セカンド韓流2

いとしのソヨン

出演:イ・ボヨン、イ・サンユン、チョン・ホジン、パク・ヘジン

演出:ユ・ヒョンギ 脚本:ソ・ヒョンギョン 制作:2012年

[5段階評価:★★★★★]

 

全50話のファミリードラマ。50話のドラマを見続けるのは結構根気がいるんですが、この『いとしのソヨン』はほとんどの方がオススメ!と太鼓判を押していたので、覚悟を決めて見てみることに。

3つの家族をメインに(ソヨンの家族、ウジェの家族、ホジョンの家族)その中でもソヨンと父サムジェの葛藤と絆を描いたドラマです。

ソヨンの父親は事業に失敗し、多額の借金を抱えていた。ソヨンは双子の弟サンウを医大に進学させるため、高校を中退して働き始める。ありとあらゆるアルバイトをしてサンウの入学資金を貯め、1年遅れで自分の進学資金も準備して法学部に入学。母親も働きづめでなんとか借金を返していくなか、父親が友人に騙され、再び借金を作ってしまう。ソヨンは父親が借金を作るたびに大学を休学して働いていた。

ソヨンはがんばり屋さんなんですが、その反面、ガンコで意固地で人に助けを求めず、なんでも自分1人でやろうとします。ってか、それが出来ちゃうくらい頭がいいし、辛くて倒れそうな自分を”プライド”だけが支えている状態でした。

そんなソヨンを好きになるのが、ウィナーズ社長の息子ウジェ。必死に生きてきたソヨンにとって、恋愛してるヒマなんて全くないんですが、ウジェはあの手この手を使ってソヨンを振り向かせようとします。この時のソヨンの態度は相当冷たかったのに、ウジェはぜんぜん諦めない。私だったらゴメンなさいされた時点で諦めるけど(苦笑)ウジェもある意味ガンコな人で、執拗にソヨンに迫って、ついにソヨンの心を開かせます。でもこれが、ソヨンにとっては幸せの訪れと同時に、不幸の始まりになってしまった。。

登場人物の全員が、いいところもあり悪いところもあって、100%正しい人なんていませんでした。ソヨンの考えが常に正しかったワケでもないし、優しい弟のサンウも正しかったワケじゃない。ソヨンを想うウジェも、ウジェの家族も、サンウを一途に想い続けるホジョンとその家族も、それぞれいいところと悪いところがありました。

人間はみんな完璧じゃないんですよね。何かしら間違いを犯す。でも間違いを犯した時にどう振るまうかで、その先の未来が変わってくる。自分が誰かを傷つけた時に、自分の非を認めることができるか? また、非を認めた上で変わることができるのか? もしも変わることが出来たなら、その先には必ず幸せが待っているというメッセージが込められていました。

前半はソヨンのあまりの意固地さに「どうしてそこまで…」と理解できなかったんですが(汗)終盤になるにつれソヨンの気持ち、お父さんの気持ち、それぞれの家族の気持ちがどんどん理解できるようになって、最後はも〜う号泣でした。

相手が自分にとって大切な人なら、その人の気持ちを理解して、そのうえで自分は何をすべきかを考えて行動する。人は変わることができる。私も、それができる人になりたい!

【オマケ】このドラマの癒し”ホジョン”のグラビアカットです。

ホジョンはめっちゃいい子で結構泣かされました〜。


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