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人生の迷子。

自分を知る。

2018-04-05 13:08:16 | 日記_2018


初めて「自分の事が書いてある!」と思いました。

敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本

仕事の合間に書店で見つけて、「コレ、自分の事じゃない?」と思って即購入。
「自分の事だ」と思うことがつらつらと出てきて仕事に戻らないといけないのに涙でぼろぼろ。

HSP( Highly sensitive person/ハイリー・センシティブ・パーソン)、日本語訳では「とても敏感な人(高感受性の人)」

自分がそれだと確信したのは、2017年の終わりが近づいた頃。
ネット上にあるセルフチェックのリストを試してみたらあっという間にボーダー値を超えて。
「こどもがそうかも」と思ったら親がやってみるチェックを母親に「子供の頃を思い出して」やってもらったら、母が先回りしてやっていたことを除いてもボーダー値を超えているので、ああ間違いなくこれなんだな、と確信できました。

結婚してから、引越すたびに土地に慣れるのに時間がかかって慣れてきたらすぐ引越。
地元に戻った時でさえ慣れるのに時間がかかって、どうして普通と思われる事が出来ないんだろうとずっと悩んでいました。
複数の事を頼まれると必ず一つ忘れてしまって怒られたり、雑音が耳障りで集中できなかったり。
怒られると自分自体の存在を否定されたような気になったり(この世の終わりみたいな気分になるんですよ)、生きているのがしんどくて。
何でこんななんだろう?と悩んで悩んで。
それまでADHDではないかとか、自閉症スペクトラムではないかとか、アスペルガーかもとかいろんなことを考えていましたがどれも違う気がして、何なんだコレ、とずっともやもやしていたのがこの本に出合ったことでパーッともやが晴れた気分です。
先天性の気質がもとで起きている、敏感すぎるが故に起きている反応だとわかってから、世界がガラッと変わって見えました。
障害でも病気でもなく、気質。
持って生まれた性質なんだな、と。

非HSPの人が大きな情報や刺激だけ取り込むのに対して、HSPは細かい情報や刺激まで取り込んでしまう。
それによって脳に高負荷がかかって疲れやすいのだということも納得。
環境の変化に対応するのも、情報量が一気に増えるので負荷がかかって疲れているんだなとわかりました。

HSPだとわかって取り組み始めたことは以下の通り。

・肌も敏感なんだろうと化粧品も敏感肌用に方向転換。(すでに半分ぐらいはしていましたが、残りも全部シフトしました。)
・水道水も浄水器を付けて残留塩素を除去。
・お風呂のお湯もシャワーも塩素を取ったらお湯が柔らかい気がしてならない。
・食べるものは家族の健康にもきっといいはず、と少しずつ健康によさそうな無添加とかいろいろ考えながらじょじょに移行。
・スナック菓子をちょっと多めに食べると体調が不安定になるような気がしていたので、おやつ類も見直し。
・部屋の照明もできたら抑え目に、お風呂の照明は脱衣所のもので浴室の電気は消して入浴。(リラックス効果抜群)
・寝室は豆球もつけず真っ暗にして、光刺激を減らして寝る。(デジタルクロックのLEDが若干眩しい。)
・液晶画面を見ない時間を増やす。(スマホいじりの時間が凄く減りました。)
・テレビは一人の時間が多くてなんとなくむなしいが故のつけっぱなしを、ほとんどつけない生活にシフト。(どうしても見たい番組は録画して元気な午前中に一気見)
・外の音や生活音はどうしようもないので、音が気になりすぎるときはイヤホン装着。
・外に出るときは色眼鏡orサングラス着用

これらの外的刺激を取り除いたり減らしたりするだけで、ずいぶんいろんなことが改善されました。
少なくとも以前よりもいろんなことを意欲的に取り組むようになって、生活がしやすくなりました。

いい大人なので本に書かれているケースの中で自分で帳尻合わせをしてうまく適応していたものもありましたが、それでも漠然と不安に感じていたことが一個ずつ理由がわかって解決していくと心持もポジティブになりますね。
自分の特性(気質)がわかったので、これから少しずつ自分のできることをやっていきたいと思います。
HSPだからではなく「自分だから」できることを見つけていきたい。
そしてそれを少しずつお届けできればと思います。




それでは、今日も愛と光にあふれた一日でありますように…。
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