セカンド韓流2

映画:ビューティー・インサイド

監督:ペク・ジョンヨル(2015年公開)

出演:ハン・ヒョジュ、パク・ソジュン、ユ・ヨンソク、イ・ドンフィ

 

主人公はひとりの男性、キム・ウジン。ただしこの男性、朝起きると姿が変わっている。始まりは18歳のときだった。学校の制服に着替えて鏡を見ると、そこには見知らぬオジサンが立っていた。その日から、毎朝目覚めると別人に変化している。ときには女性、ときには子供…。老若男女、国籍問わずあらゆる人物に変化した。もちろん普通の生活はできない。唯一ウジンの事情を知る幼馴染のサンベクと共に、家具のブランド「アレックス」を立ち上げ、家具デザイナーとして作業部屋にこもる日々だった。

そんなある日、家具のパーツを探しに入ったショップで美しい女性店員と出会う。

彼女の名前はイス。その日から、ウジンは毎日そのショップに通うようになる。イスは会う度に名刺をくれた。なぜなら、ウジンの姿は毎日違うから。彼女にとっては毎回初めての客だった。ウジンはなんとかイスに想いを伝えようと考える。決行日は”イケメン”に変化した時。 何日も待って、やっとイケメン(パク・ソジュン)に変化し、意を決してイスを食事に誘った。

最初はぎこちなかった2人。それでも帰る頃にはイスもウジンに対して好意を持つようになっていた。しかし…ウジンの姿は目覚めとともに変化してしまう。ウジンは「一生眠らない!」と決意するも、そんなことはできるはずもなく…数日後、電車の中でつい眠ってしまったウジンの姿は、オジさんに変化していた(愕然)

ときどき笑えてほのぼのする映画だと思って見ていたら、物語は意外な方向に進んでいきます。それにしても、キム・ウジンを演じた面々の豪華なこと!

パク・シネ、イ・ボムス、パク・ソジュン、イ・ジヌク、ソ・ガンジュン、イ・ドンウク、ユ・ヨンソク、コ・アソン、ト・ジハン、イ・ヒョヌ、上野樹里などなど…。

キム・ウジンとして一番出番が長かったのは、何日も寝ずにがんばったパク・ソジュン(笑)基本的には1日で姿が変わるので、他の方々の出番は短いんですが、それでもイケメンは目に付くもので、ソ・ガンジュン、ト・ジハン、イ・ヒョヌなんかは眼福でした♡

同じ映画のワンシーンとは思えないほど(↑)豪華な”キム・ウジン”たち。そんな”キム・ウジン”を相手にハン・ヒョジュはかなり大変だったと思うんですが、1人の人物の一部分だけを演じるウジン役の俳優さんたちも、やっぱり大変だったでしょうね(汗)

外見が変わり続けるその人は、本当に”キム・ウジン”なのか? 内面だけで”キム・ウジン”を探し出すことは可能なのか? そんな疑問も投げかける(設定は無茶苦茶だけど)奥の深いストーリー。だからこそ、あのラストのキスシーンは映画史に残る名場面なんでしょうね。

【オマケ】魅力全開だったハン・ヒョジュ! 彼女あっての映画でした。


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