「GSE♪グラントワ弦楽合奏団 練習日記♪」 旧「みすみ」へようこそ♪  (島根県 浜田市三隅町)

「島根県芸術文化センター」グラントワのフランチャイズ団体、グラントワ弦楽合奏団の練習の記録などをお届けします♪

「駅鈴がつなぐ伊勢松坂と浜田藩」

2012年09月07日 19時45分24秒 | 日記

「駅鈴がつなぐ伊勢松坂と浜田藩」

 

三重県松坂市 本居宣長記念館より

今回は

「駅鈴がつなぐ伊勢松坂と浜田藩」を

お届します♪

 

 

島根県浜田市WEBサイト

「新・お元気ですか」~69

駅鈴がつなぐ物語 ”伊勢松坂と浜田藩”から引用です

 伊勢松坂と浜田藩とを
江戸時代から200年の時を超えて
駅鈴がつなぐ物語です。
 
昨年2011年の秋に松阪市へ研修に訪れた
浜田市観光ボランティアガイドの会(斎藤晴子会長)の皆さんから
石州浜田藩のお殿様のさりげない手土産が大切に語り継がれ
松阪の特産品となっていることを教えていただきました。
 
斎藤会長の話では、
伊勢自動車道の松阪インターの出口や
JR松阪駅前などに、
大きな鈴のモニュメントが設置され、
市内のマンホールにも鈴の絵柄が使われているのは、
松坂藩出身の国学者・本居宣長が鈴の音を愛し、
駅鈴を大切にしていたから、との言い伝えがあります。

 
 その駅鈴をプレゼントしたのが、
当時の浜田藩主だった、というのです。
 
この本居宣長の弟子に
第12代浜田藩主松平康定の儒臣であり、
浜田藩校長善館の開校に尽力した
小篠敏(おざさみぬ)がいました。
 
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小篠敏【おざさ-みぬ】
1728-1801 江戸時代中期-後期の儒者,医師。
瘍科医であり浜田に初めて藩校長善館を創設した
享保(きょうほう)13年生まれ。
京都で山脇東洋,稲田大道にまなぶ。
石見(いわみ)(島根県)浜田藩の藩医小篠秀哲の養子となる。
明和2年三河(愛知県)岡崎藩主松平康福の侍医となった。
のち本居宣長(もとおり-のりなが)にまなんだ。
享和元年10月8日死去。74歳。
三河出身。著作に「日本書紀考証」「周易証象」など。

息子は
「二宮 彦可(にのみやげんか)」
整骨書「正骨範」上下二巻の著者

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宣長は、敏の高い学識を認め高弟として遇し、
著書の中にも敏に敬称を付けて記し、
「漢字三音考」の序文を書かせるなど、
敏を深く信頼していました。
 
 松平康定は国学を好み、
寛政7年(1795年)、
伊勢神宮参宮の途中、
松坂に泊り、
宣長の「源氏物語」講釈を聴聞しています。
 
 
主君の来訪に先立って敏は
主君の命で「駅鈴」を持参しました。
 
これは、宣長が鈴好きなことを聞いた
康定の心尽くしの手土産といえます。
 
 
「駅鈴」は古代、
地方に派遣される役人が身分の証としたもので、
康定が宣長に贈った「駅鈴」は、
隠岐島の玉若酢命神社にある
国の重要文化財の
「駅鈴」を模したものといわれています。
 
 
宣長には、
たくさんの門人から珍しい鈴が贈られたようですが
、一国の殿様から鈴を贈られることは、
その当時大変名誉なことでありました。
 
現在、この「駅鈴」は
松阪市の本居宣長記念館に展示されています。
このたび、「石見国浜田と本居宣長」と題した記念講演会が
2012年6月2日(土)午後1時30分から、いわみーるで開催されます。
 
 駅鈴がつないだ、
石見の国浜田と伊勢の国松坂のお話を
、多くの市民の皆さんに知っていただきたいと思います。
 
 
 
 yomiuri onlineより 
 
古事記編さん1300年記念講演会
「石見国浜田と本居宣長~駅鈴がつなぐ浜田と伊勢国松坂」が2日、
島根県浜田市野原町のいわみーるで開かれ、
本居宣長記念館(三重県松阪市)の吉田悦之館長らの講演に約300人が耳を傾けた。


 

浜田市の観光ボランティアガイドの会が
松阪市へ研修に訪れたことがきっかけで企画。
隠岐の島町に残る「駅鈴」が
両市にゆかりがあることをテーマにして吉田館長を招いた。
駅鈴は、
日本の律令制で官吏が公務で出張の際に使う鈴。
 
吉田館長によると、
隠岐で駅鈴が見つかった頃、
浜田藩主の松平康定が
参宮途中に松坂で宣長の講釈を聞いた際、
お礼として、
隠岐の駅鈴を模した鈴を渡したという史実があるという。
吉田館長は
「松阪にある鈴のお菓子の説明書きに、
浜田藩主が登場するほどゆかりが深い。
古事記伝を残した宣長なしに

『編さん1300年』はないことを知ってほしい」と語った。

 

 

 

 

 

 


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