空(hanul 하늘)風(palam 바람)湖水(hosu 호수)2……青空を吹きぬける風が、湖水にさざ波をたてる。

私たちの暮らしは、美しい自然と共生をとりたい物です。そんな日々の暮らしで、感じたことを綴ります。

単衣もん

2024-07-02 05:47:01 | 日記

【子規365日】■7月2

松島の風に吹かれん(ひとえ)もん     1893(M26)年

夏井いつき【子規365日】朝日文庫

松島 イメージ

『旅を愛し「歩く人」とも評された正岡子規。俳句革新を目指す明治26年(1893)夏、

俳聖・芭蕉の「おくのほそ道」の足跡をたどり著した句入り紀行集「はて知らずの記」。』

今日2日から6日までは、その旅で詠まれた句が続きます。

 

瀬戸内寂聴・齋藤愼爾「生と死の歳時記」知恵の森文庫 より 《芭蕉》

 

 

 

《単衣》の俳句

裏地をつけない着物。盛夏の頃の上布・絽・明石・麻帷子も単物。

・地下鉄の青きシートや単衣(ひとえもの)     汀 女

・緑にきてちらつく蝶や単衣裁(た)つ     いち子

横田正知編「写真 俳句歳時記 夏」現代教養文庫 より

 

 

谷口幸璽さんのコメントです。

Unknown (谷口幸璽)

 ながらく月刊誌の俳句欄を担当した。選者は中村汀女。選者となって25周年目と35周年目に、その記念インタビュー記事をまとめた。すると、辛辣な指導で恐れられていた鬼編集長から、その原稿と共に私の机に「確実に上達している。努力の賜物」というメモが置かれていた。俳句のほうは、ちっとも上手くならず、佳作にも選ばれることは二度しかなかったが、談話筆記や記事は誰にも負けないという自信がついたのも、謂わば汀女先生のお陰だったのかもしれない。》

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 永世棋聖 | トップ | 納涼(すずみ) »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (谷口幸璽)
2024-07-02 00:18:31
 ながらく月刊誌の俳句欄を担当した。選者は中村汀女。選者となって25周年目と35周年目に、その記念インタビュー記事をまとめた。すると、辛辣な指導で恐れられていた鬼編集長から、その原稿と共に私の机に「確実に上達している。努力の賜物」というメモが置かれていた。俳句のほうは、ちっとも上手くならず、佳作にも選ばれることは二度しかなかったが、談話筆記や記事は誰にも負けないという自信がついたのも、謂わば汀女先生のお陰だったのかもしれない。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事