昨日京大博物館であった「夏休みこども教室」の一プログラムをお手伝いしてきました。
演者は京大民族博物館の先生でした。(13歳で失明され筑波大付属盲学校から京大に進学、現在民族学博物館助教)
テーマは「触る感動、動く触感」
1.世界の様々な民具にじっくり触る(深めるからだ)
2.「平家物語」を耳だけでなく全身で味わう(伸ばすからだ)
3.視覚に頼らず、気配を感じて合気道を楽しむ(新しいからだ)
深、伸、新の三つの体験から「触感の感動」が生まれる。
健常者では気が付かないものの認識の仕方を私は学びました。部屋を真っ暗にしてアイマスクをつけ触ったり、聞いたり動いたりの作業でした。
帰りのバスで身障者が下車されるのをさっと立って介助しようとされた男性を見て日本でもこういう方が見られることに感動しました。中々したい気持ちはあっても実行までは行きつかない日本の現状です。
片やアメリカで、先生の体験では声を上げればすぐ誰かが手を差し伸べ「自分はここまで手伝える」として次の人にバトンタッチ、リレーが続くそうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます