はりまや橋ファンクラブ

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はりまや橋界隈史跡めぐり・・・その6  ③河田小龍生誕地

2010年11月11日 | はりまや橋地域のお宝・スポット・四季

さる10月23日、北街コミュニティ計画推進市民会議が主催する、「はりまや橋界隈史跡めぐり」が企画されていたので、参加しました。

9時30分、30人を超える参加者が、新堀小学校内の新堀コミュニティホール前に集合しました。

史跡めぐりは10時にスタートして、 ①魚の棚 ②はりまや橋 ③河田小龍生誕地 ④武市半平太道場跡 ⑤岡本寧浦塾跡 ⑥中江兆民誕生地 をゆっくりと巡って、12時少し前に出発地点に帰ってきました。

地元の参加者が、自分が住んでいるところに、こんな史跡があることを知りませんでした・・・と話していました。

また、家族連れで参加された方も多く、中でも新堀小学校の4年生の二人は、歴史に関心が深く、説明をメモを取りながら熱心に聞いていました。

その子達は、すでに相当な知識を持っているのです。"歴女"ならぬ、歴史好きのこども"歴チル"とでも言うような感じで、大変嬉しく思いました。

はりまや橋界隈史跡めぐり・・・その1 新堀コミュニティホール前に集合 

はりまや橋界隈史跡めぐり・・・その2 ①魚の棚

はりまや橋界隈史跡めぐり・・・その3 ②はりまや橋1

はりまや橋界隈史跡めぐり・・・その4  ②はりまや橋2 地下広場ギャラリー

はりまや橋界隈史跡めぐり・・・その5  ②はりまや橋3 からくり時計

 

③河田小龍生誕地

  

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はりまや橋交差点を南に渡って、東へ・・・すぐ近くに老舗料亭「得月楼」があります。

宮尾登美子作「陽暉楼」でも有名です。

この前を取って東へ50メートルくらいに、河田小龍生誕地の記念碑がありました。

はりまや橋観光バスターミナルの手前です。

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出典: 土佐藩絵師・河田小龍生誕地

河田小龍1824-1898は土佐藩の絵師で、高知城下・浦戸片町に生まれると南宋画の画家である島本蘭渓に入門する。 また、土佐藩の儒学者・岡本寧浦に入門し吉田東洋のすすめで23歳の時に京都・大阪に遊学し長崎で蘭学なども学んだ。 1852年、吉田東洋の命によりジョン万次郎の取調べを行ったことから英語や西洋事情などの知識も得た。 この西洋事情や思想などは小龍を通して坂本龍馬や多くの志士に多大な影響を与えたと言われている。 ジョン万次郎は14才の時に遭難し、アメリカの捕鯨船に助けられ、約十年間の留学の後日本へ帰国する。 そのときの取調官・吉田文次はさじを投げて吉田東洋に報告する。 東洋は直ぐに河田小龍を呼びよせ、長崎で学んだ蘭学により話が通じるだろうと考えた。 彼らは十二年の間に日本語を忘れていたという。 小龍は万次郎を自宅に連れ帰り生活の中から言葉を思い出させることで小龍も英語を学び、二人の間に信頼と友情が生まれた。  一方、坂本龍馬が剣術修行に出た江戸で黒船騒動にであって異国の進んだ文明を目のあたりして悶々としていた時に小龍に出会う。 小龍は海洋に乗り出し航海術をまなび、外国との貿易によって利益をあげ国を富まし、異国に追いつく事が日本のとるべき道だと説く。

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河田小龍生誕地

カワダショウリュウセイタンチ

地図:高知県高知市南はりまや町2-1-34 JR高知駅下車・電車桟橋行・はりやま橋下車、徒歩3分 

IMG_8936.jpgHN:史跡探訪者

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