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Harmonia

こころとからだのバランスを・・・yoga&color&more・・・

横須賀アリーナの一場面

2011-02-21 23:03:22 | バスケットボール

Photo

横須賀ご当地キャラのスカリンと、

東芝ブレイブサンダースのマスコット ブレイビーのツーショットです。

何をお話していたのかな?

   

週末は久しぶりにJBL観戦、19日に東芝-日立、

20日にトヨタ-パナソニックを観戦してきました。

ツイッター始めたのでツイートしながら観戦してみましたが、

慣れていないので結構大変。土日で微妙にトーンも違います(笑)

観戦記は今週中にアップします。

  

    

Photo_2最後にもう一枚。よしよし・・・  


All Japan 2011 男子Final アイシン-パナソニック

2011-01-16 23:20:49 | バスケットボール

試合が始まってすぐ、いつものパナではないとわかった。

動きがぎこちない。地に足がついてない感じ。

     

何でそう思ったか。

木下が動けていないということ。

それ以上に、広瀬の硬さが目に付いた。

  

どちらかというとダメバージョン、5段階評価でいうと2みたいな、「何でそこでそれやるのよ」というプレイを時々やらかすときのオーラが出ていたから。

広瀬がこれじゃあ、ちょっとチームが機能しないぞと。

 

案の定、ボールが入らない。

外で回してばかりで、中に入れられない。

アイシンのDFがいいにしても、青野を活かせないことにはパナのバスケにならない。

かといって、外から打てるわけでもない。

     

だいたい、最初の5分で広瀬が3本も3Pシュート打ってること自体がおかしい。

そういう役回りじゃないのに。

パナは、それしか選択肢がない状況だったということ。

  

ただ、長い目で見たとき、広瀬は3Pシュートの成功率を上げる必要があるのは事実。

  

DFをゾーンに変えたり、選手交代したり。

いろいろ試みて、何とか前半を10点差以内で折り返すことはできたけど。

  

最後の木下の3P、必死になって止めに来なかったところに、アイシンの余裕を感じた。

    

3Q、パナはゾーンDFからの速攻が奏功し、43-41、2点差まで追い上げた。

が。

ここで木下がシュートを外して同点にする機会を逃すと、柏木に3連続3Pシュートを決められる。

大舞台でのキャリア、勝ち続けるために必要なことを知っている、力の差を感じた瞬間。

    

それでもパナは、選手を変えない。

ここまで数人変えたけど、カスタス⇔ハニーカットの交替を除いては、ほんの数分しか主力を下げていない。

主力組も、悪くはないけど、決していいとは言えない状態。

    

ここで渡邉という選択肢はないんだろうか。

考え始めて間もなく、その渡邉がコートインした。

 

渡邉は、それなりにいい仕事をした。

やっぱりちょっと硬くなっていた気もするけど、流れを引き戻すようなスティール/速攻は見せた。

もっとも、渡邉にしては中途半端な感じではあったけど。

働きとしては及第点。

     

こうやって経験積んで、結果出して、信頼得て。

少しずつ成長して、プレイタイム伸ばして。

まだまだ、伸びるよね。

 

4Qになってやっと、パナらしくなってきた。

でも、肝心のところでちょこちょこミスが出る。

   

アイシンの強みは、ミスとミスによる影響を最小限に抑えられること。

ミスが多いパナがアイシンに勝とうと思ったら、そのミスを帳消しにするような流れを引き寄せなければならない。

その流れを持ってきたかに見えたのだけど。

   

柏木がFTを決めていれば、OTにはならなかった試合。

アイシンは、40分で勝てなかったけど、負けもしなかった。

パナソニックは、40分で負けなかったけど、勝つことはできなかった。

これが、今年のAJファイナルだったんじゃないだろうか。

  

ミスをなくすか、ミスを織り込んだゲームプランを立てるか。

ある意味、対照的な両チームの対戦だったともいえる。

  

それぞれのチームに対し、思うことは多々あるけど。

後半戦追う中で書く機会があればその時に。

   

でも少しだけ。

  

青野が45分フル出場したこと、FTの成功率が上がったこと、その他諸々。

ホント、20代の君は何だったのよ!!と言いたくなる。

今の青野を代表で使わない手はないんじゃないだろうか。

  

表彰式、青野が銀メダルを首にかけていた時間はわずか数分。

アイシンの選手がメダルを授与されている時、青野の右手にはすでに外したメダルがあった。

    

こんなのが欲しくてやっているのではない。

   

あと何年、現役でいられるのか。

限られた時間の中、青野は挑戦し続ける。

このまま終わるつもりはない。

  

「力不足を感じ、このままでは優勝を目指すチームの助けにはならない」

どんな眼をして、どんな表情で広瀬は言ったのか。

     

心底悔しいと思った時に、広瀬の感情は顕れる。

新人戦決勝で敗れた時の涙、リーグ戦で東海大に敗れて優勝を許した時に見せた凄みのある眼差し。

この敗戦は、おそらくそれらに匹敵する、あるいはそれ以上の悔しさだから。

     

でも、そこから這い上がってきた。

きっとまた、上ってくる。

その時は、どんなプレイを見せてくれるのだろう。

  

  

いつかパナ-トヨタでファイナルを。

そしてベスト5に正中・岡田・広瀬が選ばれるのが夢だったりするのです(笑) 


エール

2011-01-10 18:26:49 | バスケットボール

ミスもあった。 いいところもあった。

 

成長しているんだかいないんだか。

見るたびに同じことを思ってしまう自分に、苦笑を禁じ得ない。

 

でも、それだけ見てきたという自信がある。

7年目。

まだ?もう?

これからも見ていくことに変わりはないけど。

 

勝つことより負けることの方が、得られるものは多い。

大いなる余地ある伸びしろを、きちんと埋められるように。

  

大会ベスト5。 パナソニックから選ばれたのは、木下と永山。

でもこの二人とて、昨日今日で伸びたわけではないから。

  

いつか必ず、あそこに呼ばれるんだよ。

「広瀬 健太」とコールされる日はそう遠くないと、信じているから。

 


消えない想い

2011-01-08 22:08:57 | バスケットボール

また、届かなかったんだ。

まだ、そのときではないの?

  

決勝点はスリーポイントシュート。

相手は決めて、自軍は外した。

でも、打ったのは岡田ではなくって。

  

見ていないから、どう組み立てたのかは分からないけど。

どういうセレクションだったのかは分からないけど。

  

きっと、打ちたかったよね。決めたかったよね。

  

公認会計士には合格した。

日本代表にも選ばれた。

残るは悲願の日本一。

  

もうあの頃のように、情熱的に追っているわけでもないのに。

年に数えるほどしか見なくなってしまったのに。

それでも今なお私は。

   

あの白い、純粋な想いに、恋しているのです。


選べなかった引退

2010-05-21 22:05:00 | バスケットボール

「今回も優勝できなかった・・・」

こう書き出して始まった1月11日以来、一度もブログが更新されなかったのは、単に時間がなかっただけなのか。自身の折り合いをつけるのに必死だったのではないか。

いつ会社から通達されたのかは知らないけど、一瞬、本気でそう疑った。

    

菅裕一選手、引退。

     

何かの間違いじゃないかと思う。

何年もチームの主力でスタメン、主将。

選手としても脂がのり、円熟期に入ってきたところなのに。

   

プレスーパーリーグとしてJBLが始まった2000年、日立入社。

下位に低迷するチームを支え、近年ようやくプレイオフ進出、リーグでもAJでもファイナル進出。

チームは優勝まであと一歩というところまで来ていたのに。

日立ファンなら誰もが、日立ファンならずとも、菅には一度優勝させてやりたいと思っていただろうに。

なのに。

   

元アイシンの小宮さんのブログを読むと、この引退は、やはり菅の本意でなかったことが伺える。

会社員である以上、社業を優先せざるを得ない局面があるのは仕方ないのだが。

が。

    

どのスポーツにおいても自ら引退を決断できるのは、ほんの一握りの恵まれた選手しかいない。

しかし日本のバスケットボールにおいて、菅ほどの選手が、自らその時を選べなかった。

痛く悲しいその事実が、日本のバスケットボール、JBLの現状を示している。

   

4月4日にセミファイナルが終わった瞬間、どれほどの人が考えただろう。

これが、日立サンロッカーズ#11菅裕一の見納めになったと。

 

選手の引退は、いつもシーズン終了後に発表される。シーズン中に漏れ伝わってくるのはほんのわずかな例外。

プレイイングタイムが著しく減少した選手なら、その覚悟もできる。

しかしそうでない選手の引退は、あまりに衝撃だ。

そしてどちらにせよ、あれが彼のプレイの見納めだったのかと、切なく悲しくなる。

   

同じく今季引退した小宮は、ファイナル終了後、まだ代々木第2体育館内にいるうちに、自身のブログを通し、もっとも早い方法でファンに引退を伝えた。

最後に挨拶をしたかったからと、彼に許された中でできる、最大限のファンへの誠意の示し方。

引退にあたってのファンへの挨拶は、選手としても悩むところなのだろう。

      

その昔、といっても10年と少し前、まだ日本リーグだった頃。

引退選手のためのイベントがあったように思う。

私は行ったことはないが、覚えているのは、外山英明が最初の引退をしたときに出場し、笑顔の写真を月バスか何かで見たからだ。

  

今季限りで引退する選手のための、そしてファンのためのイベントをJBLは、でなければチームは何かやってはくれないのだろうか。

最後にもう一度、チームユニフォームを着た選手のプレイが見たいというファンは、間違いなくいるはずだ。

選手にしても、最後にファンに挨拶できる場があるのとないのとでは、気持ちの面で違うのではないか。

 

Jリーグの引退試合のようなイベントを、リーグでできないだろうか。

今後bjと統合し、本気でプロリーグを作る気があるのなら。

万が一そうでないにしても。

ファン感情に配慮した運営、取り組む姿勢は、日本のバスケットボールの発展に必要ではないのか。

  

まだ認めたくない。

もう一年、菅にはプレイしていてほしい。

怪我でも何でもない、志半ばでの引退。

菅自身も無念だろう。

しかし本人が決断した以上、受け入れなければならない。彼自身の人生においても、重い決断であったはずだ。

   

人生は決断の繰り返しで、自身の思い通りにいくことなどほんのわずかに過ぎない。

割り切れない気持ちは残るが、いずれどこかで折り合いが付けられる日が来るのかもしれない。

今はただ、心残りはあるにせよ後悔することがないよう、菅本人が今後の人生を生きていくことを祈らずにはいられない。