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主婦バスガイド花子でございます!

主婦、保育士、着付け教授、バスガイドと、只今人生進行中の花子のdiary

放牧酪農の小栗牧場さん

2014年12月01日 | 渡島総合振興局
どーーーしても行ってみたかった牧場があります
季刊誌「カイ」で紹介されていた「小栗牧場」(←ここ)さん



「放牧酪農」にふみきった3代目の隆さんに、色々とお話をうかがいます
(またまた突然の訪問にも関わらず、親切な案内をありがとうございました)

小栗家の御先祖様は1906年に岐阜県から八雲に開拓入り…
最初は米、ビート、酪農と複合経営でしたが、昭和48年からあとを継いだ隆さんは「酪農専用でやっていこう」と決意。
環境を整えるためにたくさん投資し、穀物などの配合飼料をたくさん与え、たくさん乳をしぼり収支は合っていたものの…その飼育方法に疑問がわきます


牛は胃袋が4つあり草食動物なのに、穀物を与えていて牛の体に合わないのでは?

これが本来の酪農なの?

牛舎で牛を固定し飼いっぱなし…

人間が食事からシモの世話までして、まるで「介護酪農」のよう~

そこで、中標津町の「三友牧場」に習い、1997年から「放牧酪農」に切り替えます


小栗牧場の牛たちは、夏の間(5月~10月中旬)63haという広大な牧草地で、自由で束縛されない時間を過ごします
天候や体調に合わせて、好きな場所へ移動して好みの草(無農薬状態の)を食べます



なんと、出産も夏場は自分たちで!

それが、牛本来の生き方、自然な姿…

小栗牧場で一番長生きした牛は「18歳」

そんな話を、目を丸くして聞いていたら…
奥様がチーズをごちそうしてくれました


「牛を解放したことで、牛たちが自分のことを自分でしてくれるので…人間も解放され時間に余裕がうまれました」と。
その時間を使いチーズづくりをはじめたそうです

「これはね、ミルクが乳清(ホエー)と固形(カード)に分離した瞬間の貴重なチーズなのよ」
へーーーーっ!!
クセがまるでない杏仁豆腐のような、なめらかさと爽やかさ!
感動的な味でした~!
工房に行って、しかも仕込みのタイミングが合わないと食べられない味ですね。




続いて、出来立て切りたて「ペレ」

「濃厚」ということですが、ストレスのない健康な牛のミルクを使用しているせいか
とにかく、乳臭さがありません
濃厚なのに、サッパリ!


「ストレスのない人に育てられた牛もストレスがない」(花子)笑
お二人の御顔に、そう書いてありました…


「今は、モッツァレラしかないのよ」と。
モッツァレラチーズ、あるだけ4つすべてお買い上げです!




北海道の酪農家も離農者が絶えないといいますが…
酪農のことはよくわかりませんが…
「小栗さんのような経営者は、絶対に生き残ると思う!」と言うと…
大きくうなづいてくれました。
だって、消費者として、主婦として~
少しくらい値段が高くても、安心・安全・美味しい・生産者の顔の見えるものを家族に食べさせたいと思うもの。




最後に…
「ほっかいどーは、でっかいどーーーーーっ!」
思わず、そう叫びたくなるような風景でした。
牛が驚くので、小さな声で叫びました…笑

ありがとうございました!!


cherryおまけ
家に帰った日の夜、モッツァレラチーズを切って早速いただきました!
あと3つ、どうやって食べようかなぁ~
楽しみだなぁ~


cherryおまけのおまけ
本日(12月1日)の朝ごはん




cherryおまけのおまけのおまけ
不二家「ぺこちゃん」のモデルは…八雲町の牧場主の娘さんだって伝説…??
知ってました???

そんなこんなで、不二家八雲店へも行ってきました!笑





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八雲町内をぶらぶら…

2014年11月30日 | 渡島総合振興局
八雲の市街地?をぐるぐる
あ!銀行!!

まずは、お決まりATMへ…
急にお金持ちになりました。笑


ずーーっと気になってた建物
喫茶店だと思い込んでいましたが、電動工具店?
家の造りがカナダっぽい(カナダ、行ったことないけど)





八雲町でカナダといえば…徳川義親さん
大正時代にカナダを旅し、クマの民芸品を見て農家の冬の内職にと思いつく!


義親さんの隣に「木彫グマ発祥の地碑」


そして資料館も見学します





千秋庵の熊…?も、いました。笑
スキーをはいて~鮭しょって~~~笑(「しょって」って、北海道弁?)


その後、永井せんべい屋へ「木彫熊せんべい」を買いに行きました!




だ・だ・だ・大好き「やくもせんべい」も。
少し甘めで、サクサク…しかも大きいので食べ応えあり!


続いて、もう1軒。
「クレールいとう」さんへも
駅に近く、パンやケーキの種類も豊富!!


「べこもなか」をお買い上げ!


牛の形をした可愛いもなか…
ところが…泣
べコべコ…


cherryおまけ
「乳牛感謝の碑」と「旧人工授精所壁面のレンガ」(昭和30年)


cherryおまけのおまけ
「服部醸造」さんへもチラリと立ち寄ります
服部家の先祖も旧尾張藩士
尾張徳川家当主から許しを受け、その合印「マルハチ」を商標として使用しているそうです
地元原材料(八雲地区の大豆、熊石地区の米・海洋深層水・塩)を100%使った味噌・醤油。
買うの忘れた…
というか、直売所が無かったよーな。汗






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道内最古のレンガサイロ

2014年11月28日 | 渡島総合振興局
八雲町といえば、行ってみたかった「三澤牧場」
ここには北海道最古のレンガサイロがあるんです!

バスガイドの原稿にも登場する有名な牧場です


時計をみると8時過ぎ…
三澤さんに、何にも連絡していないけれど…
わ「行ってみるわ!酪農家は朝、早いから…きっと大丈夫!」(←迷惑な話)
K「わたし、ここにいるわ」(車の中)


で、ピンポーーーン!
「おはようございます!早くから突然すみません・・・・」

で、ご主人が案内してくれました

これです!
よーく見ると「今村牧場」って書かれていますね
ここは、大正8年に今村さんが開いた牧場なんです

八雲町は明治11年に旧尾張藩主徳川義勝が家臣と共に開拓に入ったところ
始めはじゃがいもを作り、そのでんぷんが高く売れたそうですがその後、でんぷんの値段の暴落でいち早く「酪農」へ切り替えました。大正10年の頃だそうです(←と、案内文にあります)

北海道における酪農発祥地の中でも、早くから酪農を志したのです



三澤さんのお母様ヘアタァーさんはドイツ人。ヘアタァーさんは4歳の時、お父様の仕事の関係で北海道に来ています(寒地農業向けのビートのパーセンテージをあげるために北海道が招聘した農業の研究者として十勝清水へ)。ヘアタァーさんは21歳で三澤家に嫁いだのですが、ご主人の正男さんは昭和29年の15号台風の時、青函連絡船洞爺丸で亡くなられました…。ご主人亡き後、長男の道雄さんが2代目を継ぎますがまだ18才。ヘアタァーさんが異国で頑張る様子を昭和30年に「青い目の牧場主」としてNHKが全国放送で取り上げ有名になりました。

(昭和13年に東京の大川さんが経営を引き継ぎ三澤正男さんは牧場長に。終戦後、三澤さんに経営が変わっています)

下と上とで、レンガの色と大きさが違うのわかりますか?
下の方が大正8年、今村文次郎が牧場を始めた当時の物で、旧式のサイズ(一回り小さい)です。レンガの積み方も変わっています。


「昔はね、デントコーンを上からぎゅーーっと押し込んで…」
「今は、外国から機械を導入して下から吹き上げて…」と、わかりやすくデントコーンを刃物で切断する様子を再現してくれる、優しい三澤さん!


記念に1枚、撮らせてもらいました。
三澤さん、カッコイイです!!


「このまえ、土を耕していたら…カツンと当たるものがあってね…昔のレンガだったんだよ」と嬉しそう


鴨やウサギちゃんも、見せてもらいました!
扉を開けたら、慌てて一斉に逃げる鴨(大丈夫、食べないから…)


まったくピントが合っていないウサギ…笑


cherryおまけ
その後、遊楽部川沿いにひっそりと建つ「開拓移住者上陸地碑」を見に行きます

旧尾張藩の人達が北海道開拓に入ることを喜んだ黒田清隆は、汽船玄武丸を派遣援助したそうです。名古屋城に別れを告げ、伊勢湾から船出、途中東京に寄り徳川家に挨拶し函館港から開拓使の汽船ケプロン丸で八雲へ。明治11年10月12日上陸と案内板にありました。




cherryおまけのおまけ
「くら屋菓子舗」の「徳川義勝公に感謝 八雲の慶び」というお菓子
熊石海洋深層塩入りです!





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「夜中にお出かけシリーズ」再び

2014年11月27日 | 渡島総合振興局
シーズンオフになったので…
Kちゃんとドライブ

私「20、21日は予定ありますか?」
K「予定ありませ~ん♪」
私「一緒に、旅にでますか?」
K「いく―!どこに行くの?」
私「八雲町へ!熊石・大成・今金を観光します!宿はあわび山荘」
K「楽しそう~!またもや夜中にお出かけシリーズやりますか?」

と言うことで…
「夜中にお出かけシリーズ」第2弾!
夜中に夜な夜な起きて、1日目は函館まで足をのばすことにしました。

どんだけ函館に行けば気が済むのか…笑

行くと決まったら真剣勝負よ!
中途半端な観光はしたくないもの。笑
勉強、勉強、また勉強!昼寝してるヒマなんてないのよーーーー

とにかく、気になるポイントを裏紙にメモリマス
これ、ダイジな資料ね…


で、久しぶりの…あっち側の日本海(←どっち側?)
30年前のコース表ひっぱり出してきて、奇岩怪石の復習よ



もう夢中よ!
次々、ルートをノート上で追っていくと「すぐめくる!」と書いてあるではありませんか!!

ここ↓


「すぐめくって」何があるのか????
ドキドキしながら、ノートを「すぐめくる」と…

・・・・・・・・・
「変な岩」と書いてありました。汗



もう…汗
「変な岩」がどんな岩なのか…
気になって仕方がありません…

「変な岩」の正体をあばく「夜中にお出かけシリーズ」道南編
いよいよ、はじまります!拍手


cherryおまけ
日本海を眺めながらトワイライトドライブ!
途中、コンビニでトイレ休憩
ドライブのおともに欠かせない「あめせんべい」を買います

車が汚れないように「チラシの裏のメモ紙」(大事な旅の資料)を膝に置いて、せんべいの食べかすを受け止めます

そのカスを払おうと…窓を開けました
同時にKちゃん「外に紙、飛ばさないよーにね・・・・」と、言い終わるか終らないうちに…
大事な資料をぴゅーーーんと外に飛ばしてしまいました。大汗

頭の中、まっちろasealien

せんべいなんて、食べてた場合じゃないし

「全部、飛ばした…ファイルごと」
「函館も全部…」
「なに、ひとつ覚えてない」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はい…
優しいKちゃんはUターンしてくれました

幸いに、数日前に降った雪で路面べしゃべしゃ
そこに紙が貼り付いた状態で無事でした。
少し離れた場所に、すべての資料をはさんだファイルも…
インクがにじんで文字がぐじゃぐじゃですが…なんとか解読しながら楽しい旅は再スタートです

Kちゃん、大爆笑!!
「もう花子には注意しないわ…予言通りになるから」って
それから、色んな場面に出くわしましたが、何も言わずに目で合図しながら注意してくれました。さすが同期!わかっていらっしゃる…

で、ヨレヨレの裏紙を解読しながら早速、早朝の「八雲町内」観光スタートです!

BGMは、ドリカム!


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キレイで静かな大沼湖

2014年09月27日 | 渡島総合振興局
大沼湖畔でのんびり過ごす


大沼国際セミナーハウス
カエルの誘導で「数学の道」を歩いてみる









小島に掛かる橋をいくつも渡って、沼めぐりを楽しみます











なんてキレイなの?
なんて静かなの?







たっぷり2時間のウオーキングを終えて…
七飯町産りんごの温かいアップルパイをイタダキマス










ツアーで大沼を訪ねるお客さまは、本当の大沼の良さを全く知らずに帰ってしまう
私もそう…
もったいない


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