
2日目は、こちらも以前から行ってみたかった「万博記念公園」へ。
お目当ては「太陽の塔」と、同じ敷地内にある「国立民族学博物館」です。
新大阪駅から万博記念公園へは、電車とモノレールを乗り継いで約35分。
地図で見ると、中国自動車道の吹田JCT辺りにあります。
万博記念公園の他には、EXPOCITYというショッピングモールもあるようです。
それにしては若い人の姿が多く、太陽の塔ってそんなに人気なのかと不思議に思っていたのですが・・・
10時半、万博記念公園駅に到着。
乗客のほとんどがここで下車したので、やっぱり公園に用事があるようです。
でも、どう考えてもこの人たちがみんな太陽の塔を見に来たとは思えません。
何か変だなぁ。
駅の構内には大きなスライムのオブジェが。
最初は何かのキャンペーンくらいに思っていたのですが、改札の外を見てびっくり。
何だ?コレ!
改札を出ると、そこには恐ろしい光景が広がっていました。
すごい行列です。
しかも、並んでいる人の向いている方向がおかしい(汗)
その列は駅の左右に伸び、どこかで折り返して万博記念公園の方まで続いているようです。
とりあえず、通路っぽい空間を進んで公園の入口まで行ってみました。
列は入園口まで続いていて、その手前では「並んでください!」と叫んでいます。
聞けば、今日は公園内でイベントがあり、これは入場券を買う人の列とのこと。
マジですか(汗)
とても入れる気がしない人の数だったので、ここは一旦、落ち着くのを待つことに。
時間潰しに、EXPOCITYにある「NIFREL」という施設へ行ってみることにしました。
子供向けのふれあい系動物園か何かだと思って入ったら、なかなかどうして、けっこう面白い内容でした。
NIFRELは「生きているミュージアム」というコンセプトの、水族館と動物園と美術館を合わせたような施設。
展示テーマは「多様性」ということで、魚やカエル、昆虫、トラなど様々な生物が集められています。
展示室には「いろにふれる」、「わざにふれる」といったオシャレなタイトルが付いていました。
なるほど、施設名の「NIFREL」というのは、この「・・・にふれる」のことなんですね!
前半は水族館で、大水槽こそないものの、楽しみながら鑑賞できる工夫がされていました。
中でも一番印象に残ったのは、「およぎにふれる」という魚の展示です。
真っ暗な水の中に差し込む光が、魚と波の陰影を映し出すという、アーティスティックな空間演出。
水槽に書かれた展示説明が、影文字で映し出されるというオシャレさ。
魚もまた、影のせいで水槽の外を泳いでいるかのような錯覚を起こします。
波と魚の陰影がとても美しく幻想的でした。
アートな空間もありました。
子供たちがいるから行きにくかったけど、光のシャワーが降り注ぐ映像体験ができたようです。
擬態する生物がテーマの「かくれるにふれる」という展示には、ぺったんこのアマガエルがw
フライッシュマンアマガエルモドキという中南米のカエルです。
初めて実物を見ましたが、本当にぺったんこでとても愛らしかったです。
「みずべにふれる」という展示では、頭上をホワイトタイガーが。
他にもワニやミニカバの水槽があり、建物の中の動物展示とは思えない規模です。
そんな場所にカフェがあったので、少し早いけどお昼ご飯を食べることにしました。
旅行支援でもらった3000円分の電子クーポン。
NIFRELの入館券2000円で使用し、残り1000円分はランチ代に充てました。
こんなにすぐ使い切ってしまうのなら、アプリなんて入れなければ良かったな(笑)
カフェでは、ワニカレーとコーヒーをいただきました。
もちろんワニの肉が入っているのではなく、ライスがワニの形をしているだけですが(笑)
「うごきにふれる」の展示では、キツネザルが活き活きと走り回っていました。
柵はないけどお触りはNG。
オウギバトが、人が行き交う通路をヒョコヒョコと歩く様子が微笑ましかったです。
10時40分に入場し、12時半に見学終了。
それでも、まだなお行列は解消しない模様。
もう少し時間潰しが必要そうなので、次は観覧車に乗ることにしました。
OSAKA WHEELは、日本一の高さを誇る観覧車で2016年から営業を開始。
高さは123mで、世界でも5本指に入る大きさなのだとか。
一周の所要時間は18分で、休憩や時間潰しには十分な長さです。
ゴンドラはシースルーで開放感があります。
太陽の塔がよく見えますね!
まだまだ入園口の混雑は続いていますが、行列は少し短くなったかな?
ゴンドラが一番高い所に来ました。
さすが日本一の高さを誇るだけあって、地面があんなに遠くに見えます。
雲があるのと逆光であべのハルカスは見つけられませんでしたが、壮大な景色が楽しめて良かったです。
しかし、時間潰しも虚しく、入場口の行列は解消どころか再び伸び始めていました。
観覧車を降りても相変わらず行列は続いていましたが、正午を過ぎたのでもうこれ以上は待てません。
ふと、コンビニでチケットが売っていることを思い出し、モノレール乗車券付きの入場券を購入。
入場券は250円なのでもったいな気もしますが、早く入れるに越したことはありません。
入園口の手前で少し待たされましたが、入場券を持っている人はあっさりと中に入れました。
もっと早く思いつけば良かったですね(汗)
まあ、そのおかげでNIFRELにも行けたし、観覧車にも乗れたので、それはそれでヨシとしましょう。
それにしても、太陽の塔ってこんなに大きかったのねー。
周りにいる人と比べると、その大きさが際立ちます。
太陽の塔の裏って、こんな邪悪な感じになっていたんですね(笑)
そして、その下に集いし者たちは一体何を目指して訪れたのかというと・・・
ラーメンEXPO!
そんなの知らないー。
ドラクエ・ウォーキング!
そんなの聞いてないー。
私はただ、太陽の塔を見て、国立民俗学博物館へ行きたかっただけなのに(涙)
全く、運が悪いとしか言いようがないです。
(つづく)
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