メルヘヴン_オリジナル小説

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第5話 ナナミとナナシ

2007年06月16日 13時41分56秒 | Weblog
もうどれだけ歩いただろう
「暑っ・・・」
一人歩んで行く女がいた。
「えっとーここを曲がれば盗賊連合『ルベリア』の砦が・・・・・・ないっと」(迷子決定)
「ここどこだーー『ルベリア』見つからんーーーーー!」
「そこにおる奴だれやっ!」
「・・・・・・あんたこそだれ?」
「なんや自分のこと知らへん?自分は、『ルベリア』のボス ナナシや!」
「!・・・・・・・・・・・・・見つかった!!これで『ルベリア』にいける!!」
「なぁなんで無視すんのや!君はなんなんや!」
「・・・名はナナミ。『ルベリア』の一員だ。」
「男の子やのに可愛らしい名前やなぁ「男みたいで悪かったな!」
ぼきっ
骨が折れたような音がした。
「すみませんでした!!」
ナナシはナナミをおそれ謝った。