Photo by☆hapihapi☆昨年参拝した浅草寺にて
義母が倒れて丸2年経ちました。
もう2年、という気持ちとまだ2年という気持ちが入り雑じります。
時折熱が高めになり、その度にいろいろ処置をしてもらいながら、大変親切にしていただく病院に恵まれたと思います。
眠ってばかりではなく目を開けて声には反応している様子ですが、いまだに誰かということが分かっているのかどうかが確認できない状態です。
今年80歳の傘寿です。
なんだかいろいろ考えさせられます。
義母は常識にはとらわれずに自分のやりたいことを貫き通した人ですから、後半は同居の道を半強制的ではありましたが選ばざるを得なくてどんな思いだったのかなぁ。
結局はグループホームを選び、その後は楽しく過ごしてもらえると思っていたのですが。
毎日飲んでいたアロエジュースを届けて毎日飲ませて欲しいとお願いしていましたが、ホームでは単なる嗜好品という認識しかなく毎日は飲ませていただけなくて、そのまま部屋に積んであった。
ホームに入って5ヶ月しか経っていない2月にジュースを飲ませてくれていないことが判明して嫌な予感がしたすぐ後に脳に出血が見つかり3月10日に病院に連れて行きました。
次の診察の予約をして帰宅した夜中に、倒れて意識がなく救急車で病院に搬送したという連絡が入りました。
あの日の夜中は雪が降っておりました。運転が大変だったことを思い出します。
あの通りには大きな病院が二つあり、以前子どもが住んでいた場所の近くにも大きな病院があり、そこだと思い込んで駆け込みました。
駐車場に止めて駐車券を握りしめて受付に行き確認すると、もう少し先のもう一つの病院では?と言われて名前を思い出すと確かにそうだよね、とあわててそこを去ろうとした私の握りしめていた駐車券を「 駐車券、どうぞ 」と料金がかからないようにしてくれました。
多分駐車券を握りしめて、駐車券でいろいろ聞いていたのだと推察できますσ( ̄∇ ̄;)
あれから2年。
本人に聞くこともかなわないし、どうなるのかも分かりませんが、今できる精一杯はしていると考えて、あとは本人の気持ちというか気力というか。
それに従うことしかできないのかな。
いろいろ考えさせられる3月です。
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