出演：チャン・ドンユン、キム・ソヒョン、カン・テオ、チョン・ジュノ
演出：キム・ドンフィ 脚本：イム・イェジン 制作：2019年
［５段階評価：★★★★☆］
小さな島で育ったノクドゥ。ある日家族が刺客に襲われ、犯人を探すために島を出ることに。刺客は女人だということを突き止め、たどり着いた先は男子禁制の『寡婦村』。そこは未亡人が嫁ぎ先から逃れて身を隠すための場所だった。ノクドゥは黒幕を見つけるために、未亡人に扮装して寡婦村に潜入する。
前半は、爆笑！＆爆笑！ めちゃくちゃ笑わせてくれたのは、女装の麗人チャン・ドンユン！
カワイイ♡
完璧と言っていいほど女性になりきった仕草から、ひとたび男性に戻ったときのオラオラ感とか、女装のまま人を追いかけるときに足がめちゃくちゃ速かったりとか（笑）もうサイコーでした！
顔が小さく中性的な顔立ちであることと、肩幅が狭いので後ろ姿も女性に見えました。それプラス、仕草や声の出し方も相当練習したと思われます。女装したまま男性に戻るシーンがあるんですけど、女性として違和感のなかったノクドゥが、スイッチが切り替わったのがハッキリ分かるほど一気に男性に戻っていて、ちょっと感動しましたよ（笑）歩き方、立ち方、手の動かし方など、女性と男性で完全に変えていて、ほんと素晴らしかった！
チャン・ドンユンがここまで素晴らしいと、相手役の女優さんはかなり損しちゃうと思うんですが、そこはキム・ソヒョンちゃんですから、ビクともしなかったです。
後半は権力争いが激化して、なかなかハードな展開になり、お笑い要素が少なくなっちゃったのがちょいザンネン。。史実に基づいたフィクションらしいので、ドロドロの展開になるのはしょうがないですかねぇ。
他の出演者もとってもよかったです。女装ノクドゥと遊び人ユルムのカップル（？）とか、女装ノクドゥを一途に想う役人のヨングンとか、爆笑させてもらいました。
あと、ノクドゥの自称いいなずけの女の子エンドゥが、言うことなすこと誰よりも大人びていて、超カワイかったわ〜。演じたのはパク・ダヨンちゃん。ほんと子役もお上手。
とは言え、やっぱりチャン・ドンユン君なんですよ！ 彼という”奇跡”の存在がいなかったら、ここまでおもしろいドラマにはなってなかったと思います。後半、女装シーンが減ってからは寂しくてしょうがなかったな（笑）
もともとカワイイお顔立ち。芸能界入りしたキッカケは、大学生の時にコンビニ強盗を捕まえてニュースに出たことで、芸能事務所の目に止まったらしい。
（↑）当時の映像。
顔ちっちゃくて首が長くてスタイルがいい。しかもヒーローですからね、そりゃあ声がかかるわ。コンビニ強盗は武器を持ってたらしいんですが、そういえばアクションシーンも結構やれてたし、細マッチョなので何かしら武芸を習っていたのかも？ とにかく、今後も楽しみな俳優さんです！
