「いのちのうた 2021」
「いのちのうた」グラントワ弦楽合奏団
島根県益田市
「グラントワ弦楽合奏団」裏方、
団員の父、なかのです♪
「GSE♪グラントワ弦楽合奏団 練習日記♪」へ
お越しくださり
ありがとうございます。
感謝でございます。
今回は
「いのちのうた 2021」と題して
お届け致します。
2011年3月11日に発生した
東日本大地震から丸十年が
あの日産まれた赤ちゃんは
10歳の誕生日を迎えます。
あの日亡くなられた方々の10年目のご命日になります。
昨年の今頃から騒ぎの大きくなった新型コロナ感染症は
この一年で沢山の投げかけを残しています。
この国では「生命」や「平和」を考える日が夏に毎年訪れます。
私はこの一年は毎日が「生命」について考える毎日だったと考
3月11日を前にして、あの地震で被害に遭われた方々の
この10年の足跡を記事にしたニュースが大きく流れます。
私はそんな中、家族を亡くした当時幼かった子どもたちの話に目が
孤児や遺児になった方々のお話に目が止まります。
その理由は、当時、三歳になったばかりの娘を、この十年間
育ててきた経験からだ
あの地震で
孤児や遺児になった方々が自分だったら、
娘だったら…
その方々の十年前のお気持ちや十年過ぎようとする今のお気持ち
その方々からもし、
「苦しい」「悲しい」と聞かされれば、
黙って聴
「ひとの気持ちは外からでは分からない」
このところ強く感じます。
なぜかというと、
私は今年から、
中学生、高校生に学校へ出向き
「SOSの出し方」というプログラムを
伝える活動に加えて頂きました。
二年ほどの研修を経て、
今年からご一緒させもらっています。
実は今日も島根県西部の高校一年生にプレゼンしてきました。
この活動の目的を一語で言えば「自死予防」です。
一番の自傷は「助けを求めないこと」〜自分を傷つけたい、という気持ち〜NHKハートネットより(詳しくは説明をご覧下さい。)
「自死に繋がる可能性が飛躍的に高くなる自傷行為を、早い段階で食
プログラムの具体的な内容はシンプルです。
「自分を大切にする」
その事を伝えてます。
しかしながら「自分を大変にする」とは抽象的すぎる言葉です。
そこを具体的に伝えます。
「自分を大切にする」とは
「自分の気持ちを大変にする」ことだと。
「嬉しい、楽しい、ウキウキする」などポジティブなものは勿論の
「悲しい、寂しい、辛い、死にたい」
ネガティブな気分を解消する為には「SOS」を出すこと。
「一番の自傷行為は助けを求めないこと」だと。
私は精神科医のこの言葉を深く受け止めています。
「苦しいときに助けを求めない」それが一番の自傷行為ならば、
子
「弱音を吐くことは、恥ずかしいこと」と、
自分の中に辛さを溜め
誰かに相談してみようかなぁ、、、と心がほぐれるきっかけが有れ
音楽は硬く閉ざした心を温かく包む、
蒸しタオルの役割を担えると
美しい響きを聴き、リラックスすれば、
苦しい胸の内を誰かに話せ
私はグラントワ合奏団の演奏が辛い最中に居る方々の背中をそっと
そんな体温が伝わるものであればいいなぁと思っています。
「自分を大切にするとは、
自分の気持ちを大切にすること」
この言葉が届くと嬉しいです。
長くなりました。
今回も最後までお付き合いくださり、感謝しております。
ありがとうございます。
「花は咲く」