この日この時この想い(仮)

のほほん女のつれづれ日記

舞台☆丹下左膳

2005-02-13 20:25:26 | エンタメ
大阪・松竹座
12時開演

主演 中村獅童


幕が上がるとそこにはスクリーンが。
過去の「丹下左膳」の映像が映し出される。
そして、スクリーンを破って獅童左膳が出てくる。
町の道場破りをしてるところで、そこの道場主の弟だか何かの役で
「いらっしゃ~い!」の桂三枝が特別出演していた。

初めての時代劇。
ストーリーはああ、どうなるんだろうっ!っていうドキドキ感はないけど、
それなりに楽しめた。
現代的な時代劇?!
昨年、テレビ版の丹下左膳をやってたけど、舞台の方が好きだなぁ。
やっぱり、目の前で役者が演じてる、生ものなんがいい。
映像の世界ではない面白さ。
映像はそれはそれでいいものだけど。

殺陣のシーンはいいんだけど、なんか迫力がない。
新感線の殺陣に慣れてるからか?
新感線は効果音がいっぱい入る。
シャキーン!とか、グサッ!とか。
多分、普通の殺陣はあんな効果音入れないんだろう。
4月のキャラメルは殺陣がありそうだから、どんなんか楽しみにしておこう。

回り舞台(?)でシーンごとに中央に組み立てられた建物の向きが変わる。
奥行きのある使い方の時は座席によっては見えないところがあるから残念。

中村獅童、かっこよかった。
けど、私の一番の目当ては・・・梶原善!
「王様のレストラン」でシェフの山口智子に恋するパティシエを演じてた人。
私の中では「獅童さ~ん」ではなく「善さ~ん!」
今回もいい味出してた。
昨年の「髑髏城の七人」の贋鉄斎に続いての舞台。
確かアメリカ留学してたはず。
もう日本に帰ってきて仕事してくれるのかな?

久しぶりに母との観劇だったんだけど。
客層は幅広かった。
20代~50、60代くらいかな?
カーテンコールで獅童さんが客席に下りたりしてたんだけど、
着物姿の女性がすっ飛んで行ったのがすごかった。

座席は一番後ろの端。
メチャ見難いと思いながら行ったら、意外と広くなくて見やすかった。
しかも、2席向こうが花道だったからそこを通る時は側で見れるし。
実は、定価10,500円のチケットを6,900円かそこらで入手したので
まぁ、悪い席でも仕方ないかと思ってたからラッキーだった。

母も楽しんだみたいでよかった。
また一緒に行きたいな。