垂直落下式どうでもいい話

基本的に凡人以下なので期待しないでよね-=≡Σ(((⊃゜∀゜)つ

映画を観た~スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師~

2008年01月20日 15時44分48秒 | 映画
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を観ました。


いらっしゃいませ。
そして、永遠にさようなら。





ストーリー&解説:19世紀、ロンドン。フリート街で理髪店を営むベンジャミン・バーカーは愛する妻と娘と共に幸せに暮らしていた。しかし、美しい妻に恋をしたターピン判事の陰謀で、バーカーは無実の罪を着せられ、投獄されてしまう。15年後、妻と娘を奪われたバーカーはスウィーニー・トッドと名前を変え、フリート街に戻って来た。理髪店を構え、パイ店の店主、ミセス・ラペットの協力を得て、ターピン判事への復讐を始める。

『ビッグ・フィッシュ』、『チャーリーとチョコレート工場』など、このところファミリー向けの作品が続いたティム・バートン監督が、『シザーハンズ』以来の朋友、ジョニー・デップと組み、久しぶりにダークでゴシックな世界に戻って来た。18世紀のロンドンに実在したと言われる伝説の人物、スウィーニー・トッドを主人公とした、英国では150年以上のロングランを誇るミュージカルの映画化である。本作もセリフの半分以上が歌という本格的ミュージカルで、ジョニー・デップも見事な歌いっぷりを披露している。共演は、私生活でもバートン監督のパートナーであるヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、ティモシー・スポールら。
(goo映画)


【五つ星評価…☆☆☆☆☆】


満点でいいんじゃないか?www

ジョニー・デップ……パイレーツ~よりこっちの方が好きだな~。

15年の投獄生活から開放され、愛用の剃刀を手にしたときの「俺の腕に戻ってきた!!」ってくだりはシビれたね。

R-15も納得の残虐シーンの連続で、その手が駄目な人にはキツイかもしれませんが、タイトルロールって言うのかな?アニメチックなCG丸出しの冒頭部分のウソっぽい血の印象が幸いしたのか、個人的にそれほどグロさは感じなかったかな?

ダークなストーリーって事はネットで調査済みでした。しかし、もう少し救いがあって陽気な気分が味わえるかと思ったんですが、ガチでしたねww首周りがちょっと熱くなってきたww

僕は『チャーリーとチョコレート工場』よりも『スリーピー・ホロウ』が好きな人間なんで、こんな世界観はテンション上がりますね。ある意味美しくもある血飛沫は、ジョニー・デップの魅力とティム・バートンの映像センスによるものでしょう。ストーリーだけではなく見た目で楽しめました。

犠牲者を地下に落とす描写もかなりのエグさだったしww

ミュージカルの免疫があまりない管理人としては、映画の第一声がいきなり歌なのには少し抵抗がありましたが、総括すると許容範囲内に収まったし、ってか、みんな歌が巧い(素人の意見ですが)。
特に“ミセス・ラベット”を演じていたヘレナ・ボナム=カーターと“ピレリの弟子・トビー”を演じていたエドワード・サンダースが良いね。

ヘレナ・ボナム=カーターはティム・バートンの奥さん(結婚はしていないらしいが子供はいる)で、ティム・バートン作品の露出も多い女優さんですが、あの歌唱力は見事と言うしかないでしょう。ゴキブリパイはなんとかしてほしかったけど。



エドワード・サンダースは初めて観たけど子役だよね?




見た目もかわいくて良いですが、歌もメチャクチャうまいな。なんとか少年合唱団とかにいそうな感じでしたよwwラストにも大きく絡んでくるキャラだったので、この作品で注目されるのはたしかでしょう。今後に注目です。


一つ残念だった…というか、違和感があったのはジェイミー・キャンベル・バウアー演じる“アンソニー”の服装が少し現代風に見えてしまったことかな。実際にあんな衣服を着ていたのかもしれませんが、一人だけ現代人にみえてましたねw

他にもツッコミどころはあるかもしれませんが(精肉関連とか)、秀逸なストーリー、キャラクター、演出、映像などで全部消してくれているんじゃないかと思います。

駆け落ちの若い二人のその後も気になるところですが、原作もそんな感じなんでしょうかね?

まぁ、いいか。

想像以上の残酷描写でキツかった人の多々いることでしょうが、少し笑えるシーン(ビーチの辺り)もあったりしますし、絶妙なバランスで作られたミュージカル映画でしたね。

グロがイケる人だったら楽しめると思いますので、ぜひ劇場でどうぞ。もちろんジョニー・デップファンも必見。

ただ、初めてのデートには向かない作品だと思うのでご注意ください。




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます (ハンガー拳法)
2008-01-28 19:09:25
ぺんごろさん

残念ながらR-15なんですよね。
ご長男君は中2ですか…という事は13歳~14歳ですよね?ちょっと足りなかったですね(苦笑
ぺんごろさんは、毎日お忙しいでしょうからね。
できれば劇場で……とオススメしたいところですが、こればかりは仕方がないですよね。
早めにDVDが出ることを祈りましょう!

ヘレナさんは『チャーリー~』でバケット夫人を演じていますね。正直、『チャーリー~』はあまり憶えてないのですがwwたしかにバケット夫人を演じています。
スウィーニー・トッドでは、かなりイメージ違うと思いますよ!
返信する
R指定だったんですね (ぺんごろ)
2008-01-28 09:43:53
この映画中2の長男が観に行きたかったのに、R指定で観る事が出来なくなったんですよ。
私も観たいとは思っていますが、映画館に行く時間がなさそう…
はやくDVDが出ることを期待しています。
あの~動画の下にある写真の女性がヘレナさんですか?
この方、チャーリーとチョコレート工場で主役のお母さん役をやられた方ですか?
映画を観るだけで、俳優さんにうとくって…
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ありがとうございます (ハンガー拳法)
2008-01-21 01:13:24
miyuさん

ヘレナは本当にこの役に合ってましたよね。
オーディション受けてたんですか!?それは初耳です!
まぁ、あの歌唱力と演技力ですからね~。贔屓などは関係なく、なるべくしてなったって感じですよね!!
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ヘレナは (miyu)
2008-01-20 23:14:49
監督のパートナーだから役をもらえると思われるのが
イヤだったみたいで、ちゃ~んとオーディションを
受けたって言ってましたね。
もちろん愛する人だから、贔屓目もあるだろうけど、
彼女って監督の作品の世界観にぴったりだもん。
文句なしで、彼女に主演女優は務めてほしいです。
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