「何度も声を出してすらすら言えるように。
書いて覚えるのはダメです。声を出して
繰り返し話してください。そうすることが
韓国語を聞いて話せるようになるための
一番よい方法です」
これは先生の指導理念である。
76歳になって、記憶力が低下してきて、
なかなか覚えられない私、どうすれば
韓国語を聞いて話せるようになるのか、
その路線に沿って先生はきょうも私に
精力的にレッスンされた。
きょうは教科書に出てくる単語とそれに
関連した質問を先生がされて、それに
私が答えるというものであった。
私が覚えられなくて正しく発音しにくい
単語の中から先生は편의점(コンビニ)
を選んでレッスンが始まった。
편의점에 가세요?
いきなりこう聞かれて、すっと意味が
とれない。こんな簡単な文ですらそう
なんだから、ドラマやラジオが聞き取れ
ないのは当たり前。
가세요?ってどういう意味?
先生は直ぐに答えない。
세요は尊敬語だから、「行かれますか」
というと、先生は首を縦に振った。
今度は私が答える番である。
「コンビニはよく行きます」と答えたいが、
「よく」が分からない。
「よく」とか「たまに」の副詞は言葉の
ビタミン剤なので、覚えなければならない。
「(よく)って何と言いますか?」
「チャジュ」
「차주と書きますか?」
「違います」
「자주ですか?」
「はい」
(よく)は자주と書けても、それだけで
覚えた気になってはいけない。
正しく(チャジュ)と発音でき、その単語を
使った例文を作り、それを繰り返し声を
出して話してみて、やっと覚えられる。
네 편의점에 자주 가요
と言うと、先生はうなずいてくれた。
ここまでに10分くらいかかった気がする。
집근처에 편의점이 있어요?
先生はこのように質問したが、집근처에が
正確に聞き取れなかったので、ぼけっと
していると、先生は「言ってみてください」
と私が答えるよう促した。
私が仕方なくもそもそと言ってみると、
チンプンカンプンで先生には聞こえない。
それはそう、全く分からないのだから、
答えようもないのである。
「다시 주세요」
(もう一度言ってみて)
집は家、근처はよくは分からないが近所とか
近く、とそのように聞こえたような気が
したので、質問の意味は「近くにコンビニは
ありますか?」じゃないかと思った。
そこで、「家の近くにコンビニがあります」
と答えようとした。
(家の)は(집의)と思い(チベ)と言って
みたら、先生の顔に「どうして?」という
表情が現れた。
えっ、他にどう言えばいいのよ?
私は困って(分かんないな)とつぶやいた。
先生は「じゃ、私は何と言いましたか?」
と質問の全文の意味を聞いてきた。
もう一つ、근처에とは何か?それがはっきり
しなかったので、答えられなくて、先生の
顔を見たら、先生はまた「どうして?」
という顔をされ、万事窮した。
「(近く)という意味です」
「家の近くにコンビニがあります」
と答えればいいのだ。
집의근처에 편의점이 있어요
と言うと、先生は首を横に振った。不正解だ。
「집의の의がいらない、근처のような位置を
表わす言葉の前の(의)は要りません」
ということで、
집근처에 편의점이 있어요
と答えて、先生から合格の声を聞いた。
そこで、以上の例文から、
「家の近くのコンビニによく行きます」
という文章を作るように言われた。
집 근처의 편의점에 자주 가요
ここまでで、30分は費やした。
あっという間に1時間のレッスンが
終了、充実した1時間だった。
教科書の文章CDをよく聴いて、それを
真似て大きな声で読み上げ、その文章が
暗唱ですらすら言えるようになるまで、
何度も繰り返し続けること、それが今の
私には最適の勉強法だと思った。
次回は、数字(漢数字)の勉強である。
語学って大変! だけど面白い。
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書いて覚えるのはダメです。声を出して
繰り返し話してください。そうすることが
韓国語を聞いて話せるようになるための
一番よい方法です」
これは先生の指導理念である。
76歳になって、記憶力が低下してきて、
なかなか覚えられない私、どうすれば
韓国語を聞いて話せるようになるのか、
その路線に沿って先生はきょうも私に
精力的にレッスンされた。
きょうは教科書に出てくる単語とそれに
関連した質問を先生がされて、それに
私が答えるというものであった。
私が覚えられなくて正しく発音しにくい
単語の中から先生は편의점(コンビニ)
を選んでレッスンが始まった。
편의점에 가세요?
いきなりこう聞かれて、すっと意味が
とれない。こんな簡単な文ですらそう
なんだから、ドラマやラジオが聞き取れ
ないのは当たり前。
가세요?ってどういう意味?
先生は直ぐに答えない。
세요は尊敬語だから、「行かれますか」
というと、先生は首を縦に振った。
今度は私が答える番である。
「コンビニはよく行きます」と答えたいが、
「よく」が分からない。
「よく」とか「たまに」の副詞は言葉の
ビタミン剤なので、覚えなければならない。
「(よく)って何と言いますか?」
「チャジュ」
「차주と書きますか?」
「違います」
「자주ですか?」
「はい」
(よく)は자주と書けても、それだけで
覚えた気になってはいけない。
正しく(チャジュ)と発音でき、その単語を
使った例文を作り、それを繰り返し声を
出して話してみて、やっと覚えられる。
네 편의점에 자주 가요
と言うと、先生はうなずいてくれた。
ここまでに10分くらいかかった気がする。
집근처에 편의점이 있어요?
先生はこのように質問したが、집근처에が
正確に聞き取れなかったので、ぼけっと
していると、先生は「言ってみてください」
と私が答えるよう促した。
私が仕方なくもそもそと言ってみると、
チンプンカンプンで先生には聞こえない。
それはそう、全く分からないのだから、
答えようもないのである。
「다시 주세요」
(もう一度言ってみて)
집は家、근처はよくは分からないが近所とか
近く、とそのように聞こえたような気が
したので、質問の意味は「近くにコンビニは
ありますか?」じゃないかと思った。
そこで、「家の近くにコンビニがあります」
と答えようとした。
(家の)は(집의)と思い(チベ)と言って
みたら、先生の顔に「どうして?」という
表情が現れた。
えっ、他にどう言えばいいのよ?
私は困って(分かんないな)とつぶやいた。
先生は「じゃ、私は何と言いましたか?」
と質問の全文の意味を聞いてきた。
もう一つ、근처에とは何か?それがはっきり
しなかったので、答えられなくて、先生の
顔を見たら、先生はまた「どうして?」
という顔をされ、万事窮した。
「(近く)という意味です」
「家の近くにコンビニがあります」
と答えればいいのだ。
집의근처에 편의점이 있어요
と言うと、先生は首を横に振った。不正解だ。
「집의の의がいらない、근처のような位置を
表わす言葉の前の(의)は要りません」
ということで、
집근처에 편의점이 있어요
と答えて、先生から合格の声を聞いた。
そこで、以上の例文から、
「家の近くのコンビニによく行きます」
という文章を作るように言われた。
집 근처의 편의점에 자주 가요
ここまでで、30分は費やした。
あっという間に1時間のレッスンが
終了、充実した1時間だった。
教科書の文章CDをよく聴いて、それを
真似て大きな声で読み上げ、その文章が
暗唱ですらすら言えるようになるまで、
何度も繰り返し続けること、それが今の
私には最適の勉強法だと思った。
次回は、数字(漢数字)の勉強である。
語学って大変! だけど面白い。

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