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私のメトロノーム/セピア色

日常生活の事々、思い出、未来への希望を書きます。

年の終わりを迎えて、人生の締め括りを考えた?!

2015-12-31 15:59:40 | 季節

「歳月は人を待たず」と言うが、
今年も最終日を迎えた。

年末を迎えた数日前から
「今年何か?残した事はないか???」と私は考えていた。

と言うのには理由があった。


ある方が
70才を迎えた時、
誰かの次のような言葉に出会ったと、
私に語ってくれたからだ。

「70歳までは自分が好きなことをしなさい。
       70歳を超えたら自分がし残したことをしなさい。」

その方は幼い日に読んだ童話を
もう一度読み返したいと常々願っていたそうだ。

それを果たせないままに、
今日まで来た。

そこで、、、、、
今は図書館から、昔懐かしい童話を借りて、

読書に励んでいると語ってくれた。

 

勿論、私は若く、
その方のような年齢を迎えているわけではないが、
その方の人生の取り組みに学びたいと願ったのだ。

 

そうしたことを考えていた
ある日、

一台の黒塗りの車が我が家の前に停車した。

「どなただろう?」と思っていたら
バタン!と
ドアを閉じる音がして、一人の上品な婦人が下りてきた。

7~8年ぶり位に出会う方であった。


短いご挨拶の後に、
亡くなったご両親のことを語り始めた。

「生前、両親はとても仲が悪く、
       父が母を包丁で刺そうとしたことが、幾度もあったのです。」

彼女は驚くべき秘密の人生の物語を語った。


「両親が逝去して10年が過ぎました。
  私は両親をやっと赦せるようになりました。
      今日はそのご報告に来たのです!」と、彼女は私に語った。

 

この方も
この年の瀬を迎えて、

自分の残りの人生を顧みるひと時があったに違いない。。。

年末は人生を振り返り、生き方を学ばせる時なのだ。

このようにして、
今日12月31日。

2015年が過ぎようとしている。


「京都の秋」を楽しもうと・・  阪急電車に乗って出かけた。

2015-10-20 20:45:05 | 季節

日毎に、
秋の色彩が濃く鮮やかになって来た。

いつも
金木犀の甘く流れる香りに誘われて、、、
近所の公園を一人で周回し、
楽しみながら
秋の木々の彩りを愛でながら散策をしている。


先日、
突然に思い立って、
京都の秋を楽しもうと、
阪急電車に乗り、四条河原町駅に降り立った。

観光客で混雑する街並みを抜けて、山麓へ向かった。

秋の紅葉は
高い山の峰だけであり、未だ麓の京の街には早かった。

それでも、
秋の色を探して、祇園~八坂の表通りではない小道を歩いた。

外国からの観光客が少ない裏通りや路地を
ゆっくりと~ ゆったりと~ 散歩、散歩、散歩。。。。

神社やお寺、庭園などの
木々の先にある小梢に、秋を見て楽しんだ。

 

今月、
我が家の5人目の家族が生後6か月を迎えた。
 


「夏の迷い?」と、「夏の困惑?」

2015-08-17 14:56:49 | 季節

立秋が過ぎたので、
初秋を迎える心が
僅かに、湧いてくる季節である。。。

しかし、
残暑が今日も厳しくて、

日々の生活をどう過ごすかに、心が先追われるこの頃でもある。

 

数か月前の事件。
妻の赤い塵取りが見当たらなくなった。


道路に面した我が家の玄関横に、
掃除用として、いつも立てかけていたのだ。

小ぶりではあるが、掃除が大好きな妻の愛用品。



「どうしたのだろう? ?
        どこへやったのだろう?」


妻は毎日、不思議がって探していたが、
何処を探しても見当たらない。

仕方なく、
妻は倉庫から古い古い、、
トタン製の塵取りを出して、
毎朝、熱心に掃除をしていたのだった。

 

約一か月が過ぎた。
ある暑い朝。

見失った古い塵取りがあった同じ場所に

新品の大きく立派な塵取りが置いてあった。


「なんだ?これは??」


お店のシールが
付いたままの、手つかずの新品である。

 

数日、見守っていたが、
持ち主が現れる気配はない。

この不思議な出来事に、
私たちはすっかり困惑してしまった。

 

そして、
・・・わかった!!


我が家の小さな赤い塵取りを、
無断で勝手に持ち去ってしまった誰かが???
心の責めを感じて(?)

新品を購入し、
代替品として、置いていったのだろう?!と。。。

 

どんな事情であるか?
知らないが、
この方が夏の日に無断でした「心の迷い」。

心は平穏ではなく、苦しみが増したのだろうか。

 

私たちは
夏の日のこの出来事に直面し、

少なからず、
不思議な「夏の困惑」を感じたことであった。

 


今日は休日。 春先の日の光は冷たさの中にも明るかった。午後から久しぶりに・・掃除をした。

2015-02-11 17:01:03 | 季節

今日は休日。
春が近い。

太陽が明るく、日差しも穏やかに薄く広がっており、
外気もほんのりとして温かくて、
とても気持ちが良い一日だった。

私は
午後から、わが家の庭の草取りをし、
その後、書斎とリビングの部屋掃除をした。

 

昨年末に、
私が植えたチューリップの球根たちが
この冬の寒さを無事に通過して、花壇の土の中からスクスクと・・芽を伸ばしている。

長い年月、
私が人生の歩みと共に愛して来た
古い薔薇の木々の枝先にも、多くの新鮮な赤い芽が吹き出ている。


これらは更に成長し、
その内に、温かな春の光の中で、
綺麗な花々を咲かせて、
私を楽しませてくれるであろう。

今年も、
春が近づいているのだ。
 


私の街にも光の春が来た。

2015-02-04 18:11:25 | 季節

2月に入り、「節分」も過ぎた。

この寒さは今後もしばらく続くであろうが、、、
今日は「立春」である。

ほんのりと春を迎えたような陽射しであり、
光の質も僅かに明るくなった気がする。


いつもの散歩道を歩いていると、
私の後ろ姿を
厚い冬服の上から覆うように、追いかけてポカポカ気味の陽気が照り始める。

背中がほんのりと柔かで温かくなる!!

地の冷たさに
冷える両足の外側もあったかい!!

 

これから
日毎に朝の光は早くなり、夜の暗闇が遅くなる。

雪国の人々は
春を待ち焦がれていることであろうが、
私も春を待っている。。。。

 


春を待つ心

2015-01-11 16:37:40 | 季節

新年が始まったばかりであるが、
毎日寒さが続くと、心から春が待ち遠しい。

平野を覆った雪原を渡る風から、
真冬の身を切るような冷たさが薄れ、

若芽が静かに萌え出す、
早春が待ち遠しい。



蕗のとうは
春を告げる風物詩である。



雪国の人は
蕗のとうの萌黄色を見て、春を感じるそうだ。

畦道や山沿いの川道に、
蕗のとうが
土の中から
愛らしい顔をのぞかせていると、

雪国の人々は
春の歌を歌い始めると言う。


 

我が家の裏庭の片隅に
蕗が植えてある。

今日、
春の気配を探しに行って見たが
まだその兆しも無かった。



私の街に、
春の訪れは遠い夕暮れであった。


雪空の下、空き家の柿の実に群がる雀たち‥。

2015-01-10 14:06:50 | 季節

我が家の庭に、みかんの木々がある。

今年も多くの方々へ差し上げて喜んでいただいたが、
それでも、まだ多くの実が木の枝先に残っている。

寒い冬空の下、
食べ物に窮した小鳥たちが
それを目当てに、何処からか集まってくる。

先日は美しい鳴き声を響かせながら、
メジロのつがいが来ていた。
 

 

雪降りの中、近所を歩いていた。

老夫婦が住んでいた
空き家の庭に取り残された一本の柿の木があった。


冬雀の群れが騒がしく、
枝を渡りながら柿色の実をついばんでいた。

これが
その時の表紙写真である。
 

  

指先が寒風にさらされて、次第にかじかんでくる中で、
夢中になってシャッターを押し、出来上がった。


妻が
「美しいですね!」と褒めてくれた。 

私も、
上手く撮れた優れた写真と自己満足しているのだ。
 (笑) 


元旦の大雪後話

2015-01-05 22:50:52 | 季節

元旦は
日本各地で大雪が降った。

京都市内の友人は
元日に、58年ぶりの大雪が降ったと話してくれた。

私が住むこの地に、
元旦の大雪は約10年ぶりだそうだ。




私が毎日寒さに震えていると、
北国育ちの妻が雪国の冬生活を色々と話してくれた。

長い間雪に閉ざされている
雪国の人たちにとって、大根は貴重な野菜である。

秋に収穫されたものが
加工されて漬物になるが、
畠に残して越冬させるものもあるそうだ。






雪が降る前に、
畑の地中に大根を埋めておく。

そして、長い竹の棒を立てる。

やがて冬になって、大雪が降る。

すると、
雪に埋もれた畠に出かけ、
長い棒の目印を目当てに雪掘りをする。


雪の天然倉庫の下から
みずみずしく新鮮な大根が現れる。

それを取り出し、
冬の味覚として、
家族全員で、美味しくいただくのだそうだ。

 

 く続く、
冬の北国の生活の中で、

冬を越す大根の葉の緑は
白一色の中で、
辛抱強く春を待つ人々に「希望」を教えてくれると言う。
 


2015年 今年も新年を迎えて・・!

2015-01-01 18:38:39 | 季節

 

Happy New Year  2015 ! 

新年を
ひらひらと
雪が舞う初日で迎えました。

午前、集会を終え、外に出ると一面の雪景色。

私の地元では
元日の降雪は約10年振りだそうです。


寒さに弱い私ですが嬉しくなり、
午後は白い息を吐きながら、

降り続く雪の中に、
愛用のキャノンカメラEOSを手に取って、
美しい「冬の純白」を撮影に行きました。


 

妻は北国育ち。
豪雪にも強靭ですが、今日も温かな炬燵の中で静養中です。

地元の医大病院で
心臓外科手術をしてから、やっと!?・・1年が経過。

今も定期的な診察とリハビリを続けながら、、、、
日々、
祈りと安静な療養生活をしています。

今年も
どうぞ宜しくお願い申し上げます。 

 

 

 

 


今日は冬至が過ぎて、晴れた一日だった。

2014-12-23 18:15:45 | 季節

 一年でお昼の時間が一番短い日といえば?
「冬至」である。
 

「冬に至る」と書くだけあって、
冬の本格的な寒さがやってくるのも
この冬至の頃からであると言われている。


その冬至が過ぎて、
今日は晴れた一日となった。

冬らしくない暖かさであり、
風邪気味の私はとても過ごし易く嬉しい一日を過ごした。

北国で育った妻は、
「太陽が照る日は宝のようだ」と言って、
朝から、熱心に洗濯を始めた。

そして、
ベランダに、洗濯物を広々とずらりと並べた。

 

絵

 

北国では寒い冬の日、
家の周りに、雪が一面に降り積もっていても、
太陽が雲の間から僅かでも照り始めると、
その光を求めて、一斉に洗濯物を干すそうだ

「冬の光は本当に有難いのですよ!」と、
喜々としながら一日中働いていた。

 

私が住む街では、
まだ積雪は無く、
先日、粉雪が乾いた空を舞っただけである・・・。

北の地方に住んでいる方にとっては
雪降りはあまり有難い日ではないかもしれないが、


私は
深夜に音も無くシンシン・・と降り始め、
翌朝、目が覚めたら家の周りが一面に真っ白だったと言う
雪降りの冬の朝の光景が待ち遠しい。


 雪景色