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NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

3.11の日、ミナちゃんの死

2021年03月11日 22時06分13秒 | Weblog
3月11日、東日本大震災の10年目。

午後2時40分に息を引き取りました。



午後2時10分、点鼻薬を入れて

シリンジで水を口に含ませました。

穏やかに眠りました。



爪も切りました。

苦しがって、爪が刺さると可哀想なので、

そっと切りました。

左犬歯が外に出たままでした。



お手伝いの人が

「苦しんでた様子が全然ないね~」

「まるでまだ、寝ているよう~」

と言って頂けました。



3.11の震災のテレビをチラチラと見ながら、

私よりもっともっと悲しい思いをされている方々が

たくさんいて、私なんか小さな悲しみと。



ミナちゃんは、動けなくなって3日間。

朝晩の寝床の猫ベッドと毛布、ペットシートを

抱いて取り換えました。



さぁ、綺麗になったよ~と。

動けないと、オシッコをしてます。

5日前まで、水を飲んでいました。



食べ物は、1週間前まで食べていましたが、

食べなくなってからは、

一切の投薬と、点滴・注射をやめました。

とっても呼吸が穏やかになりました。



時折、鼻が詰まっているような音がするので、

点鼻薬を入れると

気持ち良さそうに鼻が通り、寝ました。



点鼻薬だけは、受け付けてくれました。

いつもどの子も、亡くなる時の最期は、点鼻薬を使います。

ステロイドと抗生物質入りです。



無理に注射したり、投薬したり、点滴したりすると、

最期は、苦しみます。

ミナちゃんは、点滴をしなくなってからは、

自分でたくさんの水を飲んでいました。



その最後のオシッコが2日前。

その後、吐血しましたが、

暴れるような状況ではありませんでした。



息を引き取って、すぐ役場前のJAに行って、

たくさんのお花を買いました。



去年の5月に入院して、命拾いしましたが、

あまり動く事はせずに、

1畳ほどのケージ内の1階部分だけで

ご飯・トイレ・寝るの生活。



15歳は、遠に過ぎているとの事。

心臓が悪いだけで、免疫力は、十分にありました。

でも心臓は、命取りです。



入院当時の腎臓は、大丈夫でした。

他の猫のように腎不全から来る歯周病からの口臭が無く、

最期まで綺麗で嫌な臭いもしませんでした。



これで良かったんだと今は、自分に言い聞かせています。

あの時、こうして上げれば良かったのか、

あの時・・・・・。



2015年に入所して、去年の5月までは

とても元気で問題もない子でした。

突然の血栓症で入院して5日で退院。



その後は、投薬・注射で治療なしでは

生きられない身体になっていました。

でも2週間前にすべて止めたのに、

一度も発作が起きなかった。



注射を中止すると、すぐ血栓が出来ると

先生から言われたのに・・・・・。

血栓が出来て亡くなったのではない。



ほんとに自然に腎不全となって

免疫が落ちて逝ったのではないかと。



息子が3月9日。

お手伝いして頂いているご夫婦の娘さんの命日が10日。

そして、ミナちゃんの命日が、11日。

忘れる事がないでしょう。



いつもお気遣いを頂いているサカモト様には、

先にお知らせしなければと思いましたが、

泣けてくるので、ブログに先に掲載させて頂きました。

すみません。



フミちゃん、グーちゃんは、元気です。

今後ともよろしくお願い致します。