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花日和 Hana-biyori

ドラマ「僕らの食卓」

ドラマ『僕らの食卓』、毎週たのしみに配信(TVer)で観ています。

何しろ保育園児(5才くらい?)の種(たね)くんが可愛いのなんの。全人類は彼をみて癒やされろ、と思うほどです。

原作漫画を数年前にお借りして読みましたが、直後に二度目を読んだくらい、いい話でした。子供の可愛さだけじゃなく、リアルなうっとおしさも描いているところがよかったです。そしておとんに感動した〜。

ほどよく忘れているので新鮮な気持ちで観れていますが、そもそもそんなに複雑な話ではなく、人付き合いを恐れる傷つきやすい若者たちが、食や子供を通して優しく繋がっていくお話だったと思います。

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主人公の穂積豊(犬飼貴丈)は子供のころに兄から心無い扱いを受けて、人と食事をするのが苦手。

ある日、公園でひとり昼食をとっているところで種(前山くうが)と年の離れた兄・上田穣(飯島寛騎)に出会い、なぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。

上田家は2年前に母親を亡くしており、穣は大学を休学して種のお世話をしています。父親は陶芸教室を営んでいるようです。

おにぎりの件以来、一緒に食卓を囲み食事をすることが増えた3人。やがてかけがえのない存在となっていく豊(ゆたか)と穣(みのる)ですが…。

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すでに5話まで進みましたがストーリーの進行は実にゆっくりで回想シーンも多く、ちょっと展開が遅いと感じるほどです。

でもそれが良いのでしょう。木曜夜にやっているらしいですが、私はいつもすぐには見れなくて月〜火曜日くらいに一人でゆっくり観ています。そういうまったり感に合うドラマです。

ただ、5話では豊と穣がそれぞれに抱える過去から続く痛みが、だんだん表にでてきました。豊は兄や家族との確執。穣は、幼い弟の面倒をみながらも、実は母親の死からまだ立ち直れていないのは彼なのでは…と感じました。

それを癒やして元気にしてくれるのが、3人で食卓を囲むこと、というわけです。

前回はカレー、今回はチキンラーメン的なものを粉々にしてチャーハンと混ぜ炒めるオリジナル料理をつくっていました。

とくに真似したくはならないゆるいメニューでございますけども。だから栄養などはともかく、皆で楽しく食べられることが一番だなあと感じられるのかもですね。

これを観ていると、子育ては女性がいなくても男性どうしでできますわよという思いが湧いてきます。実際にやっているご家族もあるでしょうけど、同性カップルでも可なのだという認識がもっと広まったらいいなと思っていますので。

ドラマ『僕らの食卓』

ドラマ『僕らの食卓』

ドラマ「僕らの食卓」2023年放送決定!!©三田織/幻冬舎コミックス©「僕らの食卓」製作委員会

僕らの食卓



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