あるきにすとの山旅2

クラブ仲間との山行を主に記録として綴っています。お気軽にコメント入れてください

ナメ天国のナメラ沢

2019-09-21 16:02:00 | 登山
山行日   2019年9月1日

天気   曇り

メンバー  うっちゃんさんC/L   よっしーさん    計3名

コース
雁坂トンネル料金所脇駐車場ー林道ー沓切橋ー登山道ーナメラ沢案内板ー峠沢ー二股ーナメラ沢遡行ー二股ーp2040m級パークー青笹尾根ー二股ーナメラ沢案内板ー登山道ー沓切橋ー林道ー雁坂トンネル料金所脇駐車場

行動時間   8時間43分(休憩全て含)

やっと記事のアップもここまで追いつくことができた。ナメが多いことで知られるナメラ沢を訪れた。
リーダーは心強いうっちゃんさんである。お供は良くご一緒いただいてるよっしーさんに声かけしたところ喜んで同行したいと仰ってくれたので、一緒になった次第である。

待ち合わせ場所へ行きよっしーさんをピックしうっちゃんさんの運転で山梨方面目指して秩父を抜ける。

雁坂トンネルを抜けて左側にある駐車場へ車を置くことにした。始めはハイキング装備で歩いて林道を歩き程なくしてから登山道となる。

そのまま進んでナメラ沢入り口への案内板。そこから沢へと降り立ちます。




始めのうちは青空も少しだけ見えていた

ナメラ沢への案内板に従い沢へと降りる


降りてから沢装備に変えて遡行開始となる。少し降って倒木がある二股を左へ行くのがナメラ沢


石積みのような自然の作りものを眺めて行く


いきなりのナメ風情が広がる。しかし自分にはナメの良さや綺麗さが正直なところ感じません。沢歩きという観点では歩きやすく助かりますが。


しばらく続くナメっとした流れと沢床



滝が出現


5m直滝ここは棚状になっているので簡単である。イケイケよっしー頑張って


一度はややゴーロ歩きとなる


枝沢の小滝も見事である


ちょっとした滝が時々現れるものの楽に越えることができるものばかり


2段15mの滝が見えてくる






この滝はぬめりがあり滑りやすかった


ナメがしばらく続く


二股に来て左の沢へと入ります出だしはガレぽい
















緑の地帯を横目にする


クロクモソウがあちこちに咲いてました


渓谷沿いには数種類な花が咲いていた。






ダイモンジソウ





トウヒレンの種類だろうか他にはトリカブトも咲いていた

ガレっぽくなってきた沢を登り上げて行く




沢沿いに咲くタマガワホトトギス


水流もかなり細くなってきた




この先で獣道か踏み跡かは判然としない道型があったので方角を確認し向かうべき方向と合致したので、追うことにします


追ってみたものの踏み跡のようなものは消える。そこからは適当に上へと向かいます。


登り上げたピークはp2052手前のピークでした。新しい標柱もあった


図根点。ここで食事と休憩です。既に青笹尾根には乗ってます。

さてと下山しますかね〜と帰ります。


p1855.7だったと思いますが、ここで南東へと向かう

この辺りからリーダの様子がいつもと違い何やら杖を探しているようであった。こんなことは今まで一度もなかった人なので、どうしました?と訊ねると膝が痛いと仰ります。しばらくは様子見ながら下山することにした。

遡行始めた時のポイントまで戻り後は林道歩きだけど言うところでリーダーの膝の具合が痛み出したようで荷物の分配を行い適度な杖代わりを見つけ残りを耐えてもらうことにします。上り坂では痛まないようでやはり下りでは、少々痛みがあるとのこと。無理せず歩いて無事に駐車場へ戻れた時には安堵しました。

ナメを楽しんだ沢旅でした。

鼻曲山のレンゲショウマ

2019-09-20 22:47:00 | 登山
山行日   2019年8月25日

天気   晴れ

メンバー   よっしー

コース
二度上峠ー獅子岩ー氷妻山ー鼻曲山
(復路は往路を戻る)

行動時間   4時間7分

数年前に訪れた鼻曲山のレンゲショウマ。新人さんが見たいと言うので企画したが、当の本人は直前の会津駒ヶ岳の誘いの方へ行きたいと申した。

あっちの方へ行く機会は多くなくそれならばと会津駒ヶ岳へ行くように促した。行くものが居なくなってしまい一人で花見もつまらないしそれならと前回に続きよっしーを誘ってみる。
花見でのんびりハイクと行きましょうとお付き合いしてくださいました。

コースについては記すこともないので割愛。

歩き出してすぐにキラキラとキンミズヒキ


ゴマナかシロヨメナか見わけられず


アマニュウと言うらしい


こちらもそうです。線香花火みたいにパチパチしています。


シモツケソウ


ソバナ

オクモミジハグマ


山頂手前でレンゲショウマの群生地



レンゲショウマが続きます


こちらは通称ハトポッポ。レイジンソウですね



オクモミジハグマもこうして見るとなかなか良い花であります。




レンゲショウマ


アサマトウヒレンと教えていただきました。

妖精レンゲショウマ














目的であったレンゲショウマの鑑賞も十分楽しんで一応山頂へと向かう。コオニユリが咲いてました。

お疲れモードのマルバダケブキ


山頂ではトモエシオガマ

キク科の花は良く分かりませんな


キオン


帰り道のレンゲショウマ



シロヨメナ


レンゲショウマありがとう


岩場の展望台から浅間山

浅間隠山

森の妖精と言われるレンゲショウマは愛らしく品がある。ここは個人の土地らしく保護することは難しいとのこと。知る人も多いので踏み荒らしには気をつけたいと思います。花見で癒された半日の花旅でした。

とある日の夕景

2019-09-15 09:33:00 | 登山
随分と前の大小山からの夕焼け小焼けでした。







笹ミキ沢

2019-09-09 21:52:00 | 登山
山行日   2019年8月18日

天気   曇り後雨

メンバー   よっしー

コース
庚申山登山口駐車場ー林道歩きー笹ミキ橋ー笹ミキ沢遡行ー笹ミキ沢右岸尾根ー林道歩き

行動時間   7時間46分
(休憩全て含)

忙しい日々であり中々記事を上げることが遅くなりがちになる。既に秋口となりましたが暑い夏の沢歩きでした。笹ミキ沢は滝が多く存在し物の本によれば二級とある。それがどの位のランクなのか私にゃよく分かりません。

ネットで調べるとそれ程難しい箇所もなくどうにか行けると思い沢歩きをしてきました。連れは他クラブの山友達よっしーに声かけして誘います。

庚申山登山口の駐車場には数台の車がある。出払ったものこれから出るものと色々だ。自分らも身支度して出ることとします。林道を歩き笹ミキ沢橋の袂から入渓となります


入って直ぐに良い感じの流れこれなら釣りでも良い感じがする。


しばらく平凡な沢歩き





倒木が邪魔するが二条滝


これも二条滝と言っても良いのかな


奥に滝が見えてきた


岩壁にはイワタバコ



横を通る


滝へと近づく


事前情報通り左から行ってみたものの上部が不安になり高巻きした。2段25mの滝とはこれで良いのか?


高巻き後下降して滝の落ち口


更に上へと行きます。ここは簡単に左から

連続する小滝







直瀑と言うので良いのでしょうか?なから大きな滝です。


迫力があり涼めました。この滝へ着く前によっしーが熊を発見!私が見た頃は斜面を勢い良く登って行くとこでした。


登る事はしなかったので大きく巻きます。適当な枝尾根を拾って行きます。


渓谷にはタマガワホトトギスが似合いますね


再び沢へと降ります。二条滝?


綺麗な釜を持った6mナメ滝

滝の出現も一旦大人しくなり平凡な流れとなった。





ソバナが咲いてました。この花も色が綺麗なので好きな花



















流れが細くなってくるが


1220m付近では二条大滝が見えてきた。更に上にも滝が見えてましたが登りませんでした。次回は上を覗いてみたいものです


見れば見るほど圧倒される存在感のある滝だ。


二股を左へ入って7mの滝


左から登ってみる





更に奥にも滝が見えましたが空模様が怪しく思えてきたので、この辺りでお開き


斜面を登りながら確認すると以外と大きな滝だという事がわかった。

笹ミキ沢右岸尾根へと這い上がります。わりとすんなりと合流することができました。p1462を通過


ポツリと雨が落ちてきますがこの時点では直ぐに収まる。よっしー急斜面で手こずりながら落ちてきます。いつもの事かとズリズリしてる。

笹ミキ沢右岸尾根は下部の降り方によっては面倒になると聞いていたので、なるべく等高線が緩いところを辿るようにします。ですが思いもよらぬ斜面には手こずりますね。
うまい具合に変なところには降りず林道へ降り立ちました。 
林道を歩いてたら子熊三頭がゴロゴロと斜面で遊んでました。もしかしたら親熊が近くにあるかもと注意を払いながら通り過ぎます。どうやら親熊の姿はありません。

写真中央の少し葉の下に黒い物体が3つあるのが、分かりますか?子熊三頭です。(よっしー提供)


そんなわけでこの日は1日で計4頭の熊さんと遭遇しました。笹ミキ沢の滝はどれも見事でしたが調べるのが下手な私はナンバリングとか滝の名前とかは良く分かりませんが、沢登りより滝見の方が合っているような気がしました。この先水温も低くなるので後何回沢遊びもできるかと思いながらの沢旅でした。


中央アルプス空木岳

2019-08-27 20:49:00 | 登山

山行日   2019年8月11日

天気   晴れ時々曇り

メンバー   会員2名

コース
林道終点空木岳登山口ー池山避難小屋ー駒石ー駒峰ヒュッテー空木岳
(下山は往路を戻る)

行動時間   11時間11分
(休憩全て含)


お盆休みの山行になります。当初計画では赤石山脈縦走を予定してましたが、当日の朝バス出発地点まで行くと人の行列ができていた。まぁ予想してたけどこれ程までとは予想外。私らが出発できるのは係りの人の話によれば10時半になりそうですと言う。これでは千枚小屋へ着く頃には暗くなりそうだし、何より人が多いので小屋で寝るのも布団一枚に3人かという状況もありうる。そんなの嫌だと縦走をすることを諦め予定変更をすることにしました。さてとでは何処へかと言う話になり3人で行き先を検討すべく話し合い。

検討した結果私と連れのk氏は登ったことがない空木岳ですがもう一人の仲間は以前越百から縦走の経験あり。運転手であるk氏にはお疲れですが西から東へ移動してもらうことに。明日の英気を養うべく今宵の宿を探しますが、盆休みの為飛込みでは中々空きがない。仕方なし野宿かと諦めかけた時にようやく空き部屋のある宿を探すことができました。素泊まりでお願いしホッと安堵の地へと急ぎます。ドタバタしながらも早めの就寝。

翌日8月11日早朝より動き出す。連れの力強いフォレスターにより林道奥まで入ることができた。

虫が飛び交う中歩き出します。



林道か遊歩道かと思うようなしっかりした道を進む


道端に咲くセンジュガンピに気がつきます


ジグを切りながら登山道を進み程なくして水場へ到着。どんな感じかは既に忘れてます

一息入れた後は緑色が素晴らしいシダを見ながら登る。


カニコウモリがそこかしこで咲いてました


なんとなく綺麗と思うキノコ


マセナギに着いて小休止


ほんのりと甘い香りが漂うシラビソの森を抜けて行く


地味なんですがセリバシオガマ


ホソバキソチドリか?いずれにしてもチドリの仲間


カニコウモリ


大シラビソの森

整備された階段でありますが、結構際どいところある


旧道だったのかしら?現在は通行止めとなってます


なんだか久しぶりに見る雲海が感動だなぁ〜


ボケてるので判別付きにくくなってますがヤマハハコだったろうか


モミジカラマツ


ヤマブキショウマやクルマユリなどが入り乱れてのちょっとした花畑も


クルマユリの艶やかな色がなんとも良い


シモツケソウのピンクもハッとする色だ


まだシャクナゲが咲いてました8月だというのにね

登山道の側にはチラホラといろんな花が咲いてます。ハクサンフウロ


ニッコウキスゲ


エゾシオガマ


ザックが重くてヒィヒィ言いながらようやく稜線上に出ることができ始めて出合う景色に少し嬉しく思えます。まだ先が長く遠く思えた^^;


あの稜線を辿るのか

 
天気も思ったほど崩れなくなんとか持ちそうです。駒石が見えてきた


この手の花も良く分からん


ホソバツメクサ


山頂へ着く頃には時間も昼過ぎとなるので展望は望めないでしょう。早朝なら少しは楽しめたことかと思う

ミヤマホツツジ


どうにも疲れて駒石で終わりにしようかと一度は辞めかけた。しかし次に来るか分からないのでザックを駒石でデポして山頂へ向かう


体に鞭打ちどうにかたどり着くも山頂標識を写すの忘れたな。先着してたハイカーと記念写真を撮り合い山頂を後にします。


稜線を再び戻ります


振り返り岩岩がかっこよく見えます


夏空を見上げながら小屋へと向かう。小屋でコーラを腹に入れ一服





夏山の終わりを告げるかのようにトウヤクリンドウが咲いていた


駒石まで戻る


細部を確認してなかったので如何ともし難いですが一応タカネツメグサということにしておきました

駒石で昼飯を食い大休止を取る。ほとほと疲れましたが帰らねばならないので下山開始。途中には何かしらの標柱


足して往復20キロは随分と久しぶりに歩く距離でありました


梯子がかかる道


トウヒレンの仲間


だそうです


ちょっとした鎖場通過


梯子がかかっているが落ちたら最後


ダラダラ下りに嫌気もさしてきますが帰りも水場で一休み。その後は森の中をのんびり歩きます。自然のカーテンかサルオガセ

長かった行程も終わり車へと戻りました。この夏で唯一アルプスを歩いた思い出となった山旅でした。