茨木和生(私的解釈)煤黒の。
煤黒の仏の立てる夜寒かな 岩手に伝わる黒仏は妖怪で座敷童のような存在。 居るか...
茨木和生(私的解釈)木の化石。
木の化石木の葉の化石冬あたたか 木の化石、木の葉の化石。枯れた植物などが土に埋...
茨木和生(私的解釈)息づかひ。
息づかひ静かな人と蛍の夜 蛍の夜、静謐な夜の景色に飛ぶ螢を眺めるには、蛍と同化...
茨木和生(私的解釈)山桜。
山桜もみぢのときも一樹にて 山桜は春、もみぢは秋。 桜や紅葉には大勢の人が見物...
茨木和生(私的解釈)雪催。
雪催木桶二つに水張られ 雪催いの空、明日は激しい吹雪になるかもしれない。 雪...
茨木和生(私的解釈)日輪の。
日輪の一日見えて氷柱かな 日輪(太陽、お日さま)の一日見えて・・・快晴、朝から...
茨木和生(私的解釈)受付に。
受付に僧ひとりゐて賀状書く 寺の受付に僧が一人でいることはごく普通の景である。...
茨木和生(私的解釈)海女戻る。
海女戻る安乗中学横切りて 安乗は伊勢志摩、荒磯で海女の漁場。 (海女戻る)とは...
茨木和生(私的解釈)筒鳥の。
筒鳥の空にも水の音がせり 筒鳥はカッコウ目、カッコウ科。同じく托卵の習性がある...
茨木和生(私的解釈)鰯雲。
鰯雲この一族の大移動 鰯雲(巻積雲)秋の頃の雲である。 この頃(旧暦の十月)・...
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