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私のメトロノーム/セピア色

日常生活の事々、思い出、未来への希望を書きます。

今日から8月に入った。

2014-08-01 12:31:06 | 季節

厳しい暑さであった。
地上の作物を枯らす熱風が吹く一日であった。



青は夏の季節の象徴であるが、
単調なまでに晴れわたった一面の今日の青空・・。

夏の空は時々、急激に変化し、
天候が崩れ、
急な雨に降られると、
たちまち乾いた大地が一変し、

その後に現れる新しい空にひんやりと風が足元を流れて、涼しさを感じる。

今日はそのような事もなく、
真っ青な空と酷暑が続く一日であった。




私はある用件があり、
自動車で大阪から名神高速道路を通り、

びわ湖湖西路を通り、福井県若狭町へ行った。

敦賀から若狭へ行くには
新しく全面開通した舞鶴若狭自動車道を通れば便利であるが、
私の通る道筋とは違う。


私は近江今津から
山間の国道303号線をコトコトと走って行った。
私の自動車はオートマではなく、今はとっても~珍しいマニュアル車のセダンである。

若狭鯖街道の熊川宿を通り抜けるとき、
名物くずまんじゅうを食べたいと思ったが、
じーっと我慢し・・(笑)

ひたすら目的地へ向かって走って行った。





JR上中駅の近くに着いた。
突然、一面に広々と黄色のひまわり畑が目の前に広がった。

田畑の休耕田を利用しているのであろう。

車を止めて、
夏の向日葵の光景を眺めながら・・暫し癒しの休憩をした。


 

10月19日(日)
この近くの会場パレア若狭で、

お馴染みの有名なTV番組
「なんでも鑑定団 ㏌若狭町」が収録されると広告してあった。

毎週見ているTV番組であり、
オモシロそうで興味があったが、
「その日は無理だなぁ!!」と思いながら・・
又、目的地へ向かって、ひたすら車で走っていた。

 

 

 帰路は
夏の強烈な陽射しも落ちて、道路には夕方の日陰が長く伸びていた。

真夏の高い空が平らかで低くなり・・・
秋の空の気配を感じた。

都会の街中は
今こそ夏の真っ盛りであるが、

このような自然が豊かな地方へ来ると、今年も秋の訪れを感じた。 

いよいよ、今日から8月に入った。


梅雨も終わりに近づき、今年も盛夏が来ようとしている。

2014-07-13 21:12:17 | 季節

梅雨も終わりに近づき、
今年も盛夏が来ようとしている。
海や山が恋しい季節である。

私もそろそろ夏の計画を?・・と思いつつ、
あれやこれやと、思案と準備に忙しいこの頃である。

人生は
「何をしようか?」を考えると共に、
「何ができるか?」
「何ができないか?」
・・も
しっかりと考えなければならない。

本当に生きる事には苦労があるのだ。

 

季節毎の祝祭には、
自然のリズムに合わせて、
心や体の再生を促す力があるという。


私たち現代人は多忙である。
季節の変化を見過ごして季節に合わず、
体調の不調を招きがちである。

時には、
ひと時を立ち止まって、
私たちの自然が示す季節の兆候を眺めて・・
仰ぐことも必要ではないかと思う。。。。。。




数日前、
我が家の庭で今年も蝉が孵化を始めた。

毎年、
庭木の下から蝉が巣立って行くのである。

いつもは朝が薄暗い早朝の内に孵化が終わり、
私たちはその抜け殻だけを見るのが
普通であったが、
今回は何時間もかけて、
苦労しながら・・
蝉が必死に孵化をしているのを見る事ができた。

 

私は時々、それを見守りに来ては
やきもきしながら・・眺めていたのだ。

そして、昼頃にやっと一匹が梅雨の曇り空へ旅立って行った。
良かった!!

孵化した後、
残された蝉の抜け殻は
我が家に、夏の到来を知らせる
小さいけれども大事な記念品となった。(笑)
 


夏至が過ぎて・・、 美味しい鹿児島名産の明石屋「かるかん饅頭」をいただいた。

2014-06-23 15:36:53 | 季節

21日(土)は夏至であった。
北半球では太陽の南中高度が最も高く、
昼間が最も長くなる日であった。


梅雨の季節であるから、
その後も、毎日が蒸し暑い大阪である。

この暑さの中、
何か?
嬉しいことが??
起こらないか???

小さな期待と願いを持って、日々を過ごしていたのだが・・????





土曜日午後に、
思いがけなく、
「皆様でどうぞ!」と・・

鹿児島市内に住むある方が
鹿児島名産の「かるかん饅頭」をたくさん贈って下さった。

有名な明石屋のかるかん饅頭であった。

  

早速、日曜日の午後に、
白くてふんわり・・
柔らかい・・

おまんじゅうを
「美味しい~美味しい~」と、
皆さんと感謝していただいたことであった。(笑)







 

 


鹿児島名産の「軽羹(かるかん)」という
名前のお菓子をご存知であろうか?


語感の軽やかさから、
ふんわりとした和菓子を連想するかと思われるが・・。

材料に自然薯(じねんじょ=山芋)を使った和菓子である。

空気をたっぷり含んで蒸されるため、
白くて、ふんわりとして、柔らか~くて、美味しい~。(笑)


愛の心を持って、
贈って下さった方の想いに感謝しながら・・

梅雨の一日を、皆さんと心嬉しく過ごしたのだった。(笑) 

 

 


初夏の風の中で一人で想った。

2014-06-09 18:05:08 | 季節

季節は人を待ってくれない。

6月に入ると、梅雨の気候となった。
長雨が木々を洗い、緑が深まって美しい。

 

 

今日は午前中に、
市内にある総合病院へ、
妻の心臓外科手術後10か月の検診に行ってきた。

診察の結果、
妻の心臓機能は60~70%位の回復度であり、順調に回復しているそうだ。


妻は心臓を取り出して手術をし、元に埋め戻した後、
心臓の納まり具合が悪く、
不安定で胸中に違和感を感じていたが、それも月日の経過と共に安定して来た。

但し、
心臓を取り出すために胸骨を切断し
6本のワイヤーで結んで修理した骨の痛みは依然として続いている。
担当医によれば、
この鈍い痛みは生涯続くかも?との事であった。


 
最近はリハビリ治療の為に、
毎日8,000歩の散歩にも励んでいる。

又、公園での朝のラジオ体操にも参加し、顔馴染みの方々も多くできたようだ。

体力がなく、 
とても疲れやすいので、夜には早く寝床に入っているが、
次第に普通の日常生活ができるようになってきた。

私は妻の順調な回復をとても喜んでいる。

これも多くの方々の愛のお祈りのおかげであると、
心から神に感謝している。

 
8月初旬には
心臓手術をした大学病院で、
手術後1年目の総合的な精密検査を受ける予定である。


妻は良き診察結果を期待しながら、
再び生かされた自分の生命を慈しんで、
人生の残された時を大切に、前を向いて生活をしている。


 
 
 
我が家の庭では
赤いバラの花の季節が終わり、夏野菜の季節となった。

既に、
小さなきゅうりやミニトマトの収穫が始まった。

ゴーヤーの苗には小さな実が付き始めた。
冬瓜とかぼちゃの苗は、
雨にうたれてスクスクと伸び始めている。


梅雨入りのこの時期は雨がシトシトと降り、
気分的にうっとおしさがあるが、植物が成長する為には大事な季節でもある。



人生にはどんな出来事も大切であることを
心に覚えながら、
今日も一日を歩んで行きたいと願ったことであった。
 

5月の空に、今日も緑色のそよ風が流れて・・。4月に福島へ旅立った人々の事を想った。

2014-05-20 15:51:12 | 季節

この数日降り続いた雨が止んだ。
木々の緑が雨に洗われて、キラキラと輝いている。
緑したたる五月である。

そして、
すっかり晴れ渡った空に、
緑色のそよ風が優しく流れている。

初夏の風はとてもやわらかで心地よく・・
気持ちが良い。

まさに、
薫風が緑樹を渡る季節である。

 

 

日は久しぶりに、
この
ブログを書くことにした。

この数週間、色々と多忙さに追われて、
私は全く気分が乗らないままに日々の生活をしていたのだ。

 


3月末~4月初旬は異動や転居の季節であった。
五月に入ると、
その報告を兼ねて、
各地から手紙やハガキで通知状が届いた。

その一枚一枚の挨拶状に目を通していると、
短い文章の行間に、
人生の大きな決心をしたであろう人々の気持ちが見て取れた。

特に、印象的であったのは
二人の知人の「新しい選択」であった。



東日本大震災の地、
福島から他の地へ移住する人は多いが、
彼らは共に、その逆方向の地へ旅立った。

関西での安定した生活を離れて、
この度、福島の地へ移住することを決心したと語る。

支援活動を続けているうちに、
神様は二人の心に、
震災で苦しんでいる人々と共に、寄り添う様にと・・
人生の新しい導きを与えられたのであろうか。

私自身には
とてもそのような決断はできそうに・・ないが・・(涙)

彼らが選択した生き方に、
5月の緑のそよ風のような
心の優しさと心地よさを感じたものであった。

 

 

 


緑のそよ風~いい気分!!

2014-04-25 16:36:26 | 季節

街角には緑のそよ風が流れている。

私がいつも散歩する道の端には、美しい芝さくらが咲き誇っている。
一人の婦人が毎日、熱心に作業をしていたが、
これがまるで花のじゅーたんのようだ。

街路樹として栽植してある
ハナミズキにも白い花、薄桃色の花が・・今が盛りと咲いている。

私は妻の勧めもあり、
今朝から厚いセーターを脱いで、初夏の薄い装いに変えた。

全国的に、暑くなく・・寒くなく・・

今日は ~いい気分~ ^^♪ ♪と言った初夏の陽気である。

 


この時期、
年度末や年度始めは
総会の季節である。

私が関係している諸団体は
総会をこの時期に開催するので、
月ごとに、幾度もその準備に追われていた。

昨日午後、
遂に、最後の総会の準備が終了した。
後は、当日を待つばかりである。


今日は肩の重荷が去って、ほっと一息!
とっても、心が軽やかになった。




そこで、
美味しいお茶をいっぷく・・(^。^)y-.。o○と思っていたが、
我が家のどこにも、美味しいお菓子が無い。(残念)😢

「神様!どこからか??美味しいお菓子を与えてください??」
と、お祈りをしていたら(笑)??

お昼前に、
ある方が突然に来訪して、
旅に出かけていた
広島の銘菓を届けて下さった。


「川通り餅」と言う名のお菓子で、
胡桃入りの小さな餅を棒で刺してある生菓子である。

妻が留守をしていることを良い機会に、
一人で「美味しい!美味しい!」と食べていたのだ。
 

 本当に、とっても  ~いい気分~ ^^♪ ♪
になった。
 

 

来週から、
春のゴールデンウイークが始まる。
毎年、私はこの時期も多忙である。

29日(火)は
あるセミナーの講師を依頼されているので、滋賀県大津市内へ出かける。

5月5日(月)~6日(火)は
ある大会を開催するので大阪市内のホテルへ出かける。

けれども、
3日(土)~5日(月)は
東京から息子夫妻が帰省して来るので、私は妻と二人でとっても~楽しみに待っている。


緑のそよ風 ~いい気分~ ^^♪ ♪
と言った、楽しい心持ちである。
 

 


4月20日(日)は今年の復活祭(イースター)だった。

2014-04-24 15:18:24 | 季節

春の麗しい季節。
4月も下旬になると、風が変わり初夏の爽やかさを感じる。

木々の新緑も映え出し、
空も薄青く広がり晴れ渡っており、

いかにも五月晴れ!と言った様子である。
近所のお宅の門扉には、鯉のぼりが飾ってある。

 

 

去る20日(日)は
今年のキリスト復活祭(イースター)であった。

わが国では冬のクリスマスほど馴染みが無く、名が通っている訳ではないが、
欧米ではイースター・ホリディーがあるほど
春の大事な祭り行事である。

イースター(Easter)は英語での呼び方であり、
日本語では復活祭と言う。

イエス・キリストは、十字架上で死んでから三日目に、復活された。
このイエス・キリストの復活を記念する日である。

イースターエッグは、生命の始まりを象徴している。
ちょうどひよこが卵の殻を破って出てくるように、
キリストも死という殻を破ってよみがえられたことを象徴している。




先日、婦人たちが集まって、
たくさんのイースターエッグを作ってくださった。
今年は手作りの
可愛いデザインの包装紙で包まれた特製のイースターエッグ。

ここに、
お見せできないのが残念であるが、

なかなか優れた美しい出来栄えの作品であった。

 

それにしても、いつも思うのだ。
ご婦人たちの
熱心な手作業には心から深く感謝しているが・・
手を動かすとき、同時に口も熱心な仕事ぶりなので・・ね。
時々、困ってしまうのだ(大笑!?)。

 

日本では昔、復活祭(イースター)を
誰がどのようにお祝いしたのだろうか?と考えていたら、

ある人が新聞記事を切り抜き持って来てくれた。

 

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「戦国武将の黒田官兵衛はキリシタンだった。
秀吉の九州攻めの総司令官として戦う間も、教会建設や布教に東奔西走。
宣教師を支援して多数の大名、家臣に伝道した。
住民すべてがキリスト教徒の国を建設する夢を抱いていた。

大分・中津に居城を定めた1587年のイースター(復活祭)に大規模な洗礼式を行い、
多数の武将を改宗させた。
イエスの復活を祝う最大の祭日で,布教の情熱も高まったらしい。
いまでも教会によっては、深夜から始まるミサにロウソクを手に信者が集まる。
夜を徹して祈りを捧げ、讃美歌を合唱して再生を祝う。
 (日経新聞 2014.4.22)」
 


雨に散り行く桜の花びら。 今年の桜を惜しんでいたら・・?

2014-04-07 17:50:18 | 季節

美しい草花が咲く日本の春。
この季節特有の絢爛豪華な桜花が各地で咲き誇っている。


先週、私は毎日散歩を続けながら・・
城址公園や大川筋などに、
鮮やかに咲く満開の桜を訪れては美しさを眺めて感動し、
その美しい美を、一枚一枚と・・写真に撮り続けていた。

今日もまだ整理する時間がなく、
ここに披露できないのが全く残念だ。


そうこうしている内に
週末から数日間、雨が降り始めた。
冬の2月に逆戻りをしたかのような、震える寒さの訪れである。

我が家では、
一度片づけた炬燵を又、取り出し、
「これで今年の桜も終わりになるだろうか?」と、
雨で散り行く桜を惜しんで、妻と二人で今年の桜を眺めていたら・・

 

ある方から、
私の心を思い計ったかのような、次のようなメールが届いた。

それを読んで、
私は思わず・・
「本当にそうだ。うーん・・」と心で深く頷いてしまった。

 

 

満開の桜に冷たい雨が降り続いています。
開いた花は雨に打たれ、地面に落ちています。
「雨が降ったから桜は終わりだね。」
人々の言葉が聞こえます。

しかし、私は、
今日、雨の中に桜を見に行こうと思います。

人は花が咲いた時、見頃の時だけ、桜を見に行きます。
しかし、神様は満開の時も、散り行く時も、
そして、
葉が青々と繁る時、紅葉の時、さらに冬枯れの時も

これを訪れ、これにいのちを注いでおられる。

神様の愛は変わらないのです。


雨に打たれる桜を見に行きませんか。
きっと、
そこにいらっしゃる神様に出会えると思います。


「きょうはあっても、明日は炉に投げ込まれる野の草さえ、
神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに良くしてくださらないわけがありましょうか。」
(新約聖書 マタイ福音書 6章30節)


今日はとても気持ちの良い、春のぽかぽか陽気であった。

2014-03-24 18:02:43 | 季節

今日はとても気持ちの良い・・
春のポカポカ陽気であった。

私はそよ風を感じながら、
約束していた人に会うためにJR大阪駅に出かけた。

        『風よ、吹け~春風よ~』と。。。

春の歌を一人でのん気に歌いながら、
春を迎えた嬉しい・・ウキウキ気分で出かけた。

街を行く人々も、
冬の重いコートを脱ぎ捨て、
身軽になった装いで、軽やかに歩いていた。





待ち合わせ場所はJR大阪駅、
駅直結の
ホテルグランビア大阪のフロント前であった。

旅行社を経営している男性と
近くのコーヒーショップに入って、大事な話し合いの時を持った。

来年2015年1月中旬に、
又、私たちが計画しているイスラエル旅行の詳細を詰める為であったが、
 
約2時間後、大事な話し合いは終わった。



その後、この駅に直結している
JR三越伊勢丹へ歩いて出かけた。

このデパート6階にある美術画廊には
毎回有名な画家による絵画を展示してある。
私がしばしば一人で訪れる楽しみの場所である。


今回は明日25日(火)まで、
文化勲章を授与された
著名な画家、片岡球子の版画展を開催していた。

鮮やかな色彩とダイナミックな構図で
富士山などを描いた有名な画家である。



私が一人で、しげしげと眺めて見ていたら
そーっと・・・
一人のひとが近寄って来て、丁寧な言葉で私に熱心に話し出した。
画廊の女性店員であった。

 

       「いかがですか?
     素敵な一枚をお求めになりませんか?
      この10号の絵画は肉筆画ですから、お代金は700万円です!
        リトグラフで宜しければ、
       もっとお安く、100万円でお求めになれますよ!?」


(私)「とても・・とても!!」(私は小さくなって語った。)


それから、
私は一人静かに身を逸らして彼女から移動し、
その隣に展示してある絵画を眺めることにした。




千住博画伯の
代表作「ウォーターフォール」と言う有名な絵が飾ってあった。
1995年ベンネティア・ビエンナーレ絵画部門で名誉賞を受賞した作品である。

弟は作曲家の千住明。
妹はバイオリニストの千住真理子。




すると、
先ほどの彼女が又、来て、私に語り始めた。

    「この絵は1,700万円です。如何ですか?
       この機会を逃したら二度と手に入りませんよ!?」

(私)「とても・・とても!!」(私は更に、小さくなって語った。


言うまでもないが、
デパートの美術画廊は所謂、美術館ではない。
絵画などの美術展示場ではなく、展示そして即売所である。

私は個人的な趣味で、
デパートに美術作品を鑑賞に来たのだ。
この女性店員の方は正しくまともである。
彼女は仕事がとても熱心な方なのだ。

長居をすると、
彼女の仕事のお邪魔になりそうなので・・・
私はスコスコ・・と帰る事にした・・。(笑)




今年6月で、
JR三越伊勢丹大阪店はひとたび閉店し、

改装して、また再出発をすると新聞で報じていた。

来客者数がとても少なく、
この大阪店は
2011年5月の開店以来、営業が不振であり、
連続して大赤字が続いているからだそうだ。


確かに、
店内に客数はまばらであり、店員の姿ばかりが多く目立つ。

しかし、私にとっては
ガラーンとして・・
全く混雑していない静かな店内は
ゆっくりと過ごせる癒し場。
個人的な楽しみの場所の一つであった。




時々、
大阪市内での長い会議に酷く疲れた後に、
私はこの画廊にぶらり~ と立ち寄り、
のんびりと・・画廊内を散歩して絵画を鑑賞し、
その日の疲れを取って、我が家へ帰っていたのだ。(笑)


もしも、
再オープン時に、
この画廊がなくなってしまうのならば・・
全く残念!!である。
どうしようか??悩んでしまった。

(涙)?? or (笑)??


関西の春はセンバツから・・。我が家の春はイカナゴから・・。

2014-03-19 18:20:49 | 季節

センバツは
関西地方に、春の到来を告げる高校野球大会である。

大阪市城東区内に住む私の友人。
大学時代に法律を勉強していた頭が切れる優秀な方である。


先日、電話で話していたら、
今月21日(金)から
甲子園球場で開催される選抜高校野球へ応援に行くという。

地元、大阪代表の履正社高校を応援に行くのかと思っていたら、
そうではなく、
その対戦相手である小山台高校を応援するのだそうだ。

私が「どうして?東京の高校をわざわざ??」と聞くと、
「わが母校だから!」との勇ましく誇らしい返事。

この方が
東京都立大学(今の首都大学東京)を卒業したことは知っていた。

高校は東京都品川区にある
都立小山台高校の卒業生である事は知らなかった。

今回の大会に
小山台高校は21世紀枠で選出され参加する。
東京都立高校として史上初のセンバツ出場らしい。


この高校は
理科系の大学進学率の高い高校であり、
卒業生には
管 直人(元、総理大臣)、
御手洗富士夫(前、経団連会長)、
河上和男( 元、最高検検事)、
筑紫哲也(キャスター)、
 
山田洋児次(映画監督)など・・多くの有名人がいると、
一人一人の名前を挙げて語ってくれた。

 

「春はセンバツから!」とは
関西地方ではよく使われる表現である。

センバツ高校野球に
とても興奮した人の様子を見ていると、
確かに、
関西に春が到来した!!・・事を強く感じた事であった。




さて、
この方と比べても劣らずに、
今、春の到来に興奮中なのが・・私の愛妻!!である。

病気療養中にも関わらず、
毎日、私に指図し、あれやこれやと注文する。(笑)

先日も彼女から
「早く、行ってください!・・早く!!早く!!!・・」と
大事な買い物を頼まれた。


私にとっては
左程、大事に思えないのだが??
妻には、とても~とっても~大事な買い物であるようだ。(笑)

「今いかないと売り切れてしまいますよ!」と
彼女にせかされて、出かけた魚屋の店先。
新鮮なイカナゴを販売していた。


 イカナゴ(玉筋魚)は魚の名。
日本全国に分布する魚。
東日本では「コウナゴ」、西日本では「シンコ(新子)」とも呼ばれる。


 早速、妻はレシピを見ながら、
3キロもの大量の“イカナゴのくぎ煮(佃煮)“を作った。
3キロもの?!沢山の量である!!(笑)

<残念ながら、私はその作り方を
全く説明できない!?(笑)


市販では100グラム→300円位で販売しているから・・
ざっと見積もって、約9千円分!?(笑)

「こんなに大量の佃煮を作ってどうするのですか?」と聞くと

  「OOO君とOOOさん
<東京の息子夫妻の事>
          帰省して来た時に、プレゼントするのです!」

と、真剣な母親顔をして語る。

そして、
これを毎年、春に作らないと、
今年も春が来た!と言った気分がしないそうなのだ。

私はフーンと言って、
笑って、
そして、小さく妻に頷い
た。(笑)

 

 

それから、数日が経った。

近所に住む一人の婦人が
突然、慌ただしく、
我が家の玄関ベルを押して、興奮して入って来た。
 

彼女の手には、又、イカナゴのくぎ煮。

  「我が家では10キロ作りましたよ。
        どうぞ我が家の美味しい味を食べて下さい。」

 


冬が去って・・
春が来て・・

春の訪れとともに、
春風に浮かれて・・・・・・・・・・・

ここにも
春の到来に
真剣に興奮している?
一人の素敵な女性がいた。(笑)

どうやら春は
人々を何かに興奮させてしまう、
特別な季節であるようだ!!(笑)