『夢中さ、きみに』の和山先生待望の新刊。読んでいる間ずっとニコニコして幸せでした…。
女子校の国語教師、2年4組の担任である星先生の愉快な日常が淡々と綴られる。別にほっこりするとか感動するとかいう話ではないけれど、読み取り力を試されているようなオモシロが頻発するのが楽し過ぎるマンガです。
生徒がクラス日誌で絵しりとりを始めるという最初の話、常に無表情で感情の波がない星先生が日誌を開いて「ニコッ」とするのが良い。漫画家を目指す松岡さんの漫画と、それを読む星先生と小林先生にも笑いました。
女子高生が大量に登場するけれど、マウンティングや恋愛要素が一切なく、先生と過剰に仲良くも悪くもないのがいい。こんなもんだよ女子高生って、というニュートラルさです。教師も熱血は一人もいなくてただただふつう、もしくはそれ以下だったりもする。
女子校だからといってお嬢様学校でもなく偏差値もさほど高くなく、しかし荒れてもいないゆるゆるなこの感じ、わたし女子校出身なもので高校時代を思い出しました。星先生だいすきですが、小林先生も意外とスキです。じっさい、女子校だと小林先生はモテるような気がする。
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