メルヘヴン_オリジナル小説

メルヘヴンをテーマにオリジナルの小説を書いて行きます

第7話 修業

2007年07月13日 16時26分49秒 | Weblog
「ア~ル~ヴィ~ス~
「なんだ…気持ち悪い」
「自由時間ないんだけど」
アズサが言った理由は、アルヴィス特製地獄の特訓メニュー第1弾のことだ。その上1つだけでなく第1弾~第5弾まであるのだ。ほかの4つも自由時間がない。
「当たり前だろ。おまえは、すごく弱いから」
「だからって、自由時間くらいいれろよ!」
「無理だ」
「自由時間ほしいほしいほしいほしいほしいほしい
「無理だ」
「自由時間!自由時間!」
「文句言わずにさっさとやれ!!!」
アルヴィスの目つきがすんごーく怖い。
「ハイ……やらさせてもらいます。」
「それでいい。」


~地獄の特訓メニュー中~


「ちくしょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アズサの叫び声がいまだに聞こえている。
「アルヴィスの馬鹿やろうー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対に強くなってアルヴィス見返してやる!」
「やれるものならやってみろ!」
「ちくしょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(本日2回目☆)
アズサの叫び声がやっぱり聞こえている。

第6話 アルビィスとの出会い

2007年07月04日 22時13分24秒 | Weblog
「・・・・・・・・ギンターナナミーどこにいるの~私を一人にしないで~」
アズサは、ひたすら歩く。
ドンっ
「・・・」
グルルルル・・・
アズサは、顔が青くなった。
「(いっ今・・・・・グルルルルって聞こえたんだけど・・・まさか・・・ね。)」
アズサは後ろを見た。
「・・・・・・・ウワァー・・・・・変な動物発見~
アズサは、笑いながら言った。
「・・・・・・・(^v^;)」
「って・・・そんなこと言ってる場合じゃねーーていうか誰か助けてよ。」
『13トーテムポール!!!』
ドカっ
「あっありがと・・・・・・あのー名前なんていうんですか?」
「俺は、『アルビィス』」
「何か聞いた覚えのある声のような・・・・・・あっ!あんた私たちをこの世界に呼んだ張本人だ!」
「ご推察の通り・・・・・・キミをこの『M?R?HEAVEN』に呼んだのはオレだ。はじめまして。」
「ねぇアルヴィス!ナナミとギンタ知らん?」
「君のほかにもだれか来ているのか?」
「知らないかぁ・・・・・」
「ちょっと!!!あんたいきなりアルのことなれなれしく呼ばないで!!」
「うっさい!ヤキモチ妖精」
「きぃーーーーー」
ベルがアズサの頭をたたいた。
「イタッなにすんのさ!」
「ベル!もう行くぞ」
「アルー
「そしておまえもだ。」
「へっ!?」
「おまえには、この世界を助けてもらうために来てもらった。ほかの二人にもやってもらう」
「え~いやだ~」
アルヴィスの目つきが鋭くなった。
「はっはい!やらせてもらい・・・・ます。」
「ならついてこい。おまえは、修行をして強くなってもらう。」
「(修行かぁなんか楽しそっ)」
「なんであんたと一緒に行動しないといけないんだろう」
「なっこっちだってヤキモチ妖精と一緒にいるのはいやじゃ」
「早く行くぞ!」
「あー待ってアルヴィスー」
「待てー!!!」
アズサは、ギンタとナナミがいない間三人をここに連れてきた張本人アルヴィスと出会い自称ヤキモチ妖精ベルと共に修行をするのだった。

第5話 ナナミとナナシ

2007年06月16日 13時41分56秒 | Weblog
もうどれだけ歩いただろう
「暑っ・・・」
一人歩んで行く女がいた。
「えっとーここを曲がれば盗賊連合『ルベリア』の砦が・・・・・・ないっと」(迷子決定)
「ここどこだーー『ルベリア』見つからんーーーーー!」
「そこにおる奴だれやっ!」
「・・・・・・あんたこそだれ?」
「なんや自分のこと知らへん?自分は、『ルベリア』のボス ナナシや!」
「!・・・・・・・・・・・・・見つかった!!これで『ルベリア』にいける!!」
「なぁなんで無視すんのや!君はなんなんや!」
「・・・名はナナミ。『ルベリア』の一員だ。」
「男の子やのに可愛らしい名前やなぁ「男みたいで悪かったな!」
ぼきっ
骨が折れたような音がした。
「すみませんでした!!」
ナナシはナナミをおそれ謝った。




第4話 メルヘヴン

2007年06月16日 13時41分08秒 | Weblog
気がついたらナナミの目には、見覚えのある世界が広がっていた。
「・・・・・・」
ナナミは、歩きだした。ギンタとアズサに手紙を残し・・・・
二人が気がついたのはナナミがいなくなってしばらくのことだった。
ガサっ
「・・・今ガサっ聞こえたけど何だったんだろ?」
アズサはつぶやいた。すると、アズサの目には手紙が見えた。
「だれからの手紙だろう。とりあえずギンタとナナミを起こそう。」
アズサは、ギンタを起こした。
「次はナナミを起こして・・・・・あれっナナミがいない。ギンタ!ナナミがいない!」
「アズサ!!オレそこらへん見てくる!」
「あっギンタ!ナナミを探しなさいよー」
しばらくしてアズサはギンタをつれもどし、手紙を読み上げた。内容は、こう書かれていた。
『アズサとギンタへ
行きたいところがある。すぐには、戻れない。
                  ナナミ』
「行きたいところって・・・・今日ここに来たばかりなのにどこに行くの?まぁいっか。いつかもどってくるだろう。ギンタ、ナナミいないけどそこらへん見に行く?ってあれギンタ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 おーい!ギンタ、どこだーーーーー!」
アズサは、ギンタを呼んだ。
「ギンターギンターギンターギンターギンター」
アズサはギンタを呼んだ。でもギンタの返事はない。
「あのバカーーーーーーーー次あった時は、覚えてろよ!」
アズサの叫び声が聞こえている。

第3話 門番ピエロ

2007年05月12日 10時21分50秒 | Weblog
次の日
「ねぇねぇ!103回目の、夢見た?」
小雪は、すごく聞きたそうだ。
「あっああ見たぜ!
(何かいつも見ている夢とは、ちっがたけど・・・・・・・)」
「小雪には、特別教える!昨日見た夢は・・・・・・」
「つながった。」
「「「え」」」
ギンタ、アズサ、ナナミは、声をそろえておどろく。
「トンネルーカイツウでース。」
「ギャーーーーーーー化け物だあーーーーーーーーーーーーーーーっ」
「教室の外は、ふつうだぞ!!!」
「見ろよ小雪。夢じゃ、なかったぞ!!!夢に見た世界!!でも、これはー夢じゃ・・・ない!!!」
C組は、大騒ぎだ。
「なによこれ・・・夢の世界?」
アズサにも、見えている様子。ナナミは、見えているのだろう。おどろきのあまり、『夢で見た世界』と言っていた。
「・・・・見えテル・・・みたいですネ?」
「私・・・何も見えない。見えるの?ギンタ達にだけその世界は、見えてるの?」
「ハイっ!ダイスの目は、『3』デス!三人ですネ!この世界が見えた!すなわちあなたハ、今の世界から逃げたかった、もしくは他世界の存在を強く信じていたのでショウ。だからトンネルがあいタ!お入りくだサイ!!」
「あの・・・私も行ってみたいの。ダメ?」
「ダイスの目は『3』・・・それ以上の人数が入るト・・・・・まねかれざる方の身に何が起こるかわかりませんヨ?」
「小雪。オレ行くよ。」
「私も行く!ナナミも行くよね。」
「しかたがないなあ。」
「・・・・・ずるいな、みんなだけ。約束っ後でたくさん聞かせてね!」
「約束する絶対におもしろい話をきかせる!」
ギンタは、小雪と約束した。
アズサ、ナナミ、ギンタは、トンネルをくぐった。

第2話 不思議な出来事

2007年05月12日 10時21分38秒 | Weblog
キーンコーンカーンコーン
4人は、急いで学校へ。
「はぁ~何か楽しい事ないかなぁ」
アズサは、授業中なのにこんな事を言っている。
「ぉおォおおりゃあああーーーーーーーーーっ!!いくぜ聖剣ホーリーサンダーフォーーーーーーーっス!!!」
「ギンタぁ.............てめぇか.......こーのお約束ヤロウ!グランド100周してこいや!!アホンダラっ!!!」
キーンコーンカーンコーン
「あの馬鹿......また矢沢先生怒らせたな......」
「6周目で倒れたしね。そのうえイジメられてるし。」
「見てるだけじゃなく助けにいこうよ。二人共。私は、助けに行くよ。」
「「めんどくさい」」(即答)
ギンタは、まだいじめられている。
「やめなさいって!皆、ギンタいじめすぎ!」
「いや.......いじめてんじゃないんだ小雪ちゃん。いじってるの。ホーーーーラどこまで口がのびるかなー楽しいなー」
「あいからわずよくやるね....」
ナナミとアズサは、ながめていた。




「で?今日は、どんな夢見てたの?」
「ん?いつもと同じさ!!おとぎの国!メルヘンな国!!オレは魔王と戦う!お姫様を助ける!!」
「ねぇねぇ。お姫様ってどんなコなの?私よりカワイイ?」
「お前よか100倍かわいい!いや1000倍!」
「ギンタ......顔赤くなってるし。」
「まんま小雪なんじゃない?小雪みて赤くなったし。」
アズサとナナミは、そんなギンタを見てくすくす笑ってる。ギンタは、二人を無視し話を進める。
「オレ数えてんだ。102回!同じ夢だ!」
「アズサもナナミも同じ夢をみてるよね!」
「うん!私は、100回同じ夢!」
「幼いころから見てるし199回。」
「オレ一回だけでもいい。行ってみたいんだ。」
「いいな。いつも夢を見れて!でもその前にっ沢山食べて強くなろうよ!じゃなきゃその世界でも大変だよ!」
そのまま小雪は、走り去って行った。
「「小雪が応援してくれるなんてギンタは、うれしいねぇ。」」
そっそんなわけあるかーーーーー
二人は、逃げて行った。ギンタもしぶしぶ帰っていた。
そしてあっというまに夜になった。
パッ
急にあたりが暗くなった。
「ナナミとアズサ!!なんでここにいるんだよ!」
「「知る訳(ないよ!)(ない!)」」
「直に..........つながる...................」
男の人が見えた。
パッ
今度は、明かりがついた。
「なんだったの?いまのは......」

   

第1話 夢の話

2007年05月12日 10時20分39秒 | Weblog
メルヘンな国が、どこかにあると言うギンタ。ギンタは、101回同じ夢を見る。
その夢は、ギンタが信じているメルヘヴンの夢。
「小雪~!!また、同じ夢見たぞ!」
「本当!!!!!!!!」
「ああ、本当だ。101回目だ!」
見た夢を小雪に聞かせるギンタ。
「おっはよ~」
「アズサ、おはよっ!」
「また、夢の話聞いてるの?」
アズサは、あきれたように言う。
「うん!」
「いいじゃねーか」
「バカげてる。」
ボゾリ................
「だれだ!俺の話を、バカにしている奴は!」
「ナナミ、いつのまに」
小雪は、びっくりしている。
「さっきからいた。気付くの遅すぎ。」
「ナナミ~俺の話にけちつけやがって!お前だって夢はぐらい、見るだろ!」
「朝から、わめくな。頭が、いたくなる。」
「てめ~」
「なぐられたいの?」
ナナミは、笑いながら言う。
「はいはい、そこまで!これ以上けんかしない。ナナミにけんか売ると骨おられるよ!」
小雪は、そう言って止める。
一瞬その場の空気が、冷める。
「それよりも、みんな毎日同じ夢を見るんだよね?」
小雪。うまいことに、その場を、切り抜ける。
「夢なんて、気にしない。」
「面白い夢だよ。この世界とちがって。」
と、ナナミとアズサが言う。
アズサは、この世界がきらいだ。ついでに、ナナミもきらいだ。
「ていうか、夢なんて同じ夢見て楽しいの?あきるよ。」
「ナナミーなにが、あきるだー」
「ギンタ、うるさい」
バキィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
「仲良くやろうよ」
と、小雪が止める。
もちろんアズサは、ほっといた。