今日は、鏡開きですね。
寒さも増してきます。子規さんは、お弟子の碧梧桐さんの病状を思っての句だそうです。
【子規365日】■1月11日
寒かろう痒(かゆ)からう人に逢(あ)ひたかろう 1897(M30)年
夏井いつき【子規365日】朝日文庫
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《寒さ》の俳句
身体に感ずる寒さだけでなく、感情に受取る寒さもある。寒村・寒駅の熟語のように
貧弱の意に使われる寒さもある。寒さの程度もいろいろで、厳寒などは作句上区別される。
尚、寒き朝・寒き夜は冬で、朝寒・夜寒は秋に属する。
・塩鯛の歯ぐきも寒し魚の店(たな) 芭 蕉
・易水にねぶか流るる寒さかな 蕪 村
・ひいき目に見てさへ寒し影法師 一 茶
横田正知編「写真 俳句歳時記冬」現代教養文庫 より
きぬ乃家 布tさんのコメントです。
《餅カビ (きぬ乃家布t)
八代目の林家正蔵師匠が、思い出されます。
「師匠、どうして餅には黴が生えるんでしょうね」
「馬鹿野郎! 決まってんじゃねえか、早く食わねえからだ」》
「師匠、どうして餅には黴が生えるんでしょうね」
「馬鹿野郎! 決まってんじゃねえか、早く食わねえからだ」