厳しい暑さであった。
地上の作物を枯らす熱風が吹く一日であった。
青は夏の季節の象徴であるが、
単調なまでに晴れわたった一面の今日の青空・・。
夏の空は時々、急激に変化し、
天候が崩れ、
急な雨に降られると、
たちまち乾いた大地が一変し、
その後に現れる新しい空にひんやりと風が足元を流れて、涼しさを感じる。
今日はそのような事もなく、
真っ青な空と酷暑が続く一日であった。
私はある用件があり、
自動車で大阪から名神高速道路を通り、
びわ湖湖西路を通り、福井県若狭町へ行った。
敦賀から若狭へ行くには
新しく全面開通した舞鶴若狭自動車道を通れば便利であるが、
私の通る道筋とは違う。
私は近江今津から
山間の国道303号線をコトコトと走って行った。
私の自動車はオートマではなく、今はとっても~珍しいマニュアル車のセダンである。
若狭鯖街道の熊川宿を通り抜けるとき、
名物くずまんじゅうを食べたいと思ったが、
じーっと我慢し・・(笑)
ひたすら目的地へ向かって走って行った。
JR上中駅の近くに着いた。
突然、一面に広々と黄色のひまわり畑が目の前に広がった。
田畑の休耕田を利用しているのであろう。
車を止めて、
夏の向日葵の光景を眺めながら・・暫し癒しの休憩をした。
10月19日(日)
この近くの会場パレア若狭で、
お馴染みの有名なTV番組
「なんでも鑑定団 ㏌若狭町」が収録されると広告してあった。
毎週見ているTV番組であり、
オモシロそうで興味があったが、
「その日は無理だなぁ!!」と思いながら・・
又、目的地へ向かって、ひたすら車で走っていた。
帰路は
夏の強烈な陽射しも落ちて、道路には夕方の日陰が長く伸びていた。
真夏の高い空が平らかで低くなり・・・
秋の空の気配を感じた。
都会の街中は
今こそ夏の真っ盛りであるが、
このような自然が豊かな地方へ来ると、今年も秋の訪れを感じた。
いよいよ、今日から8月に入った。