かなちゅうバス全線制覇の記録

神奈中バスを全系統乗りたい!

【三51系統】三ヶ木⇔半原

2009年12月04日 | 相模原営業所路線
三51系統(みかげ51けいとう)は、神奈川県相模原市津久井町三ヶ木にある三ヶ木(みかげ)を起点として、青山、関、串川橋、韮尾根を経由して、神奈川県愛甲郡愛川町にある半原へと至る路線です。

途中に鉄道の駅は一切ありません。ひたすら、山の中を走るといった感じの路線です。一部の便では、途中の串川橋で橋本駅行きのバスと接続しています。津久井神奈交バスが運行する委託路線です。

◆みちのり
三ヶ木(みかげ)は、バスターミナルと車庫(相模原営業所三ヶ木操車所)が併設されていて、橋本駅方面や遠くは山梨県方面への路線が発着しています。その中で、南へ下って愛川町方面へ行くバスがこの【三51系統】です。三ヶ木を出ると、すぐに信号を左折します。ここからはしばらく直進です。まわりに木々が生い茂る中、バスは関バス停に着きます。関バス停からは、鳥居原ふれあいの館方面のバスとのりかえができます。まあ、接続は大変不便ですけど。また、途中の串川橋では橋本駅方面へ向かう【橋07系統】とのりかえができます。【三51系統】の一部の便では、串川橋でこの【橋07系統】と接続しています。串川橋を右折してまた南方向へ向かいます。町境を越えてしばらくすると、バスは大きく狭い道へ左折。橋を渡ると、終点の半原(はんばら)です。

◆感想
神奈中といえば、駅と駅の間を結ぶ路線が多いと思っていましたが、山間部にはこのように鉄道駅を一切通らない路線もあるんだなと思いました。ちなみにこの【三51系統】は、2004年に退出意向届が出されていて、廃止の危機にある路線でしたが、途中、津久井高校前というバス停を通るため、愛川町方面からの通学路線としての役割があったので、神奈川県の補助制度を利用して現在も運行されています。私が乗ったのは日曜日の昼の便だったんですけど、確かに乗客は皆無に近かったような気がします。つ012号車が専属で運用に就きます。

◆停留所
三ヶ木-津久井高校前-三ヶ木新宿-青山-小沢-新屋敷-関・宮原-関-串川郵便局前-上長竹-長竹クラブ前-長竹-串川診療所前-串川橋-石ヶ沢-韮尾根-清正光入口-石小屋入口-川北-半原

東急バス【柿05系統】柿生駅前⇔長津田駅

2009年12月01日 | 番外編
柿05系統(かきお05けいとう)は、東急バスが運行する、小田急線の柿生駅を起点として、下麻生、麻生新町、鉄町、鴨志田、日体大、すみよし台、神前橋、田奈駅、片町を経由して、長津田駅へと至る路線です。

1日6本しか運行されない路線です。「免許維持路線」ですが、神奈中の1日1本に比べたらまだましなほうじゃないですかね。東急バス青葉台営業所の路線です。

◆みちのり
スタートは柿生駅から。最近、柿生駅の南口バスターミナルは従来の場所から約100メートル離れた場所に移動しました。そこから発着します。バスは中型車。途中、柿生駅付近と長津田駅付近に狭い道があるためです。狭い交差点を左折し、【柿05系統】だけのバス停、上麻生を通過。信号を左折して大きな道に出ます。ここからは、道なりに進みます。鉄町(くろがねちょう)を過ぎて、信号を右折。進路を西に変えます。ここからは、バス停が横浜市営バス仕様になってきます。かつて、【43系統】が走っていた名残です。日体大には、青葉台駅のバスがひっきりなしにやってきます。その横を目立たない感じで【柿05系統】は通過していきます。すみよし台で左折。神前橋(しんぜんばし)で右折します。ここからは、市営バスの【23系統】と同じルートを走ります。田奈駅を過ぎて、下恩田で右折。国道246号に出ますが、片町ですぐに右折します。ここは市営バスと神奈中バスが並行して走っていて、片町の次は下長津田というバス停なんですが、この【柿05系統】だけは、下長津田のバス停がありません。したがって、片町の次は2こ先の長津田町バス停になります。信号を右折すると、すぐに狭い長津田駅バスターミナルです。

◆感想
非常に乗客も少なくて、というか自分一人だったんですけど。この路線、先日東急バスが神奈川県に退出意向届を提出しました。つまり、もうすぐ廃止されるかもしれない路線ということです。原因は乗客の少なさ。確かに、あれではやっていくのが厳しいのもよくわかる気がします。

◆停留所
柿生駅前-上麻生-新中野橋-亀井-東京田中短期大学入口-下麻生-麻生新町-早野-鉄町-上鉄鴨志田口-常盤橋-鴨志田-中谷都-三菱化学前-日体大-すみよし台-下奈良-神前橋-徳恩寺前-内田-中恩田橋-中恩田-恩田-西谷戸入口-田奈駅-下恩田-片町-長津田町-長津田駅

※下長津田にはとまりません。

【柿27系統】柿生駅北口⇔若葉台駅

2009年12月01日 | 町田営業所路線
柿27系統(かきお27けいとう)は、小田急線の柿生駅北口を起点として、片平中央、柿生霊園入口、黒川を経由して、若葉台駅へと至る路線です。

休日1本しか運行されない、いわゆる「免許維持路線」です。相模神奈交バスが運行する委託路線です。この【柿27系統】は、以前紹介した【柿26系統】の区間便です。まったく同じルートを小田急バスの【柿24系統】が走っていますが、共通定期券の設定はありません。

◆みちのり/感想
ルートは以前紹介した【柿26系統】の柿生駅北口からとまったく一緒なので、省略しますが、ひとつ特徴的なのが、この【柿27系統】も市が尾駅からの【柿26系統】も柿生駅北口のバスターミナルには入らず、バスターミナルの目の前の道にある神奈中専用のバス停で発着を行う点です。なぜでしょうか?そして、起点はほんの少し違うものの、まったく同じルートを小田急バスの【柿24系統】という路線が走っています。こちらは1時間の2本ほどあるようです。でも、共通定期券の設定はありません。まあ、1日1本だから、設定する必要もないでしょうけどね。柿生駅周辺を走る神奈中バスはすべて「免許維持路線」です。ちなみに、終点の若葉台駅からは鶴川方面へ向かうバスが出ていますが、これは普通に1時間に2本程度走る路線です。また、調布駅行きという路線もありますが、こちらは完璧な「免許維持路線」です。

◆停留所
柿生駅北口-柿生駅入口-寺台入口-片平四丁目-善正寺-片平中央-片平-吾妻-栗木-柿生霊園入口-仲谷戸-黒川分校下-黒川-下黒川-若葉台駅

【柿26系統】市が尾駅⇔若葉台駅

2009年11月30日 | 町田営業所路線
これまで、大和営業所の路線を中心に投稿してきましたが、今回からは町田営業所の路線も仲間入り!!

柿26系統(かきお26けいとう)は、東急田園都市線の市が尾駅を起点として、青葉区総合庁舎、下鉄黒須田口、桐蔭学園入口、鉄町、下麻生、柿生駅北口、片平中央、柿生霊園入口、黒川を経由して、京王相模原線の若葉台駅へと至る路線です。

休日1本しか運行されない、いわゆる「免許維持路線」です。相模神奈交バスが運行する委託路線です。柿生駅北口~若葉台駅間を走る【柿27系統】という区間便もあります。市が尾駅~柿生駅北口間を東急バス・小田急バスの【柿23系統】が。柿生駅北口~若葉台駅間を小田急バスの【柿24系統】が並走して走っています。が、この【柿26系統】は共通定期券取扱対象外の路線です。

◆みちのり
スタートは田園都市線の市が尾駅。市が尾駅には神奈中バスが3路線乗り入れていますが、その3路線全てが1日1本しか運行されない「免許維持路線」です。なので、市が尾駅で神奈中を見ることはかなり稀なことです。そのうちのひとつでもある、この【柿26系統】。駅を出ると、坂を下って信号を右折。国道246号線のガードをくぐってまた信号を右折。青葉区総合庁舎を横目に、直進していきます。このあたりは、まだ田んぼや畑が見られる区間です。桐蔭学園入口も直進。このバスは、桐蔭学園前は経由しません。鉄町(くろがねちょう)を過ぎると、道が急に狭くなります。またここから川崎市に入るので、運賃は210円均一から200円均一になります。ちなみに、横浜市内から川崎市内に跨いで乗車する場合は210円均一になります。バスは下麻生で左折。だんだんと道も広くなってきて、小田急線が見えてくると、もうすぐ柿生駅です。東急バスや小田急バスの【柿23系統】は、柿生駅北口のバスターミナルに入りますが、神奈中の【柿26系統】はバスターミナルには入らず、専用のバス停で乗降を行います。このバス停は、【柿26系統】のほかに、柿生駅北口始発で若葉台駅行きの【柿27系統】、神奈中の免許維持路線ではすっかり有名な、淵野辺駅北口~登戸の【淵24系統】も利用します。どれも免許維持路線なので、バス停にバスがやってくるのは1日3回です。柿生駅入口を過ぎると、バスが通るには明らかに無理がある路地のような道に入っていきます。片平のあたりからだんだん道が広くなります。黒川で信号を右折。小田急多摩線の黒川駅を横目に、バスは直進します。前方に大きなショッピングセンターと京王相模原線の線路が見えてくると、バスは左折。京王線の若葉台車庫を横目に、坂を登って信号を右折。バスターミナルが見えてくれば、そこが若葉台駅です。

◆感想
初の町田営業所路線、まさか免許維持路線から始まるとは思ってませんでした。でも、かなり乗りがいがある路線だと思いました。お客さんはまあまあ乗ってましたけど、全線を乗り通す人はほとんどいませんでした。

◆停留所
市が尾駅-東口商栄会通り(市が尾駅行きのみ)-緑県税事務所-青葉区総合庁舎-上市ヶ尾-大場町入口-水道局青葉営業所前-下鉄黒須田口-中里学園入口-桐蔭学園入口-上鉄鴨志田口-鉄町-早野-麻生新町-下麻生-東京田中短期大学入口-亀井-新中野橋-柿生駅北口-柿生駅入口-寺台入口-片平四丁目-善正寺-片平中央-片平-吾妻-栗木-柿生霊園入口-仲谷戸-黒川分校下-黒川-下黒川-若葉台駅

【市02系統】長津田駅⇔市ヶ尾駅

2009年11月29日 | 大和営業所路線
市02系統(いちがお02けいとう)は、JR横浜線と東急田園都市線の長津田駅を起点として、下恩田、恩田成合、恩田住宅、谷本、緑県税事務所を経由して、市ヶ尾駅へと至る路線です。

休日1本しか運行されない、いわゆる「免許維持路線」です。神奈川中央交通大和営業所直営の路線です。

◆みちのり
長津田駅から乗車しました。発車時刻は休日朝の9時15分。その5分前くらいに、町田バスセンターからやってきた【町72系統】が長津田駅にやってきました。そのバスは乗客を降ろすと、行先を[市02 市ヶ尾駅]に変えて、前扉を開けて乗客を乗せます。ですが、利用客は自分一人だけ。市が尾に行くのに、わざわざバスで行こうなんて人はいないようです。だって、バスは210円ですが、田園都市線は120円で長津田から市が尾まで行けます。結局、自分以外の乗客を乗せることもなくバスは発車。信号を左折し、片町を過ぎると国道246号に出ます。町田に行くバスは、246に乗るとすぐに外れた道へ左折しますが、このバスは直進します。ひたすら直進します。途中、信号もあまりないのでどんどんバス停を通過していきます。実際に時計で測ったわけではありませんが、かなりの早着だと思いました。恩田住宅までは、東急バスの長津田駅入出庫線と、恩田住宅からは東急バスの市が尾駅入出庫線と並走します。東急バスのほうも、「入出庫線」ですから、ダイヤはバラバラ。ほとんどが1日1本です。しばらく走り、東名高速の横浜青葉インターの看板が見えてくると、左折。下の道に入ります。谷本のバス停を通過し、信号を右折。さらに信号を左折して、東口商栄会通りを過ぎると、もうすぐ終点の市ヶ尾駅です。

◆感想
いつか乗ってみたいと思ってましたが、期待通りの免許維持路線でした。ちなみに、市が尾駅は「が」と表記するのが正しいんですけど、この【市02系統】では市ヶ尾駅と「ヶ」と表記しています。これは、駅名は「が」なんですけど、地名は「ヶ」と表記するので、神奈中は地名のほうの「ヶ」で表記しているというわけなんですかね。でも、車内にある路線図と神奈中ホームページでは「が」になっていますけど。

◆停留所
長津田駅-長津田町-下長津田-片町-下恩田-浅間下-恩田成合-恩田橋-恩田住宅-再勝坂-谷本-緑県税事務所-東口商栄会通り(市ヶ尾駅行きのみ)-市ヶ尾駅