あげく、マスコミサービスで、兄弟でトロフィー掲げて握手だもんね。

げんなりした。

  

素直に、ふたり同時受賞でよかったね。とか。おめでとう。とか。

言ってあげたいのに。

・・・なんだかね。


3冠

2008-03-26 23:05:00 | バスケットボール

チャレンジカップ。オールジャパン。そしてリーグ。

3冠を達成したアイシン。

  

オールジャパンベスト5。レギュラーシーズンMVP。年間ベスト5。

そして、プレイオフMVP。

柏木はこれで4冠。日本のトッププレイヤーに上り詰めた。

   

だけど、あの3冠を達成する選手は今年も現れなかった。

おそらく、この先も現れないだろう。

  

リーグ優勝。MVP。そして新人王。

JBLスーパーリーグ、前身の日本リーグ時代から見ても、達成したのはただひとり。

長谷川誠だけ。

   

松下電器入社1年目でチームを優勝に導き、自身は新人王とMVPを獲得する。

しかもオールジャパンでも優勝し、年間ベスト5も獲得した。

とんでもない新人だった。

  

ひとつ上の佐古賢一は、長谷川に衝撃を受けたと言う。

その後アジアNo1PGという称号を得た佐古だが、全盛期の佐古と長谷川ではどちらが上だったのだろう。

  

長谷川もまた、プロ志向の強い選手だった。

松下→ゼクセル→ABA(アメリカ下位リーグ)→いすゞ自動車と渡り歩き、現在はbjリーグの新潟アルビレックスでプロ選手としてプレイする。

  

はじめて長谷川を見たときの衝撃は、おぼろげながらも、今もまだ覚えている。

今さらながら、そのすごさを思い知った。