症状 機種 DELL INSPIRON 1150 CELRON2.4Ghz メモリー 512k (純正256KBに、他社メーカ 256MB拡張) IーTUNEで転送していたり、アプリを実行していると、突如 電源が落立ち上がらなくなる。ということだそうだ。 |
再現性の確認 まず、症状の再現を行ってみる。i-tuneで音楽を再生させながら、ウィルスのオンラインスキャンを実施し、パソコンに負荷をかけてみると30分、突如として電源断になった。 再度、繰り返すが同様の結果。再現はするようだ。
対策1 ノートパソコンにある電源管理が、なんらかの原因で、うまくいっていないかもしれないと思い、コントロール電源オプションの設定で、HDD、電源を全てOFFとなるような設定を行い負荷試験するもNGとなった。
対策2 この手の故障の場合、メモリーも故障が考えられるために、メモリースロットに2枚メモリーが、入っているが、まず1枚を外して純正メモリー一枚256KBとして、同様の負荷試験を実施し、再現を確認。次に純正メモリーを抜き、増設した256KBのメモリーのみで負荷試験するも再現を確認。
対策3 熱暴走によるものと考え、ファン、ヒートシンク、通風穴のゴミ除去を行う。 まず、パソコンを分解しなければならない。DELLのサイトに分解方法が掲載されていた。 http://support2.jp.dell.com/docs/systems/ins1150/ja/M3902A00.pdf
分解する 分解方法は、大方のノートパソコンの分解と同じです。 1 キーボード上部にある2cmx28cmくらいのプラスチック板を、右側からマイナスドライバーで、こじあけ破損させないように、ゆっくりとまでもっていき外す。液晶のヒンジ部もあるので、液晶と本体を水平にしていほうがいいだろう。
2 キーボードを固定している4本のネジを外す。本体とキーボードを接続しているコネクタがあるので、本体側のソケットを外す。
3 本体のシールド金属板を外す。ネジは、真中より左の1個だけ
4 CPUを冷やすヒートシンク、パイプが一体となったアセンブリーを外す。大きめなネジ4本 CPUと一体となっているので、外す際には注意。ゆっくり外そう。CPUピンが曲がるとやっかいだ。
5 ファンを外す。小さなネジ3本と、本体のファンコントローラのソケットを外す。
ネジ1本
6 ファンが外れるのでエアークリーナで清掃。
7 ヒートシンク部にエアークリーナ。ここが凄かった。綿ゴミで一杯。これが原因だ。 エアーで、かなり吐き出すことができた。ついでに排気口もエアーをする。
8 組み立てだ、アセンブリーを入れる時は、CPUソケットに挿入する時は要注意だ。CPU挿入時、レバーがあるのでずらして入れれば問題なし。へたをするとCPUピンが曲がってしまい、起動できなくなりので、この作業は、一番注意しなければいけない。
9 組み立て
結論 負荷連続試験をして、全く問題が生じず、良好となった。このコンピュータの冷却構造を見て、定期に清掃作業実施しなければと思う。ほこりのつかない構造もしくは、ゴミが付着しないようなう自己清浄機能があれば、このような故障は発生しないだろう。
あと1年半は使用したいので、クリーニングしてみようと思います。
ありがとうございます
ボクにもできるかな???(笑
やって動かなくなって仕事のデーターとばさないようバックアップ取らなくては!
またエアークリーナースプレーも買ってきます。
大変参考になりました。
ありがとうございました。
http://supportapj.dell.com/support/edocs/systems/ins1150/ja/M3902A00.pdf
電源も長押ししなくても押したら消えるように
CPUのピンは曲がってないのに (;^_^A