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は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

北海道STAY・3日目 〜函館から札幌へ

2023年03月15日 | 旅行

北海道3日目、今日で函館とはお別れです。
朝5時半に目を覚まして朝風呂に入り、6時半から朝食。

昨日の気づきから、今日の朝食は海鮮オンリー(笑)
あったかい白飯にイクラをたっぷり乗せたイクラ丼。
そして、函館はイカが名物ということなので、イカ丼も作ってみました。
味はイクラ丼の圧勝ですな^^
美味しくて贅沢なホテルの朝食は、旅の良い思い出になりました。

9時にチェックアウトし、タクシーで函館駅へ。
この旅行プランには、函館・札幌間の特急乗車券が付いていました。
乗車券は初日に引き換え、指定席も手配み。
希望通りに海側の窓際の席を確保できました。

こちらが特急北斗。
函館から札幌までは約4時間で、広島から新幹線で東京へ行くのと同じくらいかかります。
札幌には昼過ぎに到着できれば十分なので、朝10時の列車に乗りました。

函館を出発してからしばらくは、内陸部を進みます。
遠くに見えているのは駒ケ岳。
それにしても、本当に良い天気ですね。
明日から天気が崩れる予報だけに、移動で半日潰れるのはかなり惜しいです。

出発から1時間でようやく海側へ抜けました。
ここが本当の「北海道のくびれているところ」です(笑)
しばらくはこの風景が延々と続きます。

お昼になったので、お楽しみの駅弁タイム。
函館で駅弁といえば「函館みかど」のお弁当と聞き、色々入っている「北の家族弁当」をチョイス。

鰊の甘露煮と味付きの数の子に、イカ飯、ホタテ、筋子も入っています。
函館の名物ばかりを詰め込んだ、まさに「北の家族」という顔ぶれですね。
車窓の景色を眺めながら、ゆっくりと時間をかけていただきます。
列車は満席ということでしたが、私の隣には誰も座らなかったので、気兼ねなく食事を楽しめました。

海に一番近い駅「きたふなおか」を通過。
そういえば、同じ車両で駅弁を食べていたのは私1人だけでした(笑)
札幌到着は14時頃なのに、皆さんお腹が空かなかったのかなぁ。

終点が近づくにつれて降車する人が増え始め、乗客の多くは登別で下車。
その時のアナウンスで、初めて目の前にある「チケットホルダー」の存在に気付きました。
車内改札の時にいちいち切符を見せなくても済むように、ここに切符を挟んでおくようです。
残り乗車時間はあと30分ほどでしたが、せっかくなので使ってみました。
ちなみに、アナウンスは「チケットホルダーの切符を忘れないように」という内容でした。
確かに、これは忘れそう(笑)

13時52分、札幌に到着。
特急北斗での移動は旅情を味えましたが、長時間同じ姿勢が続いたせいか偏頭痛に。
ひとまずホテルにチェックインし、薬を飲んで痛みが治まるのを待って外出しました。

札幌市時計台には、ホテルから徒歩10分ほどで到着。
これかー。
想像していたよりも大きくて、とてもモダンな建物です^^

中に入ることもできるんですね。
1階は資料展示室、2階はホールになっています。
外から眺めるだけでは分かりませんでした。

元々は、旧札幌農学校演武場という武術の訓練や式典を行う場所。
時計台は「少年よ、大志を抱け」で有名なクラーク博士の提言で建てられたのだそうです。

なお、建物は国の重要文化財に、塔時計は機械遺産に認定されています。
ただの古い洋館だと思っていたら、歴史的価値のある建物だったんですね。

札幌市時計台は、人が言うほど「がっかり名所」ではありませんでした。
それが確認できただけでも、ここを訪れた甲斐があったというものです。
これで、日本三大がっかり名所(時計台、はりまや橋、オランダ坂)もクリア!

次は、いよいよ「さっぽろテレビ塔」へ。
名古屋テレビ塔、通天閣、別府タワーに次ぐ「タワー6兄弟」の四男です。
昨年、別府タワーに行ったときにそれを知り、いつか行こうと心に決めていました。

(参考)大分STAY ~2日目・別府タワーと町歩き(2022年3月13日ブログ記事)

あの時は「時間がかかる」と思っていたけど、1年で目標を達成してしまいました。
我ながら、自分の行動力に関心します(笑)

テレビ塔は大通公園の端にあり、公園には大量の雪が残っていました。
その水たまりは、滑り止めの砂が混じっているせいか黒くてドロドロです。
防水のブーツを履いているとはいえ、さすがにこれは足を踏み入れたくありません(汗)
濡れていないルートを探して、泥を跳ねないように慎重にタワーに近づきました。

さっぽろテレビ塔は、1957年に営業開始。
その割には新しいと思ったら、2002年に内外装が、2010年には展望台がリニューアルされていました。

展望台の広さは、別府タワーと同じくらいかな?
木製の窓枠がレトロでいい感じですね。

地上高は90mで、通天閣と同じくらい。
ここだけ窓が足元まであって、シースルーフロアに近い怖さが体験できます。

タワーから真っ直ぐ続いているのが大通公園で、全長は1.5km。
正面に見える山には、スキージャンプの競技場・大倉山ジャンプ台。
壮観な眺めですが、雪もなければ緑もないのでとっても地味です。

展望台を回っていると、自動販売機の側面にキャプテン翼の松山くんを見つけました。
松山くんが北海道出身なのは知っていましたが、コンサドーレ札幌に入団したのは知りませんでした(笑)

夕暮れを期待したけど不発に終わり、暗くなるまで街を散策。
気温が下がってきたので地下街(地下空間)を歩いたのですが、これが想像以上に広くて複雑。
何度も同じ場所を行ったり来たりしながら、やっとの思いで目的の場所にたどり着くことができました。

札幌といえば、警察24時でおなじみの薄野(すすきの)交番。
ただ、テレビで見るのはたいてい夜の光景なので、明るい時間に見てもいまひとつピンときませんね。
数日前にドアのガラスを破られる事案が発生したようで、ドアにはビニールシートが貼られていました。
夜にもう一度見に来ようかとも思いましたが、トラブルに遭遇すると困るのでやめておきました(^^;

お腹が空いてきたので、薄野からテレビ塔方面へ戻りながら店探し。
札幌グルメと言えばスープカレーということで、ネットで調べて見つけたお店へ。

とりあえず、定番のチキンをチョイス。
これが、無茶苦茶美味しかった!
大きな野菜がゴロゴロ入っていて、どれも甘くてとっても美味しい^^
チキンは皮がパリパリで、身は柔らかくて、骨から簡単にほぐせます。
具だけでけっこうなボリュームがあり、ライスを少なめにして正解でした。
今まで食べたスープカレーの中では、ダントツで美味しかったです。

食事を終えて外に出ると、辺りはすっかり暗くなっていました。
再びさっぽろテレビ塔へ上がり、〆の夜景観賞へ。

うーむ。
大倉山ジャンプ台は昼間よりよく見えますが、全体的に暗くて寂しい印象です。
街の夜景のキラキラ感がないんですね。

空の明るさが消えると、さらに寂しくなってしまいました(汗)
雪明りもなくイルミネーションもない時期なので、仕方ないのかも知れません。
やっぱり、雪がある12月から2月に来ないとダメなのかなぁ。

下に降りると、大通公園側だけライトアップされていました。
4月末には3階にレストランがオープンするとのこと。
レストランから見える範囲だけでも華やかになるといいですね^^

(4日目に続く)

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