北海道犬ムサシ

ムチャな雑感!

ムチャ部屋からのフリー

2016-04-21 15:53:50 | ペット
オカンが脊椎の圧迫骨折をした昨年の暮れより
我が家のリビングは椅子式に変更した。
それまでは、座卓を置いて食後はその場でゴロンしながら
TVが見られるようなスタイルを好んでいたが
さすがに腰痛を伴う圧迫骨折では
そういう生活スタイルは変えざるを得なくなり
急遽椅子式に切り替えた。





それはムチャにも大きな利益をもたらした。
リビングでのフリータイムが増えたのだ。
座卓では、食事中に周囲をウロウロされたら
落ち着いて食事が出来ないが
テーブルなら大丈夫!

テーブルの周辺では食べ物をあげないことにすれば
しつこくおねだりすることもないし、
ムチャも我々も楽しい時間が過ごせる。



北海道犬のパワーも歳と共に落ち着いてきたので
最近は道犬とのペット生活を楽しんでいる。
また高齢と共にムチャの春先の抜け毛も随分減って

犬も歳をとることは悪いことばかりじゃないが
そろそろあの日から1ヶ月半余り経つので
次の発作を警戒しながらの日々である。

ムチャの涙

2016-04-15 08:54:11 | ペット
「犬の涙」のハナシは他のブログでも書いている方がいて
知ってはいたが

本当に犬って涙を流すの?

と、疑問に思っていたオカン。

あの日の夜、息子たちが帰ってくるまでの時間は
ムチャと、オトンとオカンだけの「お別れの時間」だった。

もうムチャも長くはないと察した私たちは
ムチャの体をさすりながら
彼の小さい時からの思い出話をし
これまでの数々のエピソードを語り合いながら
留守番の多かったムチャに詫びたりしていた。

そのとき、ムチャの目にはいつの間にか涙がたまっていて
スーッと目から頬に伝わっているではないか。

思わずオトンと顔を見合わせ
ムチャが泣いてる」 と。



しかし犬が涙を流すときは
悲しくて泣いているわけではないとか。
目に異物が入った時が大半なのだとか。
(http://tsunayoshi.tokyo/c/0cf1168113388e98fe0a7a6784183f999146d993参照)

それにしては余りにもタイミングが良すぎるので
私たちは「あの涙」はムチャも状況を察していたのだと勝手に解釈をし
感動したのだった。

が、

真実は、どうだったのか?
ムチャに聞いてみたいものだ。


ムチャの病気の経過②

2016-04-08 15:00:45 | ペット

今年2度目の発作は、3月の初旬の雛祭りが過ぎた直後だった。
まさかこんなに早く、似たような発作が起こるなんてこれは只事ではない、
とオトンとオカンは直観した。

しかも一日に2回も。
午前中の1回目の発作が今回は簡単に回復したと喜んでいた矢先
その夜にも2回目の発作が。
定期的に痙攣をし、意識も朦朧とした状態だった。
私達はずーっとムチャの傍で様子を見守るしか術がなく
とにかく体を支えて、手足をさすり、頻繁に声掛けをした。
こういう時は犬自身も不安なのだろうからと
ひたすら安心させてやりたい一心だった。
時にはよだれもたらたらと。
午前中の時に比べて重症だと感じ、歳も歳だし今回はダメかもと覚悟した私達。
すぐに息子たちにメールをし、ムチャの状況を告げた。
「今回はヤバイかも」と。

長男と次男が帰ってきたのはその夜の11時半過ぎ。
近くに住んでいない三男が帰ってきたのは翌日(土曜日)の午前中。
みんながそろうまでとても時間が長く感じられたが
その日の夜はオトンがムチャの傍に布団を敷いて
つきっきりで看ていてくれたのでオカンは少し仮眠できた。
が、夜間にどのように容態が悪化するかわからず不安な夜を過ごした。
しかし朝まで何とか小康状態を保ってくれたムチャ助

よく頑張ったね。


翌朝、元の元気はすぐには戻らなかったけれど
ちょこっと立ち上がったり、よろよろ歩いたり…。
それだけでも私達はとっても感動した。
でも少しでも動くと、放ってはおけない危なかしさがあり、
常に誰かが見守っていなきゃいけない状態がしばらく続いた。

当分は「要介護状態」だ、と覚悟を決め
私達は今後の仕事の段取りやら、
ムチャンポの仕方など練り直さざるを得なかった。