自然豊かな奄美大島で、国の天然記念物の話題です。
市街地でケナガネズミ保護 環境省「ロードキルに注意を」 奄美市名瀬
保護されたケナガネズミ=9日午前8時50分ごろ(政勝利さん提供)
奄美市名瀬和光町の国道沿いの駐車場で9日朝、国の天然記念物ケナガネズミがうずくまっているのが見つかり、保護された。市内の動物病院に運ばれたが、病気やけがなど詳しい状況は分かっていない。環境省奄美野生生物保護センターは「市街地近くで目撃されることが増え、ロードキル(交通事故死)も発生している」として住民に注意を呼び掛けている。
ケナガネズミは奄美大島と徳之島、沖縄島の固有種。体の大きさが20~30㌢と国内最大のネズミの仲間。尾が胴体より長く、先の半分が白いのが特徴。背中の長い剛毛が名前の由来。環境省のレッドリストで絶滅危惧ⅠB類。
9日午前8時45分ごろ、名瀬和光町の保険代理店ゆいわーく奄美支店の従業員用駐車場で、出勤した政勝利さん(57)がじっとしているケナガネズミを発見した。政さんは「マングースかもしれないと思い、車を降りながらスマホで撮影した。希少な動物を見るのは初めて」と驚いた様子。
駆け付けた奄美市世界自然遺産課の職員が保護し、ゆいの島どうぶつ病院(奄美市名瀬)へ運んだ。ケナガネズミに目立った外傷はないが、興奮していたため診療できていない。診察後に治療を行うか、森へ返すかなど対応を決める。
でした。
きぬ乃家 布 tさんのコメントです。
《面白いネズミ (きぬ乃家布t)
白いクロウサギに、白い雀、そして今度は鼠。奄美では、ネズ公も天然記念物なんだ! それにしても尾の半分が白いとは、面白い(尾も白い)。尻尾を振られたら、降参しているように見えますね。でも日チューじゃ目立たないか。皆様、ネズ公を轢き殺さないよう、踏みつぶさないよう、チュー意してくださいね。ネズミが九匹とかけて、晩餐会ととく。その心は? 宮中。 お後がよろしいようで。》