怪しいメールに騙される

パソコン通信全盛の時代から電子メールを使っているので、これほどウイルスやスパムメールが蔓延するよりずっと前から、心得だけはできている。
だいたいそういう古いメールアドレスを9年も使い続けているから、有名なウイルスや架空請求はひととおり受信してきた。
マシンはMacだし、情報もまめに収集しており、対策はほぼ万全だと自負している。


そうはいっても、ゴミメールが1日100通を超えるようになって、この春ついに対策を講じた。ゴミメールは減り、同時に、今話題の迷惑メールというのもなかなか実物にお目にかかれなくなってしまった。いや要らないんですが。


さて先日、「選ばれたあなただけに云々」というタイトルのメールが来た。
これはもしかすると、最近騒がれているフィッシング詐欺ではないか。

フィッシング詐欺とは、おもに信販会社をかたって、高額の抽選に当たったからカード番号を教えろ、という手口だ。聞いたところによると、メールに書かれたURLにアクセスすると、信販会社を巧妙に偽装したウェブサイトが表示され、カード番号を入力する画面へと誘導されるという。もちろん、URLも信販会社と誤認させる紛らわしいものだそうだ。

折りしも、エアメールで怪しい内容を受け取ったばかりだ。こちらは高額賞金の海外ロトくじをみんなで買うから一口乗らないか、という内容で、やはりクレジットカードの番号を書いて送り返せというものである。

警戒モード全開で、どきどきしながらメールを開く。





あっ。

それはＨ系有料出会いサイトからの、ごく平凡なゴミメールだった。
騙された。
怒りを込めて「削除」をクリックした。

いやあの、なんにしてもゴミメールは別に要らないんですけど、ホントに。