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回顧と展望

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マンデラ元大統領入院

2012年12月10日 17時04分05秒 | 日記

人種差別撤廃後の初代南アフリカ大統領のマンデラ氏が首都プレトリアの病院に入院した。94歳の元大統領は2010年のサッカーワールドカップ開会式以来公式の場に出ておらず、何度も健康不安説がでている。今回の入院については病状などの詳細は公表されていないが、軍用機で移送されたというから穏やかではない。高齢でもあり、健康状態の悪化が懸念される。南ア現地の新聞によれば、健康状態は悪化しており、話すこともしなくなったと言う。長い獄中生活の後の大統領職という激務のなかでこれまで健康だったのは驚異的と言うしかない。

一時は世界から孤立し、原爆製造までささやかれた南アが、マンデラの下で国際社会に復帰し、民生の安定を見たことは称賛に値する。マンデラが復帰して間もない90年代中ごろ、ヨハネスブルグを訪れたことがある。そのときは、旧白人居住区だったサントン地区のホテルに滞在した。夕食の時間になり、白人の家族が多数、ベンツでホテルに乗り付けていたのを見て、昼間訪問したソエトの黒人居住区との格差を目の当たりにしたことを思い出す。

マンデラ氏の快癒を願ってやまない。

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