
寒い寒い阿蘇の朝。
外は霜が降りて真っ白です。
車もこのとおり、しっかり凍っていました。
早々とチェックアウトし、何か撮れないかと思って早朝の阿蘇をドライブ。
気温はマイナス3℃。
時刻は8時過ぎくらいで、観光客はほとんどいません。
流れる霧が、木々に当たって凍り付いています。
陽射しが届くまでのわずかな時間でしたが、幻想的な光景を見ることができました。
場所も近いので、ついでに火口見学をしていくことに。
今日は有毒ガスが発生している(というか風向きが悪い?)ので、火口が見える所までは行けないとのことでしたが、せっかくここまで来たのだからと車で上まで登ってみました。
とりあえず展望台まで歩き、何も見えないことを確認(笑)して道を戻ろうとしていると、遠くでホイッスルが鳴り、何やら中国語のアナウンスが。
周りが中国人観光客だらけだったので、てっきりガイドさんが「時間だから早くバスに戻れ」的なことを言っているのだと思ったら・・・
「有毒ガスが超キケンなレベルなので急いで避難して」ということらしい。
どうも風向きが変わって、来た時は大丈夫だったエリアが危険区域になったようです。
確かに着いた時よりも異臭がキツくなり、胸もムカムカしてきたので急いで下山しました。
ひとまず山を離れ、白川水源に行ってみることに。
水源なんだから当たり前なんだけど、水がとってもキレイ。
こんなふうに透き通って、底が青く見えるのがいいんですよね。
湧き水というとすごく冷たいのを想像するのですが、気温が低いせいか温かく感じました。
昨晩、この温泉天国において窮屈なユニットバスで入浴したことに欲求不満を抱えていたので、昼食の前に「地獄温泉」へ。
お目当ての「すずめの湯」は、何と混浴露天風呂です。
心細いお土産タオルしか持っていなかったのですが、周りに知った顔がある訳でもなく伴侶も別に気にしないと言うので、後はもう勢いで(笑)
硫黄成分を含んだ青白い泥湯は、少し熱めだけどなめらかで肌に気持ち良く、最後に温泉らしい温泉が味わえて大満足です。
心が満たされた後は、再び白川水源に戻り、その近くにある「明神そば」へ。
伴侶は盛りそばを、私は温そばを注文。これは、ごぼうの天ぷらが付いた定食です。
温そばも美味しかったけど、そばの味や喉ごしを愉しむなら、冷たいそばの方が良いですね。
お店の裏にある池にも、きれいな水が湧き出していました。
さすがに鯉が泳いでいる水を飲む気にはなれませんでしたが、ここも水汲みスポットのようです。
渋滞を避け、グリーンロード南阿蘇で熊本市内へ戻ることに。
道端に雪が残っています。
景色はあまり楽しめないけど、走るには楽しい道でした。
途中、益城町にある「白糸の滝」へ。
観光だけなら「見た見た」で終わってしまいそうだけど、デジイチがあると違いますね。
この旅行には先月購入したPENTAX K-30を持って行ったのですが、グリップを握ってファインダーを覗きピントを合わせるという作業は、カメラを始めた頃の熱い想いを蘇らせてくれました。
・・・その時だけ(笑)
やっぱりコンデジの方が楽だわ。
露出においては、ほぼ失敗がないんだモン。
ということで、熊本市内まで戻ってきました。
熊本城は前回見たし他に行くところもないので、とりあえず水前寺公園へ。
小学校の修学旅行で来たことがありますが、あまり印象に残っていません。
ただ、ガイドさんから聞いた「水前寺清子の芸名はこの公園から名付けた」という説明だけは、しっかり覚えているんですよね(笑)
梅の花が咲いていました。
まだまだ寒いけど、植物はちゃんと季節の移り変わりを感じているんですね。
最後は、馬刺しで締めくくり。
前回は見事にお腹を壊したけど、今回は大丈夫でした。
居酒屋と専門店の違い?
味良し、お湯良し、景色良し。
楽しい3日間でした。
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