赤ずきんのお散歩ブログ

参加したウォーキング、写真付きでご紹介します。
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開創1200年の高野山を歩く 「伽藍の建物 東塔」

2015年04月20日 06時19分34秒 | 高野山

金剛峰寺前の6時の鐘からすぐに大伽藍へ続く道があります。

これは「蛇腹路」といわれています。

高野山はお大師さまが「東西に龍の臥せるがごとく」と形容され、壇場伽藍を頭として現在の蓮花院(れんげいん)までを龍が臥している形に例えたのでした。

そして、ちょうどこの小道が龍のお腹付近にあたることから蛇腹路と呼ばれるようになりました。

 

この道はちょっと変わってて、石でもなく、砂利でもない。

土を押し固めたようになっています。

高野山内でこのような道はここだけじゃないかな?

 

2004年7月4日撮影

1127年、醍醐寺勝覚権僧正が白川上皇の御願により創建されました。

尊勝佛頂尊と不動明王・降三世明王を祭っています。

 

壇上、西の西塔に対して東の端、ちょうど蛇腹道から入ったところに建っていましたが、その最後のものは前記の中門などとともに、

天保14年の大火災に焼け落ちてから最近まで再建されず、その礎石だけがのこされていましたが、弘法大師御入定1150年御遠忌記念事業の一環として

再建されることとなり、霊宝館に保存されていた前の塔の図面を参考に工事が進められ、御遠忌の年である昭和59年春に立派に完成し、

約140年ぶりに優美な姿を現しました。

 

落ち着いた赤い色が特徴的な東塔。

大きさはこじんまりとした造りになっていますが、しっかりとした強さが感じられます。

 

尊勝佛頂陀羅尼小呪

オン アミリタテイジャバチソワカ

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