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Harmonia

こころとからだのバランスを・・・yoga&color&more・・・

【NBL】3/15 日立東京-三菱電機名古屋(承前・前)

2014-03-13 22:51:54 | バスケットボール

バスケの試合を観るときは、チームより選手を選んで観に行くことの方が多い。
ましてやパナソニックがいない新リーグ、選手移籍の多かったオフシーズン。
2月に和歌山トライアンズを観に行くつもりだったけど、その後の試合も含め、
大雪で
断念した。


  

他に観たいチームがあるわけではない。だけど観たい選手はいる。

   

  
今でも一番好きなチームは
2004年の青学だし、最も愛したのは2005年の青学。
彼らのその後を見届けたいという気持ちは常にある。
(ちなみに全日本実業団も観に行こうとしたが、やはり大雪で断念した。)

  
だから。

 


今シーズン、揃って転機を迎えた同期二人の対決を、見逃すわけにはいかないと思った。
広瀬健太と熊谷宜之。
学生時代に成長の軌跡を見てきただけに、ひときわ愛着も深い。 

 

広瀬が移籍すると知った時は複雑だった。そもそもパナソニックの休部自体がやるせなかった。
チームに残るか、移籍するか。
だが移籍する年次、そして行き先としては適切だったと思う。

 
次世代の中心選手として、木下・永山・青野らベテラン選手のもとで経験を重ねた

パナソニックでの5年間。

中堅となる年齢で移籍した日立は、学生時代にしのぎを削った同世代が主力を務めるチーム。
竹内譲次、酒井泰滋、近森裕佳、西村文男、中濱達也、小林大祐。
ベテランのもとで、また日本代表として、経験を重ねた広瀬が同世代の彼らとどのような
バスケットボールを展開するのか。

 

そしてもうひとつ。
これは、あの青学を愛したがゆえの、私の個人的な思い。
 

  
ここでも広瀬は、大屋の後を継ぐのかと。

 

  
かつて日立サンロッカーズに所属し、
2012年に現役引退した大屋秀作。
その大屋の背中を見て、学生時代、広瀬は育った。
ふたりのプレイスタイルは似ている。いわゆるハードワーカー。縁の下の力持ち。
チームを支え、献身的に働く。
違いといえば、大屋は左利き、より地味な仕事が多くバランサーの色が濃いのに対し、
広瀬の方はより得点に絡むことが多いことか。

 

  
同じポジションの後輩に、かつて自分が先輩から教えられたことを言葉でプレイで、
大屋は
伝えた。
大屋の卒業後、広瀬は大屋と佐藤託矢と、チームを、特にインサイドを支えてきた二人の
存在の重さに押しつぶされそうになり、自分を見失い、しかしリーグを通して乗り越えた。
そして最終学年で、大屋が果たせなかったインカレ優勝を成し遂げた。

 


大屋の引退から
1シーズン空いて、広瀬は日立に加わった。
28歳、大屋が引退した年。
何だろう、この符号。

 

  
一見するとひとつひとつの出来事なのだけど、見る人間が意図を持って見れば連なり始めて、

それは因縁にも運命にもなりうる。
大屋と広瀬をつなぐ縁。

  
もしかしたら、広瀬の日立入りを一番喜んだのは大屋かもしれないな、なんて思ったり。

  

10年前の9月。明大和泉で行われたリーグの開幕戦で見て以来、ずっと広瀬の成長を
見るのが楽しみだった。
今度はどんなプレイを見せてくれるのだろう。

 


【bj】 bj初観戦 ~ 横浜-大阪(2/2@平塚)

2014-02-02 22:54:34 | バスケットボール

 

bj初観戦にこのカードを選んだのは、行きやすい会場で都合のいい日程を探したら、
ここが一番早かったというだけ。

 

Dsc03005平塚市体育館で観戦するのは2度目だが、前回来たのははもう10年以上前、女子の代表戦。
試合内容は覚えていないけど、ジェット(加藤貴子さん/アトランタ五輪女子代表/
五輪後イタリアのセリエAでプレイ)が見に来ていたのは覚えている。

 

この体育館の利点は、2階席が1階に近いこと。
言い換えれば体育館が小さいとも言うのだが、私としてはこれぐらいのほうが何かと都合がいい。
ただし設備が古い上寒い。

 

観客の入りは半分強、6割くらい?
JBL
よりコアなファンが多そう。
若い女の子が少なくて、家族連れや小学生くらいの子が多い。
でもJBLより盛り上がってて、会場の雰囲気はとてもいい。

 

とりあえず今日は、細かいことは気にしないでbjの雰囲気を楽しもうと思っていた。

そしたら試合内容がいまいちだった(^-^;)
特に1Q、あまりにシュートが入らなくて、これはないだろうと。
だけどたった1試合観ただけであれこれ取り沙汰するのは早計というもの。
だから今日は細かいことはスルー。
とにかく、bjの雰囲気、だいたいの傾向を感じようと。

 

外国人選手のOn2On3は気にならなかった。
逆に、世界と闘うということがどういうことなのかを意識させられた。
アジア、そして世界の舞台で戦おうと思ったら、こういう高さやフィジカルコンタクトに
普段から慣れておく必要がある。 


 

一方で個々の技術や判断力に関しては、やはりJBLの選手の方が上かと思わされる場面が
多々見受けられた。

ボールハンドリング、シュートの正確さ、オフェンスの判断。
ディフェンスを崩してシュートに持っていくシーンが少なく、逆に24秒ヴァイオレー
ションが多い。

 

だが、難しいことを考えないでバスケを楽しむという点ではbjはうまくいっていると思う。
だって。

 

Dsc03007_2合間合間でブースターから自然に「Go B-COR!」って声が上がる。一人が上げると、他のブースターが続く。
特に小学生なんかはこういうの楽しんで一緒に叫ぶ。

すると観客席の半分強しか入っていなくても、その声は会場を満たす(これは会場が小さいのが幸いしているかもしれない)。

 

だから会場のブースターが一体になって楽しんでるように感じた。
バスケを楽しんで、応援を楽しんで、雰囲気を楽しんで。
家族が、友人が、集まって楽しむ場を提供している。
この人たちにとってはバスケが生活に根づいている。

 

bjでは後発組の横浜でこうなのだから、オリジナルの大阪や新潟のホームはもっと人数も
多くて盛り上がっているのかもしれない。

 

こんなのJBLでは栃木ぐらいだった。(北海道はホーム行ったことないからわからない)

 

 

年俸は、JBL/NBLに比べると安いかもしれない。
それでも、観客席が半分強しか埋まっていなくても、会場に満ちた応援を受けてプレイ
できるbjの選手は幸せだと思う。

 

一方のNBL、新リーグになって何がどう変わったのかわからないから、まだbjとの比較はできない。
でも少なくともbj、これならまた観に来てもいいなと思った。
 

 

 

 
  

試合を楽しむだけじゃなく、雰囲気を楽しむことができる。
バスケのルールがよくわからない人でも、楽しめる方法がある。
そういった人が23度と来場を重ねるうちに、ブースターへとなっていくんだろう。
明らかに、JBLとの違いがある。

 

とりあえず、今シーズンはあと23試合、bjを観に行こうと思う。

これまでJBL一辺倒だった初見者にそう思わせた時点で、bjは成功してると言えるん
じゃないだろうか。

Dsc03010


bjリーグを観に行くことにした

2014-01-31 23:24:32 | バスケットボール

 何で今までbjを観に行かなかったのかと問われると、協会側の組織に片足首(いや膝ぐらいまで?)突っ込んでいたからとか、好きな選手が・・・とか、レベルが・・・とか、雰囲気が・・・とか、会場が微妙に行きづらいとこばかりとか、中途半端な理由がいくつも並ぶ。

それなのに何で今初めてbjを観に行こうと思ったのか。


 

それはとても簡単な理由。

日本で今一番面白いバスケをやっているのはどこか、あちこち行って確かめてみようと思ったから。


 

そう思うのは、焼き直しを繰り返しているような協会主導のリーグ(以下本稿では便宜上協会リーグ)に食傷し、久しぶりに観に行った大学バスケは78年前ほど面白いと思えなかったから。

個々の選手がどうこうということではないことは、念のため言っておく。

 

どうせ観るなら面白いものが観たい。

だったらこの機会に、今まで行ったことのないカテゴリを観に行ってみよう。

  

で、bjである。

 

発足当初は何年もつかと懐疑的な目で見ていたが、今季で9シーズン目となる。

その間着実に参加チームは増え、しかもそのホームタウンは各地に分散しており、結果ファンは増加・拡大した。

 

発足当時の協会の態度を思うと、現在に至るまでのbj関係者の重ねた努力や苦労は相当なものであったろう。

 

その甲斐あって、現在では協会リーグとbjの一般的な認知度の差はほとんどなくなり、地域によっては人気・認知度ともbjが上回ることもあるだろう。

バスケットボールにさしたる興味がない人にしてみれば、そもそも何で2つもリーグがあるのかと疑問を抱くのが普通だ。

 

とりあえず御託を並べたが、日本で今一番面白いバスケットボールを探そうと思ったら、bjを観ないわけにはいかない。

ということで、bjを観に行くことにしたのである。


 

さて、観に行くと決めたら、次はいつどこで開催されるどのカードを観るか、である。

やっていることは同じバスケットボールだから、あまり細かいことは気にしたくないが、bj独自のルールと、観戦するチームに所属選手ぐらいは把握しておきたい。

そこでbjのサイトへアクセスする。

 

びっくりした。

見やすいし、かっこいい。充実している。

HPだけ見たらbjが協会リーグに圧勝。

たぶん知らない人が両方のHP見たら、bjの方が協会リーグよりおもしろそうだと感じるはず。

 

実際のところ、掲載しているコンテンツに大きな違いはない。

要は見せ方の違い。bjの方が段違いに上手い。

 

加えて、bjリーグ宣言、活動変遷、メディアルール、プロパティ規定。

外部へのPR・説明がしっかりしている。

何故bjリーグが在るのか、その目的や目指すところを明確に言葉にしている。

bjリーグ宣言を読むと、NBLの掲げているミッション・ビジョンはお題目を並べただけにしか思えない。

 

HPは広報活動の一部であり、必ずしも本業の成果と等しく結びつくものではない。

しかし外部へ情報を発信するための重要なツールであり、そのツールが丁寧な説明に基づき、努力のあとがうかがえるものであると、本業にも期待するのは当然だろう。

 

いったいどんなバスケットボールの世界を見せてくれるのか。

2日後が楽しみである。


第44回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(12/29)

2013-12-29 23:52:17 | バスケットボール

Dsc02871当初観戦の予定がなかったのに行ってしまったのは。

高校バスケって、一種の麻薬だと思う。

連日の試合、勝ち上がってきたチームに変化はあるのか。

大学の関カレやインカレと、同じノックアウト方式でも、ちょっと違うんだな。

なので。

朝ちょっと頑張って、3位決定戦から観てきました。

 

会場着いたのは開始10分前。

この時間になってもなお、当日券売り場に並ぶ人の数に驚いた。10人や20人じゃなくて。

会場の中に入ったら、案の定席はほとんど埋まっている。

最初から2階席は無理だと思っていたし、3階席で観るつもりだったけど、

その3階席も、コートサイドライン内のブロックがほぼ埋まっていたのは予想外だった。

間違いなく、日本で行われるバスケットボールの試合で、一番観客を集める日。
 

 

ウインターカップでこれだけの人が集まるのに、何故AJやJBLのプレイオフ・ファイナルでは入らないのか。

そんなことを思いつつ、着席。

でもやっぱり考えるよね。

インカレも最近は入場制限かかるようになったけど、代々木第2より大きな東京体育館で満席立ち見入場制限なんだから。

空席目立つJBLのレギュラーシーズンとか、何度溜息ついたことか。

NBLのオールスターと同日開催だけど、間違いなくこっちの方が入っている。

あっちはあっちで3on3や車いすバスケもやっていて面白い試みなのに、どうしてこう興行が下手なんだろう。

 

さて、メインの試合。

3位決定戦  京北83-70藤枝明誠

決勝   明成92-78福岡大附属大濠

 

片峯監督の胴上げを見られず残念。

だけど表彰式のあの硬い表情見るに、まだ選手としての気持ちが残っているのかなあと思ったり。

それが青年監督の良さでもあるんだけど。

 

今日の2試合を観て思ったのは、気持ちの持ち方、保ち方。いわゆる精神力の強さ。

試合で負けないため、勝つために、どのようにメンタルをコントロールするか。

指導者はそれに対して何ができるのか。

 

藤枝は、一昨日見たときから気になっていたけど、ところどころに危うさを感じた。

ここで追いつくと楽なのに・・・ってところでシュートやFTが決まらない。

相手の勢いを正面からもろに受けたとき、かろうじて踏みとどまりはするんだけど、

それは両足で踏ん張っているんじゃなくて、片足足首が地面に突っ込まれているおかげで

なんとか残っている感じ。

それでも勝負強さと勝つための武器が備わっているから、ここまで勝ち残ってきたわけで。

だけど互角以上の相手になったとき、踏みとどまりはしても、そこから勝ちにいくための力が

残ってるのかなと。

 

大濠は、明成の八村くんブロックした時なんかは指先まで注意払ったきれいなプレイしてた半面、

シュートがなかなか入らなくて、それも無理に打たされたわけでもなく、

にもかかわらずリングのあちこちに当たっては落ちるという、これはシュートタッチが悪いのか、

だとしたら気持ちの面、決勝戦ということでいつもより少し気持ちが前のめりになっているのかな

と思っているうちに10点差に開いて、大濠がTO取ったら、

明けて明成がゾーンディフェンスに切り替えてきて、明成のペース変わらず・・・という感じで。
 

 

自分が競技かるたなんていう、常に自分との戦い、精神力の強さを要求される競技をやっているものだから、

どうしてもプレイと精神状態の関わりを気にしてしまう。

瞬時の動き、判断、集中力。その反応には心のあり方が作用しているから。

 
 

 

指導者が難しいのはまさにそこで、実際に何をすべきかどう動くかは教えられても、選手の心まではコントロールできない。

いざ試合が始まったら、選手は自分で気持ちをコントロールしなければならない。

どのように気持ちをコントロールするか、仮に方策を教えたとしても、結局最後は自分で乗り越えるしかない。
 
  


 

結局、指導者含めて周りの人間は、やり方を教えたり手助けはしてあげられるけど、そこまでなんだよね。

でもそうじゃないと、本人の成長はないわけで。

逆に手助けしすぎると過保護になりかねなくて。

最近自分が過保護になりかけているんじゃないかと、ちょっと不安になったりする。

 

そんなことを考えたウインターカップ最終日。

 

インタビューでの明成・八村くんの笑顔と楽しかったという言葉。

そーだよ、本来はどんな競技も楽しんでやるもんなんだよ。

楽しいから、練習厳しくても続けられるし、壁も乗り越えようとするんだよ。

若干インタビュアー泣かせの、だけど場内を和ませた、八村くんのコメントは、とっても大切なこと。

 

 

そして試合後、各校の3年生が口々にツイッターで「このチームでよかった」「この仲間とやれてよかった」と。

結果はそれぞれ違っていても、高校3年間でいちばん大切なものはみんな確かに手にした。

それが何より喜ばしいことだと思うのです。


第44回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(12/27)

2013-12-27 23:59:20 | バスケットボール

 

Dsc02837










ウインターカップです。

現地初観戦です。

初めて行こうと思った理由は、大学バスケが面白くなかったから。

いま日本で面白いバスケはどこなのか、ひととおり観に行ってみようじゃないかということで、

ウインターカップです。

 

 
今日は女子の準決勝と、男子の準々決勝。

行って正解、面白かった。

応援も盛り上がっていたし、観客も入っていた。

試合自体も今年観に行った大学男子より楽しめた。

 

観戦したのは4試合。

桜花68-65聖カタリナ

京北93-77北陸

国学院久我山80-93福岡大濠

明徳義塾59-62藤枝明誠

 

 
 
内容はスコア通りといえばその通りで、正直眠くなった時間帯もかなりあった。

でも久我山-大濠なんかは後半だけ見れば3Q4Qともイーブン。

大濠が少しでも気を抜いたら、久我山に持っていかれそうな雰囲気だったから、

点差の割には最後まで緊張感あった。

 

そして、桜花と藤枝がそれぞれ勝った試合。

4Qの時点で負けていた聖カタリナと藤枝が仕掛けたオールコートプレス。

これが勝負を最後までわからなくさせた。

 

桜花-聖カタリナは、3Q 終わって61-37。

聖カタリナが4点しか取れなかった2Qの雰囲気を3Qも引きずっていて、見ている方がかったるかった。

なのに。

4Qで仕掛けたオールコート。

どういうわけか、これに桜花が面白いように嵌った。

開始4分で残っていた後半のタイムアウト2つを使いきっても聖カタリナの勢いを止められない。

 

かといって、流れが完全に聖カタリナだったかというとそうでもない。

確かに点差はハイペースで縮まっていった。

勢いは聖カタリナだった。

でも流れは掴めていなかった。

 

桜花が崖っぷちぎりぎりまで追い詰められてしのごうとしている、

それを聖カタリナがみずからのターンオーバーだったり3Pシュートの失敗だったりで助けてしまった。

そんな感じ。

最後のひと押し、勝ちきるだけの力が足りなかった感じ。 

 

一方の藤枝明誠。

1Qは明徳の留学生にインサイドでやられまくって4-16だったのを、

2Qでゾーンに切り替えて中をガチガチに固めてきた。4人がかりでマジョック囲んでたからね。

そこから追い上げて残り15秒、逆転のチャンスをターンオーバーで潰したものの、

次の明徳のオフェンスを抑えて、24-25で前半終了。

 

3Qは一進一退の攻防から5分過ぎに33-32と遂に藤枝が逆転するも、

そこからターンオーバーにオフェンスの失敗が続いて、3Q終了時には37-46と点差が開く。

4Qに入ってもその流れが続き、残り6分切って45-55の10点差。

ここで藤枝が仕掛けたオールコートプレス。

スティールから面白いようにスコアが積み上がり、反対の明徳の得点が止まり、

残り2分、58-58の同点に追いついた。

ここから、である。

 

2分=120秒、ということは、数字上は双方2回ないし3回はオフェンスがあることになる。

その最初のオフェンスは両チームとも失敗。

そして残り79秒で明徳がファウル。

このボールを藤枝は丁寧に回して確実にミドルから沈めた。

 

対する明徳、オフェンスは失敗するも、藤枝のファウルでフリースローのチャンスを得る。

しかし1本しか決められず、藤枝60-59明徳。

残り25秒、藤枝のオフェンスはじっくりボールを回すが明徳もファウルして時間を止めに行く素振はない。

これはどうするんだと思っていたら、残り4秒で明徳がファウル。

フリースローを藤枝は2本ともきっちり決めて62-59。

ここで明徳はタイムアウト。最後のワンプレイに賭けるも、3Pシュートは外れて万事休す。

 

詳細はプレイバイプレイに出てるけど、藤枝も結構ミスはあった。

ただ最後の最後、勝負どころはきっちり決める力があった。

これが総体2位の底力かと、感じ入った次第。

 

   
 

聖カタリナと藤枝明誠。

仕掛けた両者の明暗は分かれたけど、前後の展開を見て比べると、それぞれ示唆に富んだ試合だったかなと。

 

そして男子と女子のオールコートプレス最大の違い。

男子は、どこか理性的。気持ちとか気迫はあるんだけど、理性で体をコントロールしている感じ。

女子は情。感情とか情念、本人の想いがそのまま体を動かしている感じ。

男女の違いはこんなところにも出るんだなと。

 

 

いろいろと学ぶところのある高校バスケ。

来年インターハイも観に行こうかと考え始めています^^